10月23日土曜日
日が暮れるのがとても早くなりました。 夜が長くなっているんですねぇ・・・オルティ(Lab)は早めに食事を催促してくるので困ったちゃんです。(^▽^;)
撮影のコンタクトをしあげていて、ちょっと一息って事で・・・・適当に動画が入っているホルダーを開けてみると、色々と映画が入っていて・・・ひょいと取り出したらそれがプラベートライアン・・・・
前半激しい戦闘シーンのあれです。 たしか映画館ではその前半30分近くの戦闘シーンをのがして入館してしまい・・・ビデオで後で見たという始末(>.<)
しかし、この戦闘シーンだけは今もすごいなぁ~と思ってしまいます。 かっこいいとかでは全然なく、戦争ってほんまに怖い!と強く感じさせられるのですね。 この最初のリアルなシーンで感じるのが、普段ではとらない行動をしてしまう事、怖くて前に進めない事、状況把握できなくなること、それでもこのままじゃいけないと思ってくること・・・爆撃などが近くで起こると、その衝撃で耳が聞こえなくなり外界と遮断されてしまうこと(レースで転倒した時に同じ様なこれが起こりました)・・・・・ しかしノルマンディーでの出来事はすごいです。
もちろん他でもこんなおぞましい事が沢山起きているわけで・・・でもこれを見て反対に今の無茶苦茶しあわせな生活や状況がほんまに幸せに嬉しく感じられて感謝の涙が出てきちゃうのです。(すぐに涙が出るヒゲ(^^;) 人間もかしこくなったので、こんな戦争の仕方はしなでい、今はもっと静かに別の形で国や状況を占領しているのかもしれません。 でもまぁ、これらの悲惨な歴史の上に今の幸せが成り立っているんですねぇ。
ちなみに、戦争経験なんてないヒゲですが、昔から言っているのが・・・夢であまりにリアルな戦争体験させられて、それで無茶苦茶怖いのですね・・・このプライベートライアンみたいな状況を夢で体験させられると、ほんまに戦争なんてしたらあかん!と真面目に思います。
2っのシーンを経験させられましたが、一つは最前線に送られる時のシーンで、でも日本の軍隊ではなかったですねぇ、雰囲気的にはUSAでした。 みんな白人系みたいだったし・・・装備が日本の軍隊ではなかったです自分も含めて。 ただハッキリ覚えているのが、兵士(我々)を送る大きな輸送ボートから見える夕日がねぇ・・・とっても綺麗で、水平線に沈む前でしたが、これを自分は明日見られるのかとその状況で思っていました。
他の人は黙ってうつむいている人や、遠くでは喋っている人もいましたが、装備の銃とかそれらがカチャカチャあたる音がやけに聞こえてきて・・・・(^^;
次には、これも以前のエントリで紹介したのですが、ヒゲ・・・そこは舗装されていない田舎の道で、全然知らない白い髪をたばねたお祖母さんがいて、どうやらその人の家にかくまってもらっていたのがヒゲみたいでしたが・・・ドイツ兵に見つかってヒゲと彼女を彼女の家から出されて、前の道まで連れ出し・・・そこでなんとヒゲ・・・・撃ち殺されちゃいました・・・・(>.<)
ドイツ兵ってのは、その軍服のコートがまさにあれでした。 二人いて、何か喋ってきていてヒゲとしては自分は兵隊じゃないとかなんとかいいわけしていたような気がします。 でそうしてたら胸と腹のほうへ軽くパンパンと・・・・重たい感じが伝わって立ってられないのですねぇ打たれると・・・・力が入らなくなるのですよこれ・・・・で膝をついて・・・・そしたら打たれた腹辺りを両手で塞いでいるのですが、とっても生温い感じが手に伝わってきてねぇ・・・・で、よく見ると真っ赤な血が・・・・・しかしなぜかこの時の夢のシーンがモノクロなんです。
なので血が黒ですねぇ・・・・生まれて初めて「あ~俺はここで本当に死んでしまうんだ」と心の中で思いました。 ドイツ兵の将校2人を見上げながら段々気が遠のくですが、その横でおばあさんが何か言ってくれているのです・・・・そのうちに膝をついたまま前に倒れこんでいくんですよ自分が・・・もう力が入らない・・・・でもこの時は痛いではなくてだんだん軽くなっていくのです、不思議です。
体が軽くなっていく感じがして、そしたら「あれ?あれれれ?あの重たい腹部の感覚がなくなってる」なんですよ・・・・で、なんともないのですからだが・・・でもお腹の所はさっきの本当に打たれて痛いと重たいが入った感じがなくなってはいるのですが、ちょっと響くような、その痛みがあったのが認められるのですね。 で体が軽くなっているから自分は立ち上がってみると、そこには・・・・・
倒れている自分がいて、おばあさんがその倒れている自分によりかかって叫んでいるのですよ。 別段彼女を撃ち殺す雰囲気でなかったので、それがまず一安心だったヒゲ、でも次に「あ~これが死んだってこと?」なんて思っちゃいました。(^▽^;)
なんら変わらんのですよさっきまでと・・・ただ撃たれたショックだけは持っているのです。 でもまわりはこのヒゲに全く気がついていないのです・・・・でも夢はそこまででした。 そこからなんも覚えていません。
不思議な体験でして、でもハッキリ全部それらは覚えていますです。(ーー;)