1/07/2009

クロスカントリー ノルディック

 犬がまだまだ若かった頃、ヒゲは毎週週末になると寝袋にあったかいコーヒーの入ったポット、地図、そしてノルディックのクロカンを愛車ランドクルーザーに乗せて、みんなで夜中に家を出発して鳥取方面にいっておりました。

 夜中のシンシンと冷え込む県北、雪が降りながらランクルのホグランプを照射して雪の積もった県道を四駆効かせて走っていました。室内の温度計には外気が氷点下をさし、室内は25度であったかホカホカ(^.^)

 そんなこんなで夜中に到着した目的の場所はだいた雪で閉鎖された観光地のスカイラインなど。そこで車中泊して朝になったらバックパックに弁当やらお茶、コールマンのPEAKOneなどいれて、クロカン装着し人気の無い真っ白な誰も人間が踏みしめていない雪のスカイラインを貸切状態で犬とあるいていました。



 この板がFischerのAirtecと言うモデル、もちろんすでに10年以上経っているモデルです。完璧なノルディックタイプで、これで優雅にテレマークしながらなんて滑ることは不可能です。


 このノルディックとは歩くスキーです。真っ直ぐにすべることはできますが、曲がることは不可能です。曲がるときは・・・チョコチョコと角度をこまめに板をずらして曲がるのです。(^^;(なんどこけたことか・・・そのまま滑って曲がってやろうとして・・・そのたびに知り合いの目の前ならば「こいつスキーはカナダ育ちって嘘ちゃうん?」と思われた事でしょう)

 そもそもクロカンは景色を眺めながらのんびりと雪の平坦な雪原を歩いてハイキングするものです。(北欧や昔の北国では歩行のための道具でした)

 特徴はなんといってもこの裏の鱗ですねぇ、すごいグリップします。かなりの急な雪の斜面を平気で登ります。ストックは少々長めがクロカンです。



 ビンディングはSALOMONを使っています。もちろんブーツもそうですが、



 これがまた普通のスキーからすると軟な感じですが、全然寒くなく保温性ばっちり!踵が上がってスイスイ歩行できます、長時間履いても全然痛くありません。



 今年はこれのビンディングをテレマークの板に乗せ換えて山スキーのテレマークスタイルをしたいなぁ~と心か思っているのです。そのために昨夜はヤフオクでデリ君のアラミナ素材の非金属チェーンを落札しました! この車で雪はいかんだろうと思っていましたが・・・落札したアラミナ素材は昔使っていたので装着なんてお茶の子さいさい!(^^)v チェーン装着はそりゃぁもうベテランの域でした。

 ただ・・ランクルでチェーンはほとんど履かせた事がありませんでした。奴は四駆ですしスタックしてもヒゲのランクルにはデフロックがついていて、おまけにウィンチもあり!(^^)v 災害救助車みたいでしたです。

 さて今年は雪山どうなることか・・・好日の人も仰っていたのが、年々さいきんはスノーシューが流行っていて、シーズンに100足以上売れているとか・・・ ヒゲはスノーシューよりもクロカンが優雅で好きなのです。(^^)v

風呂上がりに

 先ほど風呂から上がって時計型薪ストーブの扉の前に横になってます。ガラスもない時計型ですが、はぜない薪だとこのように炎を楽しみながらゆっくり鑑賞できます。(*^_^*)

 今見えている薪は楢で少し未乾燥ですが、このストーブでは乾燥薪と同じように燃えます。楢の木の香りがたちこめます、今日実験で入れた葡萄の木は全て完全燃焼!(^_^)/

 シューシューいいながら綺麗に燃焼しちゃいました(^^;) 葡萄の木は凄い密度があるので熾きが強烈!一旦燃焼しだしたら未乾燥の葡萄の木を何本も入れて燃焼加速を落としてやると細い薪ながら長時間燃焼ができるようです。ただし炎は柔らかい炎しか出さないみたいで、ゴーゴーと言った炎は出しません。

 おっと、扉全開にしてたらさすがに空気の流速が弱いので炎に力がなくなってきました、さて扉をとじて空気口を全開にすればターボのごとく加速的に燃焼しはじめます。

 もう一個大割放り込んで絞ってねるかな。(*^_^*)

1/06/2009

ぶどうの木

 今日は夕方に家主様から携帯へ電話が入り、作業を中断してでてみると葡萄園の古い木を切ったのがあるから取りにこないかという事でした。薪となる木々は場所が許せばドンドンもらいにいきたいもの!お断りすると次のお声がけが怪しくなるので引き取りにいってみました。(^.^)



 そしたら見た目ではそんなにないかなと思っていざ車に積むと・・・満タン!こりゃいかんと言う事で自宅と農園を2往復し、それでも全部回収できずにそれはまた明日と言う事で残して帰りました。



 1年間寝かせたものなのですが、さすがに葡萄はとても含水率が高く、時計型でも苦戦しています。と言う事で即使えないこともないですが、時計薪ストーブぐらいの燃焼能力がないと、普通のそこらの薪ストーブでは燃やすことなどできないと思います。今リビングの時計の中でジワジワとお湯を沸かしながらゆっくり燃えています。小さくカットして5本ぐらい放り込んでいますかねぇ・・・

 とりあえずもう1年寝かせて完全乾燥させようと今考えています。もし欲しい方がいたらご連絡ください、お分けしますです(^^)v(お金はとりません、ただし自分で積んでもちかえってくださいね、このシーズンは上記のように普通の鋳物では使用が無理かもしれません)

1/05/2009

DOVRE(ドブレ)ノルウェー薪ストーブ

 現在ベルギーに工場がある薪ストーブ会社「ドブレ」(Dovre)




 過去エントリーからちょくちょくその名前をだして、去年のエントリ1月27日に知り合いのドブレを持つ家へお邪魔させていただきはじめて見たときは感激した覚えがあります。

 そのドブレに今日2回目のご対面!おまけに沢山撮影をしてきました。(^^)v

 落ち着いた風貌、シンプルな構造、過渡に炎を上げずに揺らめいている火室の薪、天板と裏側はほとんど熱がこない全面と左右に輻射熱を出す構造、エア調整ノブは手袋なしで操作可能でダイレクトに火室の薪の燃焼状態が変化します。


 ここのモデルは760CBタイプ、お値段もそこそこのもの。鋳物の質などは我が家のマウンテンと比較をしてはいけないのですが、あきらかに密度といいますか仕上げなどの全体の物の出す雰囲気がキッパリ違います。 それとデザインが北欧は控えめな感じです。


 

 昨年からかなり使い込まれた感じがでていましたが、ここのご自宅の広さはかなりあり、そして吹き抜けがそごい高いので、このドブレでも部屋を温めるのにはそれでも30分ぐらいかかると仰られていました、


が・・・広い高い屋根の部屋を30分とは・・・・マウンテンだと我が家の6畳ぐらいを1時間ぐらいしてやっとあったかぁ~いとなって、今度は一旦温まると「あっぅ~~(>.<)」となってしまうのですが、このドブレさんそこから一旦温まっても「あっぅ~~」がないのです・・・・柔らかい温かさがホワホワ伝わってくるのです・・・大きなメルセデス級と軽四のギャンギャンでは全然鋳物から発せられる輻射熱の違いを見せ付けられるのでした。とほほ・・・  さて、火室、これがヒゲのちょっと勘違いがあったのですが・・・細かなブロック構造の耐火煉瓦かとおもったのですが、大きめなセラミックプレートをバンバンと張った感じでした。それでもシンプルな構造で、複雑怪奇なスリッドやデコボコをつけず、独特のアールをつけたアーチじょうのセラミックプレートが火室を覆っています。



 これはもちろん手で取り外しができて、簡単に装着可能、ただし・・・削れてこぼれるそうです・・・(^^;
またなんといってもこの格子のない大きな面積のガラス!これが炎を鑑賞する抜群の眺めで素敵です。またガラスは緩やかなアールを描き火室をレンズ効果といいますか拡大するように見せてくれるのも特徴的です!(^^)v

 
 空気口は実はこの燃えている薪のこちら側手前の下にあり、ロストルと同じ場所に手前ノブのコントロールで開閉するようになっています。手前のアシュトレイを開けると



 アシュトレイの上側にこのような小さく細い空気口が見えるのです、ここから空気が送られて直接薪にあたり燃焼するようです。下から煽られる構造なのでとても薪の燃焼が理想的に燃えて、また炎がとても綺麗な形で燃えるのも特徴的でした。

 



 そしてこの上の写真の空気口は半絞りぐらいですが、これらを操作するノブが開閉しているスリングショットのスラダーがこれです。赤いまるのところがスライドしてカシャカシャと音はそんなに響きませんが開閉しています。この形を見て勝手にヒゲがスリングショットといっているだけですが・・・・(スリングブレードという鎌の大きい版の事ですね、あの死神さんなどがもっているやつです、また余談ですが「映画スリングブレード」これは素晴らしい映画でした(^^;)おっと!奥にアサヒのドライがあるぞ!

 ちなみに、裏側はほとんど熱くないのでこんな木の台が転がっていました・・・(^^;



 すごい壁との間を短くとれる構造です。


 さてさて今度は火室の上を見てみましょう!アールを描くセラミックプレートの天井、ここの手前こちら側に隙間が出来ているのですが・・・ちょっと見にくいですねぇ~・・・その隙間が煙突への排気箇所なんです



 基本的に薪はサイドからの投入、または全面ガラス面をあけての投入も出来ます。


 いかがでしょうか・・・・いたって簡単、シンプルな構造で素晴らしい燃焼能力があるドブレ。派手な形もしておらず、へんなギミックのない、二次燃焼の高熱がでる穴が見当たらないのですが(これは二次燃焼無いの?)、おまけに煙突ダンパーなどに頼らない構造のようでほんと実はなんも付いていないんじゃないのと思ってしまっています。ですからそこらがまた不思議な感じです。しかしつくりがとてもしっかりしている・・・これは昔から機械などの製品を整備したりしているものとして、その物のしっかりしたつくりと言うのはほぼその製品を眺めてちょっと触れるとわかるといいますが、その通りだと思います。


 ドブレを買う経済力のあるひとはどうでしょうか?北欧の職人ストーブがここにあります。今のヒゲでは・・・ちと厳しいですぅ(>.<)

1/04/2009

お休み最終日は・・

 今日でお正月休みも終わり、ちょっと寂しい・・・それになんだかゆっくり休んだ感じがしない・・・といいますか、休みを満喫した感じがない・・・と言う事で、思い切って街に自転車マウンテンキャットで繰り出してみました!(^.^)



 自転車のタイヤ空気を入れて(減っていた)、Garmin nuvi250を自作マウントにセット! ライトブラウンアイのヒゲは日差しが目に厳しいのでサングラスをして、登山用の帽子かぶって、EDWINのカシミア風ウールグローブ装着して出陣!



 目的地はとりあえず「好日山荘」の岡山店! 久しぶり、それこそ5年ぶりぐらいかも・・・今は岡山駅前のビブレB1Fにお店を変えて営業していると言う事でいってきました。

 外は意外と暖かくてダウンタウンまでいくと暑い! 山から何年ぶりかに下りてきたオッサンみたいな感じなのか、様子がテロリストか怪しい人物なのかすれ違う人の視線が・・・・サングラス越しなので相手を見られますからよくわかりますそれらが・・・(^^; (そ、そんなんに変?・・・いややっぱり怪しい顔だ・・爆)

 目的の好日山荘に到着して目当ての「クロスカントリースキー」の「テレマーク」関係を調べて、ついでに久々ですからお店の人にじっくりお話を伺って、関係ないけれど好日山荘がここに移転するまでの諸事情も聞いてしまってまぁそれなりに成果のあるもので帰宅してきました。パーツ等購入がまだ出来なかったので申し訳ないです好日さんの今日の店員さん、でもとても親切丁寧で久々に好感の持てた方でした。(^^)v

 返りはPOIに入れた近場の食堂関係を探してみましたが、いくところ全てがまだお休み!(>.<) 仕方ないのでヒゲが小さな頃から営業している老舗のラーメン屋さん「浅月」の本店にいってきました。現在2代目が継いでやっていますが、味もそんなに変わらずに受け継がれているようです。

 場所はWGS84で北緯34°40’7.1″ 東経133°54’56.8″にあります。(^^)v
岡山では一元と言うラーメン屋さんと並んで皆が知っている老舗ですねぇ。コッテリ系ですからお腹の空いたときはバッチリですよ(*^_^*)

 本日の走行距離に時速、距離はたったの12キロ・・・運動不足はきつい!(>.<) 最高速は24.7kmだしていますねぇ。



 その後自宅へ帰り、そのまま薪割りを少々しました。やはり田舎の辺境に住むと、岡山のような田舎の街中でもザワザワして疲れますねぇ。でも嫌いじゃないですねぇ。(^^)

 昨夜は夕方五時ぐらいから夜中の一時ゴロまで火を完全に落とさずに丸太クラスの桜をくべて行き、空気口を絞って運転、熾き火になったら次をくべてと繰り返していましたら火室が段々と熾き火と薪でいっぱいに、、

 寝るときにも最後に桜を詰め込んで空気口絞って寝ましたところ、朝熾きてストーブを見ましたら火室は灰でいっぱい!こりゃいかんとかなり冷え込みがあった朝の廊下を裸足で歩いて灰取り容器を取りに行って灰をいざ回収と思ったら、、なんと中で大量に膨らみあったのは『炭』になった桜の丸太だったのです。

 殆ど灰ではなく炭!それも全て熾き火になっていて暖かい!(*^_^*)

 と言うことで外は二度、部屋は10度で炭を掘り起こし、ストーブの天も扉も全開にしましたら15度になりました(^o^)

 そういえば炭は多量に炭となる木々を詰め込んで火をいれ、火が完全に回った所で完全に火室、または穴を埋めてしまい、小さな煙突だけだして数日放置し、取り出したら中の木々は綺麗な炭になっている、、あれと同じ事をしたわけです。

 時計型薪ストーブって結構魅力的なストーブですよ(*^_^*) 汎用性がかなりあって使い方の工夫で炭まで作れる!

 今はあったかい炭火の前で猫と座って暖をとっています(*^_^*)

1/03/2009

薪が復活

 ここらの薪棚は10月から焚き初めて全然なくなってしまったのですが、裏山から持ち帰った薪を積み重ねて行ってまたまた増えてきています。少々太かろうが大きかろうが割らずに乾燥です。それらは次のシーズンにはしっかり燃焼できる程になっているのが今回わかったので無駄に小さく薪割せずにすんで大助かりなのです。