2/05/2009

乾燥薪を手にするためには

 よく薪ストーブの記事には『乾燥薪が大切』ととにかく乾燥、乾燥と薪は絶対に乾燥してないと使ってはいけないような感じに書かれている。

 勿論、乾燥は大切だ、出来るだけ乾燥がいい、、がしかし!薪ストーブを初めて始める人に乾燥薪がそんなに簡単に手にはいるだろうか?ネットで買え?むろんそれも方法のひとつだが、思い立ったら吉日とばかりに立ち上げたユーザーでそんなにお金がかけられない人達もいるのが事実だ。

 そんな所を無視したとにかく乾燥薪でないとダメみたいに乾燥を言いまくるのも気持ちの良い感じが正直しない、上記のような人達をまったく無視した感じがたまらなく好きでない。

 だから薪ストーブが好きで色々とアドバイスを載せてもらえるなら、そんな事情の人達にも考慮した情報も欲しいと考えてしまう。

 乾燥薪がそんなすぐに用意出来ない人にはこうして燃焼させてストーブが運転できるとか、一年も二年も乾燥させずにでも薪は使えるやりかた、実証している人などをピックアップするなど、、

 これら特殊な情報を入れないと、それではただ単にそこらの薪ストーブ配信サイトと変わらなくなってしまう。お約束の情報ばかりに、、

 ヒゲはとにかくことごとく違ったやりかた、御法度なやり方を実践し、それで行ける方法を紹介するようになるべく心がけている。

 今、里山でこの記事をアップしていますが、ヒゲの所の薪は全て未乾燥薪の分類に入ります、(普通に言われている薪ストーブユーザーが言っているのでは)しかし運転しないと暖はとれません。過去エントリでもこれに似た事を書きましたが、ネットで高い薪をシーズン分買うわけに行きません、そんな人間は薪ストーブするなとはいわないでしょうが、そんなユーザーには未乾燥を使う道しかありません。

 こんな複雑な思いを胸に抱えながら、里山の樫をカットしています。

 ん〜また厳しい事言ってしまった(>_<)

13 件のコメント:

  1. 未乾燥の薪も程度が色々ありますから一概に言えないですよね。

    「真夏に切り倒して木口から水が滴るようなものを薪割りもせずに丸太のまま日陰のじめじめしたところに放置して腐る方向で熟成しているもの」でも燃えるだろうと考える人もいるかもしれません。

    実際に自分で色々な状態のものを焚いてみれば身をもって理解することができるのですが、文字だけだと限界がありますよね。

    ちなみに私は上記のようなものも炉内に放り込んでみたことがありますが、その時はすごかったですねぇ。まるで消火器で火を消すかのごとく炉内の炎が出なくなりました。

    どの程度の乾燥度合い、未乾燥度合いというのも経験で身に着けていくしかないのでしょうね。

    それから欧米製の高級機ほど薪を選ぶということなのかもしれませんね。

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  2. かわはらさん

     そうですねぇ、度合いと言うものを個人個人が見据える目をもたないと、すでにどう解説しようがまったく無駄になってしまうという事かもしれません。

     この場合、かわはらさんが仰っている薪に丸太は確かに難しい、ですのでそれは「燃えにくい」として解説したり情報とすれば正解ですねぇ、ただそれだけで終わらず、北海道の人がやっているように、そしてヒゲのこの地区の人もやっていたように「秋ぐちにカットした薪をその冬に使うことも昔からやっていて、未乾燥薪はちまたでいわれているように使えない事は全く無いのです」と紹介していかないと、ますます「薪は乾燥しないと使えない、使ってはいけない」風潮がどんどん蔓延してしまうと感じます。

     言い換えれば

     完全乾燥薪の良いもの=欧米製高級薪ストーブ

     未乾燥薪(カットしてある程度日のあたる場所に日にちが経っていないもの)=中国製薪ストーブ

     としてみるとわかりやすいと思います。

     同じ暖はとれるのにちょっとコツがいるけれどしっかり使える、たまに製品によっては粗悪品が確かにあるが、しっかりものを見れば普通に使える。

     となるのではないかと・・・

     ぐちょぐちょのような薪は粗悪な中国製の品にあたってしまったもの、でも普通の未乾燥薪は、先代の人達が普通に薪として燃料として普段つかっていたもの、中国製の普通の薪ストーブと同じ感じです。

     乾燥薪は、そりゃぁもうパーフェクトみたいに至れり尽くせり、しかしそんなものでストゥーピッドな使い方をしてしまえばなんにもならない、完全乾燥薪でも、ケチって絞って絞って使えば全然温かくならない・・・・

     ようは使い方!となるのではないでしょうか。

     ですので、未乾燥薪でもしっかり使えるをアピールしていかないと、過去の技術(テクニック、生活の知恵)がなくなってしまいます。みんな薪は1年以上、乾燥させないと使えないんだぁと信じきってしまっては大変です。この概念を壊していかねば・・・

     

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  3. ところで、乾燥している薪と、十分に乾燥していない薪とで、煙や臭いの出方は違いがありますか?

    煤が煙突内にあまり付着していないことから全般的に高温で焚けていることは推測できますが、未乾燥の薪で燃焼にブレーキをかけている時の状況が知りたいです。

    我々のように多少煙を出しても問題ない環境と、住宅街で窓を開けたら隣の家の窓がすぐ目の前という場所もあり、そういうところで薪ストーブを使っているユーザーもいますので、乾燥していない薪を焚いた時の状況を知っておきたいです。

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  4. 確かに、煙の出方は気になります。
    いくら冬で、周りのお宅も窓を閉めているからといって、迷惑かけちゃだめですよね。

    うちの場合、かわはらさんがご指摘されるように住宅街で薪ストーブを使用します。

    温度を上げているときは、ほとんど問題ないとは思うのですが。

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  5. かわはらさん&mimitamnさん

     すみません、実家のPCのCPU換装とOS、アプリの再インストで、ちょっとバタバタです。レスもう少し待ってください。

     煙の件、画像も撮影してますからアップしますね。

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  6. 大変な状況となっていますねぇ。お疲れ様です。

    無事にパソコン復旧するのを待っていますね。

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  7. かわはらさん

     実家のPCはやっと復帰!セレロンからいきなりE6600のコア2デュオになって2.4Gですからもう文句がないでしょう(^^;

     我が家のPCより少し早い感じですねぇ。

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  8. 問題となったのはご実家のパソコンだったのですね。お疲れ様でした。ご両親も、喜んでくれたのではないでしょうか?

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  9. かわはらさん

     70歳を超えた父親がマックからウィンドウズに変わり今シック八苦しております。

     フォトショーや動画を編集しているので、セレロンでは厳しいと思い、この度ソフマップさんの中古でインテルのE6600コア2をゲットし、いきなりパワーアップです。(^^)

     本人はどう感じているのかまだわかりませんが、今日になってもトラブル電話がかかってこないところをみると、なんとかやっているみたいです。

     これに刺激されて、この間お聞きしたQ6600かX6800かの事があったのですよ。で、すでに心はQ6600なんです。でも・・・ちょっと年末から買い物しすぎて・・・支払いを考えたらQ6600を買うのに躊躇してしまっています。

     今日また最後の品、例のスプリッターアックスがきました!今度はちゃんとキャンセルされずにきたので嬉しかったですよ。(^^)v

     メーカー名がちょっと違うような、しかし同じ製品みたいです。日本で12,000円が¥6,666円でした。(ひとつ6がなかったらやばい数字だった・・・(^^;)本体価格は¥2,800です(^^)

     またこれも撮影して紹介しないと・・・おぉ~それとソリもきていて昨日つかったのですが・・・これも撮影して記事にしないと・・・

     あっ、それとマウンテンの内壁ばらしてのメンテナンス記事がまだ出来ていません・・・・

     写真屋するよりも情報記事掲載の仕事が似合ってるのかも・・・・(^^;

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  10. 私もブログにアップできない記事が山積みとなっています。

    薪ストーブの稼動時期はいくらでも書くことが出てきますからねぇ。

    それから私もnnishiさんに紹介してもらった海外直販のサイトから今日、色々注文しておきました。納期が二週間程度なので、楽しみです。

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  11. かわはらさん

     おっ!ACEですかあそこを利用されたのですね。物がきっちり来たらここで紹介しようと思ったのですが、なんならかわはらさんのサイトで紹介されますか?

     ばっちりファイバーハンドルのあのモールでした。ただメーカー名が変わっています。でもメキシコ産なので同じ会社ですねぇこれは。

     でも巷のあのアックスを売っているお店や個人店には申し訳ないかなぁと思ってちょっと紹介を控えてしまいました。

     物自体はOK!nnishiさんが仰られていたように刃の所のビニールがボロでしたが、まぁヒゲはあちらでの生活でこれが普通だったものですから問題なくて、日本人ってとても貴重面ですから梱包等大変だと感じるのです。

     その意味では無駄が多いような・・・資源を使いすぎ!過剰包装などこの国の特許とばかりにすごいですねぇ。リサイクルもヒゲの生活感ではあきらかに欧米の方が進んでいました。と・・・またいらん事書いてますすみません(^^;

     でもね、この国あまりに情けなさすぎ!いらんことに拘って本来に大切なものがおろそかになっている!!
    資源があって広大土地のUSが雑誌とか新聞紙みたいな紙を使って情報書籍としているのに、資源のないこの国がすっごく良質の紙をつかって1冊を1000円以上で売っていて・・・こんな観点から見てもこの国変!と感じていました。

     資源のないくにはもっと無駄をなくさないといけないのに・・・

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  12. 個人輸入したら、日本の薪ストーブ関連のお店から買う半額程度で何でもゲットできる事実ですが、実際に私たちが紹介したところで大きな流れは変わらないでしょうから、販売店に義理立てすることもないと思います。紹介を控えたら、その分こちらに売り上げが減少しないであろう分の1%でも回してくれるなら別ですが、そういうこともないでしょう。

    お得な情報はバンバン紹介して、それを自分の頭で考えて実行する人が損をしないで済むということで良いと思います。

    お互いに商品が届いたら記事にしてリンクを張りあいましょう。楽しみにしています。

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  13. かわはらさん

     なるほど、では少しでもそういった人達の助けになるのなら紹介していきたいですねぇ。(*^_^*)

     さてこちらは送られてきたアックスを使ってみないといけませんねぇ。今は裏山の玉切り作業をメインでやっていて、薪割りが進んでいないのでした、でも6ポンドあると今まで苦労していたものが軽くいけそうです。(^^)v

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