2/01/2008

雑木林の薪達

雑木林には様々な形で薪になる燃料が落ちている、木そのものが倒木し枯れて朽ちかけている物、枝が折れて腐ってきているもの、後は松ぼっくりや自然着火材の落ち葉である。そもそも日本の雑木林は主にナラ、樫、赤松、クヌギなどで、あまり沢山の種類の高木が存在しないようです。最終的には、日本の雑木林はツバキ、シイ、樫などの常緑広葉樹で構成されるとの事です。いわば雑木林は植物の発展途中だと武蔵野の雑木林を研究されている方々がおっしゃってました。雑木林もまた実は人工林なんですね、人が手を加えている。ただ、原生林まではいかなくても、植林と違い、そこに本来ない木を生息させる様な事はしていない、自然の連鎖の中で形成されているのが今の雑木林
のようです。ですから本当の意味『山は荒れていません』腐る物は腐り、生きていけない物は消え、その形を整えています。石炭、石油の前は、日本ではこの雑木林が薪の調達場所でした。(その他の用途も沢山あります)薪をとらなくなり山は自然倒木や落ち葉でぐちゃぐちゃですが、それは最終構成への時間が長くかかると言った意味あいのようです。一端安定した雑木林はその形を維持し、外来種などが入って来られない様なシステムになっているのに驚きです。山は自然は頭いいですねぇ。

6 件のコメント:

  1. 建築用の杉、ヒノキなどの植林も大きく森の生態系を変えてしまったのだと思います。

    現在は外国産の安い材木があるから、放置されていて悲惨な状態です。

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  2. かわはらさん

    ですねぇ、ここも奥に行けば植林がいっぱい!でも昔きた大きな台風で倒木し、回収する費用もでないので、そのまま腐っていっています。もったいない!

    植林系の所は山崩れが頻繁におきていたりで大変ですね。少しは山に貢献できているのかはわかりませんが、でも掃除している気持ちで柴刈りやっています。(笑)

    山にもヒゲにもメリットがあるのではないでしょうか。

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  3. 我々が薪ストーブで使う分くらいを回収したところで生態系に与える影響は無視できるほどわずかだとは思いますが、掃除していると思って愛情をかけてやるのもいいですよね。

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  4. かわはらさん

    ほんとにそうですねぇ。
    山に愛情を!
    そしたらもっと色々な恵みをくれるかもしれませんね。

    でも色々と考えたら、街中で薪ストーブライフを送っておられる人たちの苦労は並大抵ではないようですねぇ。
    でもその意気込みはすごいです、きっと私などよりももっと強い思いで薪ストーブライフを愛しているのかもですねぇ。

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  5. 薪ストーブとのかかわり方も人それぞれ違いますよね。

    いろんな人のいろんな思いがあって、そういうのに触れるのも興味深いものがあります。

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  6. かわはらさん

    遅レスすみません、どこにどこのレスがあるのか、これがブロガーよくわかりづらくて・・遅くなりました。

    ここ最近は、よそ様の薪ストーブライフを拝見するのが楽しみになっています。
    それに薪ストーブを導入された方は、大いにして拝見させてくれるようです。
    やっぱり自慢のストーブを見てもらいたいですもんね。
    なんだかみなさんのご自宅へレポートしにいきたいですね。

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