ヒゲが中学生の時だった、あのスターウォーズが公開されたのが。(1978年) 立ち見の映画館でXウィングがデススターの表面から溝に潜り込んで飛行するシーンは圧巻で、立っていて体が画面にあわせて傾いたのを今も覚えているし、他の立ち見の人も体が動いていてそれがまた面白かった。
また覚えているのがヒゲがスターウォーズをチケット買って館内に入るとすでに始まっていて、丁度3POとR2D2がデススターに拉致されたファルコン号に戻り乗り込むシーンだった。(中盤ちょっと前ぐらいですねこれって)
あれを見てからこのSCI-FIの映像に魅了されてしまって、ストップーモーションアニメやら、ファルコン号のミニチュアの合成写真やらと当時幼稚な中学生の考えで(今の中学生はかなり高等だよ)必死でトライしたもんでした。 もちろん機材はどエライ高い! ビデオなんてン十万円もする(まだベータとかVHSの頃だしレコードだしね、CDないんもの・・ファミコンなんてないのよん)そんなもの持てない買えない・・・それにデジカメないしカメラで合成するのに多重露光がついている一眼レフなんて高価で買えないしそもそも持てないよ・・・フィルム購入して現像までこれまた高いし・・・
そんな時にこの彼らはここまでの物を作ってしまったのがすごい! そして今はみーんなかなり歳をとっておじいさんの域にはいろうとしている。 ILM・・・あこがれだったなぁ〜 もちろん最初からこの会社あるわけない。 何もないガレージで当時のスタッフが自分達のスキルを注いでコンピュータと連動したカメラ移動とかそこらにチャレンジし、すべて模型で作りブルーバック合成。
みんな若い! ILMの重要人物が写ってますねぇ・・
この間のトロンでも見た顔が右から2番目におりやす。
この動画のリンクはこちら。
やっぱコーカジアンってすごい! このパワーはどこからくるんじゃ。 でもスターウォーズってすごくお子様向けとされて映画会社が企画を取り扱ってくれなくて(その当時までSCI-FIはこども向けとされていたから)、ジョージルカースはアメリカングラフィティがヒットしなかったら無事にこれが製作出来たかといったところだったかも。 でもグラフィティーとスターウォーズはまったくどえらい正確の違う映画だわさ。オビワン・ケノービには本来三船敏郎がやるはずだったのだが・・・彼はその頃スランプで、そこえもってアメリカから出演依頼がきて内容をみるとSIC-FI・・・ばからしい・・となって断ったのがこのスターウォーズだったという皮肉は有名。 彼がこれを断ってなかったら・・・三船のオビワンが見られていたのに(>.<) でも個人的にはアレックギネスでよかったと思う気がする、だってオビワンは優しい感じをもった騎士が似合っていたようだ。
なにげに今朝ふとR2D2のDrawページをサイトでみていてこんな記事をかいてしまった。 今の自分はまだまだこんなレベル・・・しかしまわりの機材は当時をしのいでいるし、個人でそれが持てるからほんと嬉しい。 特にCGはこんな自分には魅力的な世界。 当時の特撮に憧れたガキはこうして46歳になってもそのまんまで成長して、今もなおそれを小さな仕事だけれど取り入れて、また趣味でパーソナルワークで楽しんでいます。(^.^)v
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