11/24/2011

Standing at story of a roof edge

11月24日木曜日

今の自分はこんな作品しか作れない・・・がくっ(>.<)

PixmondとかDigital DomainなどのVFXを見せつけられて、それに関わる個人のアーティストの作品とか・・・あ〜あまりに自分がなさけねぇー(>.<)となります。

今回は、高層ビルの屋上に立つウォーマシンというシチュエーションで作ってみました。

Environment(環境)による光はこのさい細かくやっていません。 こういう場合は例えばポスター的な撮影と割り切って、それに映画でも実際は演出のライティングしますから、そこらを考えると自分の思ったイメージのライトで主題を引き立てるほうがいいかもしれません。


ハリウッドなどのこの手の映画ポスターをよく見るとわかると思います。 どうしても職業柄広告写真系なので、主体をこのようにしてしまうのですねぇ(^^;)

で、Behind scene といきますか・・・

これが今回撮影した特撮スタジオ!! おぉぉおお〜・・・・・簡単すぎるぅ〜爆(^^;)
右手はD90のレリーズ、左手にスピードライトもってこんな具合です・・・だはは(^^ゞ




そしてこれがそこで撮影した数枚のカット。 それぞれライト位置を自分のイメージに基づいてあてています。(まぁ、ある程度適当だけれど・・・(^^ゞ)

左斜め前から


左奥でこれはモニターの表面に反射させて強烈なエッジ面をつくっています。 これは印象つけるためにほどこしたもので、不透明度でそのエッジの出方を後で調整します。



これはお約束のバックからのエッジを作っています。 海外での撮影は定番ですが、日本はあまりこのライトはハッキリいれたがらない傾向があるようです・・・なぜ?


かなり落ち着いたトーンを出したフラットなライト。 左斜め前から丁度スポット的に当たる位置を探ってバックのライトが輪になるようにしています。 別に切り抜きで消えるのですが、これだけでもシーンはいいのであえてこの様にして撮影してみました。



それを、いつものようにフォトショーのレイヤー命令で「比較(明)」を使って、欲しいライトを活かすのです。 出過ぎた光は透明度で調整・・・そのた色々とここで出来ます。 大切な作業ですねぇ・・・モデル撮影のフィニッシュ部ですから。

そしてそれらを重ね合わせて出来たのがこれ。 個々のライトの位置がこれでいくらかわかると思います。 実際はハレ切りをいれるのですが・・・(こちらに向けて光が来る場合に、それがレンズに影響を与えないための黒い板。これをおくと主題のモデルが引き立つ”ボケない”)



そこからレベル調整をかけて、ブルー系に偏らせたのがこれ。 まるで今度上映されるReal Stealみたい!(#^.^#)


ただ・・・言い忘れましたが、最初の数枚のカットはすでに現像処理時点である程度のイメージに近づけて、色温度も高くして(ブルー系)調整したものを出力しています。

このカットだけでも手を入れれば作品になりますねぇ。

アイアンマン、まっすぐに夜景のダウンタウンを見ているのではなく、何かしら心の中にあるかのごとく振り返るような感じで見ている、そういったポーズをさせました。 アクションフィギュアの醍醐味ですねぇ、こうして監督が自分の頭の中で描いたイメージをアクターが画面の中で演じるではないですが、それを精巧なフィギュアが代行してくれてやってくれる。

まぁ、でもほんまに早くこれらをCGでリギングで動かしながら動画として出来ると・・・一人前ですわ。 まだまだそこの境地にいけてまへん・・・かなしすぎ(>.<)

追伸

このような簡単セットでもここまでは出来ます。 これをある程度大掛かりにしているのがプロの現場と思えばいいわけですね。 写真目指す人がんばって(*^^)v

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