5/31/2008

久々のフィルム

 この間仕事で行った和歌山、その時久しぶりに以前紹介させていただいたオリンパスの35RCにコダックのE100VSを装填してちょっと撮影してみました。まだラボに処理をだしていないのですが、どんな具合に撮影されているのか楽しみです。35RCのファインダーはピントがあわせにくく大変で、また被写界深度を浅く撮るためにレンズを開放にしても、シャッタースピードが1/500が限界なので、ちょっと明るい曇りでも無理があり、苦肉の策としてはNDフィルターをレンズの前におくしかないと言う手段です。そこをなんとかしながらおこなったものですので、あまりよい仕上がりになっていない・・いや・・もしくは全滅かもですが・・まぁ上がってこないとわかりませんですねぇ。(ネガなら少々はずれていても写っているのですが、なんせポジですから・・・多分厳しい結果かと・・・)

5/28/2008

水フィルター式

 それではいよいよ水フィルター式というのがどういったものかをご説明させていただきます。

 まずK5500(この掃除機の名前)の裏側にあるこの部分、黄色い所の中央にあるくぼみを押さえて、下のブルーの水タンクを引っ張り出します。


 押しながら引っ張り出すとこういった感じになります



 次に裏側を向いてくれている間に、ついでにヘパフィルターを見てみましょう!!このヘパフィルターは、最近の掃除機で中くらいのクラスからは付いている0.3ミクロンの物質を通さないきめ細かいフィルターなのです。あのダイソンはもちろん、オキシジェンも日立やシャープなどの国産にも必ず付いています。まずは先ほどの黄色のくぼみの上にある排気部分、ここの中央のくぼみを下へ押しながら写真のような感じに引いて開けます。下の方はプラスティックのツメでかかっているだけなので、無理矢理な力ではあけないようにしないといけません。



 意外と簡単にあくので問題はないと思いますが、あけるとご覧のようにヘパフィルターが顔を出します(ハロー!!)このヘパフィルターは交換パーツになるので、約1年間で交換が推奨されています。
基本的にここまで到達する塵や埃もすごいと思いますが(なんせ水の中をくぐり抜けてくるのですから)、このヘパのもう一つの役目は、カタログでは記されていないのですが、モーターのカーボンダストをここで止める役目もしているそうなんです。(ケルヒャー社の電話で教えて下さいました)カーボンダストがどう人体に影響するのかはまだ調べていないのですが・・・。



 さて、先ほどの水フィルターを全部引っ張り出すとこういった感じになります。このブルーの水タンク上にあるもう一つのフィルターは「モーター保護フィルター」と言う物で、水が直接モーターにかからないようにするための保護フィルターなのです。また、少しの大きめのゴミをここでも濾しています。ですので完全3層構造というわけですね。水タンクは取っ手があって持ち運びは楽ちんです。


 上の保護フィルターがついているプラスティックの蓋をとりはずします。


 水フィルターとなるこの水を入れるバケツはこのような感じで、タンクの中に見えるグレーの物はモーターに水がそのまま吸い込まれないようにするためのもののようです。ここへ水を約2L近く入れます。ただし!その時に注意点があります。


 このケルヒャーだけなのかは知らないのですが、水を泡だたせないようにするための「消泡剤」と言うものを水と一緒に入れなければなりません。これはゴミを吸い取り水の中を通していくうちに、水が段々泡立ってきて、その泡がはじけてモーター保護フィルターにかかってしまわないようにするためだそうです。付属で125mlのこのような消泡剤(純正品)がついています。これを1回の水を補給するときにキャップ1杯入れます。だいたい50回分あるとされています。ランニングコスト的にはこの消泡剤が125mlで1,300円、純正に拘らなければ別の工業薬品会社に1キロ1900円ぐらいでありましたから(粉末タイプみたいですが)そちらを使用すればもっとランニングコストは削減できるでしょう。



 ではこの消泡剤をいれて写真の様に水を入れてみました。


 水は最大(MAX)の位置と、最小(MIN)のレベルが刻んでありますから、その範囲内で水を入れます。(これが約2L)となっていますが、どうもまだ少ないように感じます。こうして本体にセットしたらこうなります。綺麗な水です、気分も爽快!ここから掃除が始まります!!し・・しかし・・・これだけ綺麗だった水が・・・1回の掃除で・・・


 ご覧のように、ドロドロの真っ黒に、そして犬猫の毛がこんなに!!・・・・まさしくヘドロですです。これを掃除が終わったら綺麗に洗って乾かすのですが、水フィルター式はこうして毎回掃除が終わった段階で綺麗にタンクを洗って清潔にしていますが(しなくてはならない)、一般の紙パック式やドライのサイクロン式など、掃除が終わってもゴミはそのままですから(満タンにならないと変えないと思いますから)なんとも衛生的にも汚いものをそのまま置いていたと実感させられました。


 ここまで説明させていただきましたが、まとめです。

 ケルヒャー社のK5500は

 1) 設計思想が日本の昭和40年~50年クラスの考え方である。
 2) フィルター式が水なので、ほぼクリーンな排気をしてくれる。
 3) 水が入っているので「重たい」ですので、ご年配のかたや女性には階段などちょっと苦しいかもです。
 4) 常に交換しないといけないフィルターは無いので、その分のランニングコストは大幅に削減できる
 5) 常時交換フィルターはないが、水なので使い終わったら毎回綺麗に洗わなければならない。
 6) ランニングコストが全くないわけでなく、「消泡剤」・「モーター保護フィルター(1年で交換が推奨、毎日掃除ならば2週間に1回は水で洗い乾かす)」・「ヘパフィルター」の交換が必要。
 7) さすがに音は静かとはお世辞にもいえない。(が・・我が家の猫はこれでも掃除機のそばで寝ている)
 8) (1)に属します、手元に電源ON/OFFスイッチはない、電源は本体のみ!
 9) (1)に属しますが、電気コードが手巻き
10) 倒すと水がこぼれますから荒い使い方はできません。
11) フィルターが水なので、詰まらない、結果・・吸引力はほぼ変わりません。かなり強烈な吸引力です。

 以上、ケルヒャーの11戒でした。爆!

 その昔は、この水フィルター式掃除機は高価でかつ詐欺みたいに高い値段で買わせていたやからもいたよですが、今ではとてもリーズナブルで、中国製になるとそれこそ1万円を切っています。しかしこの度は中国製が安くても、信頼あるドイツのケルヒャーが1万7千円だったの、そうであればやはりケルヒャーが良いと思いました。ご家族で喘息やアレルギーに困っているかたがおられましたら、一度検討してみてはいかがでしょうか?ただし・・・重いので平屋の方がいいかもです。

 

ケルヒャーがきたVol.2

 今回はこの水フィルター式掃除機ケルヒャーの詳細を公開してみたいと思います。まずは外観を左右と表裏と公開してみました。

 まずは正面向かって斜め左の様子。デザインは斬新で国産とは少し違った感じがします。ヒゲが思うに、新幹線みたいなデザインのような・・・笑


 今度は向かって右側、いたってシンプルなのがよくわかると思います。なんにも細かい仕様はありません。純粋に掃除機のようです。


 これは後ろ方の様子。後ろを見たときに始めて普通の掃除機でないものが見えてきました。下の青い大きなもの、これが水を入れてフィルターとなる部分です。上は付属の吸引先端道具を差し込んでおくところで、また電気コードをぐるぐるここに巻き付けるのです。これがなんともまるで日本の50年代的感覚です。かなりレトロな・・・


 さきほど説明しましたように、この用にコードが巻けるようになっています。また付属品はご覧のように差し込んでおきます。う~なんとも設計思想が古い・・・のに、デザインはとても未来的!不思議な感覚がするケルヒャーです。メインのそうじ筒は本体右側の側面に差し込み口があり、そこへ差し込んでこのように立てておけます。


 これはヘッド部分左にある大きなスィツチです。この掃除機は手元での電源ON、OFFは出来ないのです。常に本体でスイッチの入りきりをしないといけません。しかしヒゲはあまり苦になることもありません。これだけ大きいとパン!と叩けばスイッチが切れるし入るしで問題なしです。


 ここまでのまとめ! このケルヒャー掃除機の外観部分での設計思想は日本の50年代を思わせる。ほとんど掃除機の機能以外は付いていないと言って良いです。デザインは斬新で格好はいいと思います。ただヒゲの不満はやはり電源コードは巻き付けよりも巻き取り式にしてほしかったと感じます。でもまぁそれも掃除していて困ることはありませんでした、片づけるときにグルグル巻き付けるのが面倒かなぁ~と感じるぐらいです。

 次は水フィルターがどうなっているのかをご紹介!

5/26/2008

ケルヒャーがきた

 今年の春先にダニか何かに犬達がやられたので掃除をまめにしていました。(冬に掃除をさぼっていたのもありますが原因は)

 しかし犬達にノミをダニも見あたらなかったのでよく調べると、どうもツメダニと言う家に常駐するダニようでした、ヒゲもやられました。このツメダニは吸血はせず、家のほこりや塵に住むダニを捕食するそうで、その捕食する時に使うツメがどうもアレルギーをおこすとの事!そこでダニの住処となる埃や塵を綺麗に掃除すればいいのですが・・・気が付きました!!

 今使っている15年前のナショナルの掃除機では(紙パック式)埃や塵を吸い取っても(かなり強力なのですが)排気でそのまま分解されたダニの死骸や糞を空気中に排出していることがわかったのです。これでは意味無しだったのです・・・で、まだまだ吸引力も強い今の掃除機なのですが、買い換える事に致しました。(かなり傷んではいたので)

 我が家では犬と猫がいます、彼らの毛を吸い取りそして一番の決め手はその排気のクリーン度合いでした。色々と調べるとイギリスのダイソンが良さそうだと調べました。口コミ情報も一通り見て、次は国産のナショナル・シャープ・日立も調べて行きました。

 そうしているうちに水フィルター式と言う物を目にし、それを検索。そして行き着いたのがイタリア製のものとドイツの物と国産イズミと言うところの掃除機でした。

 ダイソンは今流行のサイクロン式!でもこれはヒゲの幼少時代は当たり前の機構でしたが、排気のクリーンはダイソンがなかなかですが、それでもダニの粉砕した死骸や糞のような0.3ミクロンより小さいものはそのまま素通りなのです。そこまでも通さないものはエレクトロラック社のオキシゲンと言う掃除機!しかしまてよ?このエレクトロラック社ってたしかハスクとポーランの会社だよなぁ~と思い出しましたが、交換フィルター式でランニングコストもばかにならない!本体も8万円ぐらいとお高い・・・で・・・却下!(排気のクリーン度合いは理想的です)

 色々と吟味したあげくに出した答えは「水フィルター式」でした。これは排気がほぼ100%(実質99.99%)のクリーな排気で、自分が吸っている空気よりも綺麗になのです。なぜか?それはこのフィルターは「水」だからなのです。

 そして水フィルター式でお値段も手頃かつ信頼性のある会社と言うことで、日本にもブランチがある「ドイツ・ケルヒャー社」に決めました。なんとお値段が探しましたら通常が6万円ぐらいのものを楽天などで3万円、それが今1万7千円!!これなら失敗といっても取り返しが付くか?と思い購入。

 もちろん購入するときに国産のサイクロン式と水フィルター併用式イズミのハイブリッド掃除機をかなり強く考えました。


 しかしここの会社とは直接商品説明を聞くのに電話対応が会社のHPに電話番号がなくメールフォームだったので諦めました。やはり即座に対応してくれるような電話の繋がるメーカーが良いと判断し、一度ケルヒャー社の広島支店に電話をかけたところ、丁寧に商品に関してお答えしていただけました。

 さすが世界の美術館や世界遺産の清掃装置を作っている会社です。(あまり日本では馴染みがないみたいですねぇ)ケルヒャー社はなかなか有名な会社みたいです。

 これは外ボックスで、このような箱に入ってやってきました。


 箱をあけると、掃除の延長筒と中にホース・本体が入っています(当たり前ですねぇ~笑)



 一通り組み立てるとこんな感じになりました。あっ、左上のテレビの上で寝る猫は無視むし!テレビもあるだけで電源もつけないのであのまま猫の昼寝場所です。


 これが付属品ですが、なんとも簡単なものばかりでこういった所は今の国産のものから比べるとちょっと物足りないかもです。カーペットなどを掃除するとヘッドは国産ではモータとダブルブラシが回転してゴミをかき出し吸い込んでいくようですが、これはまさしくレトロなオーソドックスタイプです。


 ここまでの説明では全く魅力がわからない、感じられない掃除機なのですが・・・しかしこれが驚く能力を発揮するのです。それらの解説はまた明日ですです。
  

5/23/2008

24日から


 明日からちょっと出張に行って参りますので、26日までブログはお休みとなってしまいます、申し訳ありませんです。

5/21/2008

久しぶりの映画

 昨夜は映画を見ました。冬は薪ストーブをつけてよい雰囲気で見ていたのですが、これからはそうはいきませんけど、でも映画は面白ですし色々な人生を勉強できるよいメディアだと思っています。

 鑑賞したのは去年日本では9月に公開予定だったのですが急遽中止になってしまった映画「エバン・オールマイティ」(EVAN ALMITGHTY)と言う作品です。

 注意!「この記事は多分ネタバレオンパレードなので、ご注意くださいませ」

 これは前作「ブルースオールマイティー」の続編で、前作の主人公だったジムキャリーのライバルだった「エバン」(スティーヴ・カレル)が主人公で、ニュースキャスターから一挙下院議員の座に上り詰め、出世の道を進んでいた矢先に・・・神(モーガンフリーマン)に会いいきなり箱船をつくれと言われてしまうのでした。



 最初は神も信じないエバンだったのですが、剃っても剃っても一瞬で生えてくるヒゲに髪の毛、やたらと周りからエバンに近づき集まる動物や鳥たち、、、とうとうエバンも箱船(アーク)作りをすることに仕方なく決め、家族と共同でそれを成し遂げようとするのですが、



 しかし大物議員とのプロジェクトを同時に進めていたエバンは議会で変わり果てたその様子(まるでノアそのものに)と箱船の事を告白し全国版のTVの前でその変人度合いをさらけ出してしまうのでした。


とうとう奥さんは子供達と家を出てしまうのですが、神様が奥さんにレストランの店員となって現れある言葉を残します。

「忍耐を祈れば、神は忍耐をくれると思うのかい?それとも忍耐のチャンスをくれるのかな?」

「勇気を!と祈れば、勇気をくれるのかい?それとも、勇気のチャンスをくれるのかな?」

「もし、家族の絆を!と祈れば、神はあったかい温もりをくれるのか?それとも愛し合うチャンスをくれるのかな?」

このセリフがこの映画の中で一番の素晴らしいものでした。



 家族に見放されそれでも一人で黙々とアークを作っていくエバン、しかしここから本当の家族での作業でアークを建設していきます。(面白いのが、ちゃんと神様がエバンのために「箱船の作り方」と言う組み立て説明書、全ん百ページの冊子を渡してくれていると言うのがコミカルでした)


 いよいよ箱船が住宅地8区画分にて完成します、それまでに多くの野次馬とマスコミが笑いとネタを中継するためにやってきています。(ちなみにアーク「箱船」は本物でCGではないのですこの区画につくられたのは)


 ここで洪水の起こるリミットが完成したその日で9月22日、エバンは世界中から神によって集められた動物のペアを箱船に誘導します。その時に神が渡したのがこの誘導杖!まるでドラえもんみたいな感じで、ちゃんと杖に添え書きがしてくれているのがまたコミカルでした。笑


 ひとたび杖を高く天に突き出すと動物たちはアークへ向かって歩き出します、本物とCGの合成だそうです。



 ところが周りの住人や野次馬達は洪水どこから、炎天下続きで雨の一粒もふってこない天気にエバンに対して罵声をあびせ物笑いとしてしまうのでした。(よくある話しですねぇ、しかし我々も実際形が変わってこんなシチュエーションになったら彼らと同じ行動するのではなでしょうか)



 とうとう行政から箱船撤去命令が下され鉄球のついたクレーンが持ち込まれます。

 
 奥さんがエバンを説得しに必死になります、エバンは神の言葉を信じ続けています、鉄球がくるまでいよいよ残り1分となったとき・・・・エバンはずっと協力しつづけてくれた3人の子供達の方へ振り返り決断をくだします・・・・

 とまぁ~こんな感じでクライマックスがやってくるのですが、個人的にはとても楽しめて中だるみもなく、とても面白くまた感動させていただいた作品でした。なんだかこの2作目が1作目より興行収入が悪かったようなのと、聖書のお話はあまり日本の人には馴染みがないと言うことでユニバーサル自体が日本での公演を却下したという事だそうですが・・・実際の所はよくわかりません。

 しかしこの作品、レンタルされていますから是非興味のあるかたは一度ご覧になってはいかがでしょうか?

 公式HPはこちらです(英語ですがトップに予告があります)

5/20/2008

夏の準備

 今日はすだれやそれを止める金具などをホームセンターで買い物をし、これからくる暑い夏の準備をしていました。薪ストーブのある部屋は窓枠にはめ込んでいる石膏ボードを取り外してしまうことは出来るのですが、あえてそれをしませんでした。なぜかと言うと部屋が南の暑い日を遮ってくれるので、意外と部屋が涼しいのです。ヒゲの居住区は全て窓が南窓なのです、ですのでこれから暑いのですが、おかげさまで西日はあたらないので助かっています。明日は仕事の間をぬってすだれ取り付けをしてみようと考えています。

 写真はくわず芋と雨の滴と花びらです。これからこの季節になっていきますねぇ。 

ものぐさ親父に

 今日は午前中はうすぐもりで、午後から小雨、そして本降りになってしまった岡山楢津です。ここの所ものぐさ親父になってしまって薪割りが全然進んでいません、ですので最後の作りかけ棚が一向に高くならないのでした。笑

 そうしているうちにドンドン玉切りが乾燥して斧が入らなくなってきそうです。里山も今は全然入っていません、なんとも今年の冬にあれだけ入ってどうやら沢山マダニを犬達が貰ってきて、それが五月の丁度良い季候で大発生したみたいでヒゲも犬達も大変な目にあってしまったのです。今はその後遺症で犬達は二次感染で病院に行き、ヒゲも顔以外は沢山かまれてしまってアレルギー反応が収まるのを待っている状態です。

 しかし今年は異常に噛まれました。犬達と寝るのも一緒に12年間いますが、よく噛まれて3ヶ所ぐらいだったのが・・・世界記録になってしまいましたです。今年の冬は掃除をさぼってしまったからかもしれません、なんせストーブのあるアトリエばかりにいましたから、リビング寝室は寝るだけでほったらかしていたのです、大反省です。


この写真はちょっとノスタルジックな車両の中での撮影です。実はアパレルの商品撮影でロケ地に行き、ついでに我が家の犬もそこで撮影したというショットです。昔の鉱山後地に敷かれていた鉄道のなごりで、そこのミュージアムになっている車両なのですが、出入り自由でご覧のように犬達も入れます。(粗相は厳禁ですが)なんだかタイムスリップしたような感じで、駅も当時のまま残されているのです。

 
月に1回は実際に動かしているようですが、運行はすでにしていません。駅の構内も当時のままです。

普通なら撮影許可がないと入れないような線路の中も自由にあるけてなんだか面白かったです。

5/17/2008

金魚のシーズンがやってきました。

 去年の初夏に知り合いからいただいた土佐錦と言う金魚、それと黒らんちゅう達。とても水質がシビアで飼育が難しいとされている土佐錦を、なにも知らないヒゲが夏場毎日水替えをしながらなんとか生きながらえさせられて、初の越冬も外の睡蓮鉢で無事にできようやく春がきたというところです。

 まだ今年でようやく明け1歳で退色もせずに黒いまま、尾びれは綺麗にそれはそれは土佐錦の美しい大きく広がる優雅な形をヒラヒラさせてくれています。



 冬は11月から全く水替えをやめ、餌も全くあたえず、いわゆる餌切りをして睡蓮鉢の水が少し減ったら足してやり、鉢の中の藻を食べて過ごし、ほとんど冬眠して動かないのが金魚の冬の越冬です。

 この時期から週に2回もしくは3回の水替えをしはじめました。3匹いた大きめの鉢にヒビが入りや水が漏れていたので、やむ終えずプラの広めの角箱に今回変えて水は全換え致しました。
(これは水温を会わせている最中です)



 こうして大きめのタライに(100円ショップのです)水をはってカルキを自然で抜きます。今の日差しですと1日で抜けるでしょうからすぐに水替えができます。ただ、夏場はそれこそ朝と夕方二回ぐらいは水替えをしてやるぐらいになるのが土佐錦飼育の難しい所といえるかもです。


 このカメに一杯水を張って夏場は毎日2回水替えが始まります。らんちゅうは二回もしませんが、土佐金だけは2回必要です。


 ヒゲの所は白鷺から青鷺、カラスなど金魚の天敵は至る所にいるのですが、さすが猫が5匹もおりますし、みんな家の前がテリトリーなので金魚を狙えないのでした。もちろん猫達は金魚には興味を示さないので安心です。



 ヒゲの夏は土佐金の夏となるのでした。笑 (品評会にはだしておりませんが、見にはいっております)

5/16/2008

岡山の薪となる原木情報!

 昨日・今日と夕方から出張で小物撮影、なぜか疲れました・・・特に今日は久々に3時間以上立ちっぱなしかなり足が痛くなって疲れが倍増!慣れなんでしょうが、日頃そこまで立ち続けることをしていないヒゲはもう足が痛くなって痛くなって辛かったです。


 そんなこんなで撮影の前にちょっと以前岡山の千両街道と言われる広域農道があるのですが、そこの前を久しぶりに車で走って薪になる原木の様子を見てみたのですが、なんと!水路側へ落ちて傾いた大きな原木も綺麗に岸へカットして山積みにしてくれているではありませんか!!その様子を写真に納められてないのが残念ですが、これは今度いって回収しがいがある!!と判断いたしました。


 もしここ岡山で次期シーズンの原木薪が欲しい方は千両街道へ行ってみられるのをお勧めいたしますです。詳しいことがわからないようでしたらお気軽にヒゲへメールを送ってくださいませ。

 さてこの写真は薪とは全然関係ないのですが、今回写真がないので以前超簡単な簡易撮影セットで撮影した時計とフォトショップで背景を作って合成したものの写真です。そこそこ見栄えがしているので載せてみました。笑

5/15/2008

オリンパス(OLYMPUS)35RC

 ヒゲは写真の商売をしておりますが、実は元々カメラが大好きと言うわけでもなく、好きではあるけれども凝った音楽と一緒で「ハード」よりもすぐに「ソフト」側にいってしまう種族のようです。言い換えれば機械よりも作品、レコードの曲等が主体になってしまうのでした。

 ですのであまり機械に拘りはないのですが、嫌いではないので(幼い頃から真空管などのパーツの中で育ったので)機械はまったく拒絶反応はなく、むしろしらずと構造がわかりバラす組み立てるに関してはなんら問題ないのでした。

 そんな中でこのカメラは頂き物なのですが、とても味のある気に入ったカメラです。オリンパスの35RCと言うカメラでフルマニュアルになる当時プロのサブ機として作られた小型携帯性のいい35mmカメラです。


 メカニカルシャッターですので電気式ではありません、ファインダーは二重合致でヒゲは見ずらいですが被写体がファインダーの中で合致した所がピントのあっている所です。そしてその中に現在選択しているシャッタースピードに適正の露出が表示されているです。

 重さ、大きさともに丁度よいとても気持ちよいバランスです。ヒゲは今愛用しているオリンパスのキャメディアでもこのバランスを感じており、このクラスのカメラがとても好きなことに改めて自覚してしまうのでした。このクラスのカメラで仕事ができればとてもよい仕事ができそうなのですが・・・。(作品作りはこれでも大丈夫ですが)

 このカメラの仕上がりはとてもゆるい感じの絵で、また開放2.8のボケ具合も自然な柔らかい感じに思えます。オリンパスのズイコー系レンズは少しアンバー系なのかヒゲはそうかんじるので、暖かい感じがしますねぇ。

 これはネガでの仕上がりをスキャンして処理したもの、なんせフィルムがちょっと古かったのでマゼンタかかっていますが、でもそれもまた作風に一役かっています。完全マニュアルの開放でここまでピンがあのファインダーできて、かなり適当な露出でもラチチュードが広いのでちゃんと撮影出来ているのがすごいですねぇ、ネガ万歳かもです。

5/14/2008

この時期に焚く薪ストーブは

 なんとも肌寒い日が続きます、そしてこんな調子の日にはストーブを焚くか焚かまいかと思案してしまうのでした。焚くと暖かいですが、それを超して今度は暑いとなるのが薪ストーブのネックです。微調整が効かないのでしかたなく窓も扉も全開と言う様子。ご近所からすれば雨もザンザン降って寒いし湿気るのにあそこの家は・・って事かもしれません。

 まぁ焚いてしまえば湿度はさほど問題になりません。それはストーブが湿度を飛ばしてくれるからです。しかし外は大雨で窓も扉も開けるというのはなんだかといった感じです。(雨は降り込んではきませんからいいのですが)

 そして今日のように雨上がりの次の日、また天候は薄曇り・・・肌寒い・・・ん~考えてしまいます。しかし部屋温度は20度・・・なんとも微妙な所です。



写真はこのあいだの週末に撮影した雲と月です。

5/13/2008

せっかくストーブに火をいれたのだから

 寒い雨の日にストーブに火をいれて、せっかく火をいれたのだからって事で天板にパンを置いて朝いただきました。こんがりとそしてパリッとサクサクのパンが出来上がり!ここでもガスや電気と違って木々からもらうエネルギーで出来上がった料理はとても美味しいのでした。ありがたやありがたやです。

5/11/2008

久々の薪ストーブ運転

 5月の雨は肌寒いですねぇ、昨日からの雨でしっかり冷え込んだここ楢津。さすがに外気温は10度ぐらいまで落ち込み夕方からも少しストーブを運転していました。

 なんだか久しぶりに見る薪からの炎は心地よさもありながら、体の調子が断然よくなる遠赤外線をしっかり熾火からもらっていました。



 やはり5月ぐらいまではストーブは運転してしまうものですねぇ。いよいよ6月はアジアの気候が本格的になってきます。気持ちよい季節もそろそろ終わりでしょうか。

5/10/2008

雨に濡れる薪達

 静かな雨が朝から降り続けるここ岡山の楢津、外気温はさすがに15度付近で部屋の中もそのぐらいになっています。ずっとお休みしていた薪ストーブに久方ぶり火が入りました。しかし午前中だけの1回きり!合計4本のケヤキを入れて燃焼させたら部屋は26度になってしまいます。

 肌寒い五月の雨ですが、外の薪はどのようになっているのか?ちょっと撮影してみました。もちろん現像処理で色合いをちょっとその日の雰囲気に変えています。

 これは今積み上げている途中の薪棚で、しっかり雨に濡れています。このように雨に濡れることでいっそう乾燥が早くなり、余計に虫も付かずカビも生えません。写真のような太さのものでしたら、薪割りせずにそのまま乾燥させています。



 これはまだ原木のままの桜の木ですでに3ヶ月ぐらいたっていると思います。桜は比較的乾燥が早いのですが、保管の仕方で虫付きになりやすい、ボロボロになっていってしまう等がヒゲの所で起きています。こうして横たわっていても、まだなんだか生きているような感じに見えてしまうのも不思議です。


PS: 写真のフレームはこの間からちょっとブローニーフィルム風にしてみました。よく見ますとコダックのE100VSです。このフィルムはフジで言えばベルビア的な派手な発色をするフィルムですが、しかしそのハデハデさはやはりフジにはかないません。コントラストが高い絵がはき出されますが、今では普通な感じのフィルムです。どちらかと言うと1枚目の写真はVSと言うよりはE100Gっぽいです。(右上ハイライト部分がぶっ飛んでいますが、これはご愛敬で・・・笑)カメラは同じくオリンパスのコンデジCー2000Zです