以前からモニターキャリブレーション調整(パソコンモニターの色合わせ機器)はモナコを使用していたのですが、現在使用している三菱のRDT241Wに変えてからなかなかうまくセンサーが反応してくれず、苦労しいたのですが、ここは思い切ってモナコに見切りをつけ新しいソフトを購入することにしました。
それがこの製品です。スパイダー2プロというものでした。X-Right社の「i1」にしようかどうしようかと迷ったのですが、アイワンはエントリーモデルからいきなり次のラインナップでバカ高になるので諦めました。それぐらい儲かっていたらいいのですが、儲けよりもやりたい事を優先した商売内容なので今のヒゲは無理なのでした。
またこの色の話はなにかとシビアにこの業界ではみんな声をあげていますが、ヒゲは以前から思っていたのが、現時点の色の管理については「ほどほど」で良いのでは?でした。あまりに他の色管理の話を見ていると「ほんの数ミリでも違ったらアウト」的な内容や言動が多いと言うことです。
これも薪ストーブになんだか似ているのでした。もっと肩の力を抜いて取り組めば?でした。色に関しては見ているモニターの発色が「青」なのに「緑」だったら大変です。しかし商売ではほんのわずかなズレはうん十万もだしてキャリブレーション調整ソフトを購入するよりは、そこそこ4万~5万ぐらいので必要最低限は確実に性能的に持っているのがわかりましたから、そんなに言わなくていいんでは?でした。
なんせうん十万かけて調整しても、紙媒体になるにしてもWeb上で見るにしても、その人間の目玉の性能がみんな違っていて、それも右と左でまた色合いが微妙に違って見えていて、キャリブレーションを合わせてはいても、それで合わせていてもみんな見ている色が微妙に違っていて、紙になったら紙の質、種類で違い、蛍光灯の色で違い、そこの見る環境の壁等で違い、印刷するインクの違いで違い、その日湿度でインクの乗りが違い・・・・まぁはっきりいって今多くのプロが追求している事はそこまでする必要ない気がしてなりません。
しめくくりは・・・そこまで重箱の隅を突くような事してまで追求することによってエネルギーや資源を使っているのですから、そんな事やめてもらいたい!でした。(かなり本音です)<地球が無限蔵の資源星なら別ですが、そうでないのですから>
全くもっておしゃる通りです。私も全く同感です。重箱の隅をつつくようなことよりも、もっと他に大切なことがあると思います。
返信削除モニターのキャリブレーションは機械である程度できていれば大きく外れていることはなく、後は微妙なところ、好みの問題となってきてしまいますよね。
私の使っているオモチャみたいなものだって特別不満はありません。
かわはらさん
返信削除印刷物になって上がってくるときに、そこの印刷屋さんとの細かなタイアップがない限り色を厳密に合わせる事は不可能です。これらを話題にしている人達は大きな博報堂や電通などの仕事を毎回こなす方々とか、どうしても細かい事が気になる正確の人ではないかと思っています。
ちなみに、意外と長年デザインなどこなしてきた知り合いのフォトグラファーでありデザインナーの人もいまだん十万もするキャルブレーションなど使わずに仕事をこなしておいでです。(ヒゲよりもイラストレータや印刷の事などよくしっておられて教えて下さっています)
後は、カメラと同じで、大きなカメラを使っていないと仕事がこないぞ・・といった具合のものではないでしょうかねぇ。イオスキッスではダメよみたいな・・・ほとんど変わらないのに・・・。でも最後のこのみため、が一番重要視されているような・・・(キャリブレーション調整ソフトはアイワンのデザイナーLTを下でも使っていますから・・みたいなセールストークでしょう)
>重箱の隅を突くような事
返信削除私もそう思います。
ただ、私の場合はちょっと大雑把過ぎるきらいがありますが・・・。(笑い)
例えばプロジェクターやテレビの画質の件でも、「オマエらは映画を楽しみたいのか、それとも機械の自慢をしたいのか」と言いたくなる時が有ります。
まあこれはユーザーの話ですが、果樹農家の立場から言っても、スペック偏重で本質から離れてしまう弊害が最近明らかになってきています。
狸猫@熊野さん
返信削除やはりそうなんですねぇ、音楽、映画にしてもハードに拘る人と、ソフトに拘る人とにわかれますですねぇ。
(どちらでもない人もいますが・・それはまぁ興味ない人ということで・・笑)
ヒゲもどちらかと言うと「ソフト」系なんです。ハードはある程度の所で、そこからそれをいかに効率よく働かせるか!ですねぇ。
そしてそれをとことん使い倒してもうこれでは限界か!と来たときに最新を購入します・・が・・・その時に購入したものがなんとも仰天するぐらいに進歩してカルチャーショックの嵐が巻き起こります。爆!
今の人は車やバイクなどそうですが、かっこいいパーツや宣伝文句でごちゃごちゃつけてノーマルよりパワーが落ちたり、アライメントが崩れたりしてそれを平気でわからず乗っているかたがかなりです。
そういった人は機械を顕微鏡で見るような感じで見て細かなスペックを話題にするのですが、しかしトータルバランスと言う面をなぜか無視しているのが殆どで、とても心地よくない機械になりはてています。
このバランスってまずはメーカーの出荷した状態が開発費をかけて研究された結果のものですから、これをしっかりしらないと、そこからのチューニング(調整)はまず不可能です。
ですからよくヒゲは若い子のバイクなど調子が悪いと言ってきたらアクセルのワイヤーにオイルを通して、金具の小さなひっかかりをちょっとコンマ数ミリ削ってやってなめらかに動きをするとか、キャブのバルブ開閉のワイヤーをスムーズにしたりと普段駆動する所をちょっとグリスアップするだけで、エンジンチューニングでもしたのかと言ってきます。
面白ものですねぇ。