10/06/2010

Blue Age Orchestra (COVER) "SPIRAL"

10月6日水曜日

 この曲を再び聴けるとは・・・・・




 ヒゲの失ってしまった大切なあの人と巡り合った最初のデートの帰り・・・夕暮れの神戸湾岸線のハイウェイの上でこれがFMラジオから流れてきた・・・・

 夕日に輝くポートアイランド付近の港と海・・・・それが眼下に広がり、まるで自分の車が空でも飛んでいるような感じになっていたのを今も覚えている。 誰も車がいなくて自分だけというシチュエーション、まるで映画の世界に入ったような感動の時間でした。

 でも、この曲のようにここからとっても大変な時間が自分にのしかかってくるのを、まるで暗示しているようなものだった。 そして人生でここまで精神的にダメージを受けたことが無い時間を乗り越えたときに、この買っていたCDを見つけることが出来なかった・・・・

 それが・・・・・昨日・・・・なんの脈略もなくいきなり目の前に姿を現した・・・・・あれだけ探したのに・・・・時間はすでに8年間経っていた・・・・

 今はもうあの人はこの世界にいない・・・・・今日はよい思いでも含めて美化しながらでもこの曲を聴いている、、、。 わすれられん曲だこれは(>.<)

 ちなみに、この曲をほんと最初聴いたときは感動してしまった。 この音の構成はちょっとあちらっぽいではないか。 曲調はなんとなくUKっぽい・・・・・u-tubeで動画を見つけたくて探したら「COVER」というバンド名では出てなかった・・・・BLUE AGE ORCHESTRA(COVER)と変わっていた。

 一般受けしそうにないスタイルだけれど、北欧や欧州では馴染みのあるスタイル・・・・歌詞もすごく抽象的で・・・・でもこういうのってあちらの歌では普通かな。

 感傷タイムでした。

6 件のコメント:

  1. こんばんは。
    すごい曲ですね。。
    すごく印象的です。

    学生時代に買った詩集の中に、今でも好きな言葉があります。

    「聴きなれた曲だけを 聴いていたい夜がある」

    大人になるにつれて、その意味がだんだんわかってきました。

    聴きなれた曲って、いつも聴いてるとかじゃなくて、忘れられない大切な曲ってことなんですよね、きっと。

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  2. 素敵な曲ですね。

    でもヒゲMacさんの言葉がとても胸に切なく響きました。

    そして、この曲がふっと浮かびました。
    http://www.youtube.com/watch?v=Zfqusp7s5o0
    もう以前の曲ですが、
    オーストラリアのシンガーのWendy Matthewsの「The day you went away」です。

    この曲を初めて聞いたのはオーストラリアを車で移動中、広大な大地に、すっごく広い青空を見ながら聞きました。
    忘れられないです。
    音楽は、思いも一緒に思い出にしてくれるんですね。

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  3. アベル父さん2010年10月7日 21:16

    皆さんには心に残る1曲があって羨ましい。

    私には・・・残念ながら・・・いくら考えても無い。情けないくらい、音楽は駄目なんですね(>.<)

    ですが、心に残る1冊はあります。マルタン・デュ・ガールの『チボー家の人々』。多感な時代に、魂を揺さぶる1冊でした。

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  4. Rie姉さんへ

     もう古い曲でCDなど廃盤となってましたが、印象的な旋律の曲かなぁと。(^^♪

     聴き慣れた曲、たしかに。 大切な思い出を包んでいる曲ってありますねぇ。

     だからでしょうか、人生の中で音楽だけはなくせませんです。(>.<)

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  5. 三日月さんへ

     ありがとうございます。

     紹介してくださった曲、プロもを見ましたが、いやぁ~なんとも的をついてる・・・・題名が泣けてしまう(>.<)

     素晴らしいです。 映画、音楽から出てくる涙はとっても温かいと感じているヒゲ・・・・多くの人がこうして心から揺さぶられる感動と涙を持っている事の素晴らしさを感じられました。

     ありがとうございました。

     オーストラリアの大地から見る広大な青空を想像してしまいました。 きっとその時に三日月さんだけに与えられた大切な時間なんですねぇ。(*^_^*)

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  6. アベル父さん様へ

     チボー家の人々、初めて耳にして色と調べました。

     大まかなあらすじを記してくださっているサイトがありそれを読んで、ヨーロッパでの戦争の悲劇と人間ドラマを今まで見た映画のシーンを思い起こしながらイメージしてしまいました。

     脚色があるとはいえ、私の一番衝撃だった映画が「戦場のピアニスト」なんです。 あれはショックでした・・・そしてその真反対と言える映画「ヒットラー最後の12時間」でしたでしょうか、あれを見ても感銘を受けてしまいました。

     歴史を動かす激動の中にいる人間達はほんまに大きな花火のようです。 その栄華を照らされる人物に、焼かれてしまう人たちなどと・・・柄にもない言葉を浮かべてしまうヒゲでした。

     それでも、命は今も止まらず歴史を紡いでいっていますねぇ。

     素晴らしい作品をご紹介くださり感謝です(>_<)

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