7月25日Vol.02
ほんと3DCGでなければ簡単にこういうの作れるのに・・・・(>.<)
このあいだオークションで購入したゴジラファイナルフォーズにて出てきた平成版轟天号。
これのVFXフォトを練習がてらいつものように作ってみました。
ただ、今回は3DCGでの映画やらシーンには欠かせないテクニック「マットペインティング」を入れています。
マットペインティングとは、昔からある映画のテクニックで、ようは背景の大きな山々の風景とか、宇宙での宇宙ステーションやらスターウォーズなどではデススターの内部のドックやら廊下やら色々・・・あれらを絵で書いているわけですね。
昔はガラスに描いていたのですよ、それを1台の映写機と1台のカメラ、これを向かい合わせてその真ん中にこのガラスで描いた絵を置いてプロジェクターで映し出した画像とガラスの画像が合成されて向かいにあるカメラに撮影されるという合成テクニックを昔はやっていたのですね。
今回はそれとは違う、この撮影した轟天号の表面(サーフェース)部分に、デススターやらスターデストロイヤーなどの宇宙船のあのごちゃごちゃした機械の表面、これを入れこんでいく作業をしたのですね。
出来上がったのがこれ
昨日と同じでヘドラで使ったとあるコンピューターゲームの背景、これに撮影した轟天号を合成し、その轟天号のサーフェースに複雑な模様を入れこんで完成というわけです。
これによってモデルのスケール感、立体感などが増し、単純な模型をよりリアルにして描写できるというわけです。
現在の映画の常識的なテクニックのひとつですね(*^^)v
今回の轟天号はこうして撮影。
いつものように簡単にパッパと撮影、それでも混ぜ合わせる背景の太陽の位置関係だけはキッチリ把握してのセットです。(窓際太陽光ってとっても汎用性高いライティングです) それと少し演出もかねての反射させるレフの位置もあります。 すべてがすべて本当の光の当たり方だと絵として全然面白くない事は常識的にあります。
ここらはクリエィティブな感覚を持った人はより多彩なライトやらレフでの光をお越したり逆に抑えたりして演出できるわけですね。
2 件のコメント:
>これによってモデルのスケール感、立体感などが増し、単純な模型をよりリアルにして描写できるというわけです
こういう高度で、確かな技術が、
この美しい一枚の作品を、生み出しているんですね。
お話を伺い、「なるほど..」などとは思ってみても、
実際、私には、何がなんだか、想像もつかないんですが..^^;。
先日も「スイカの皮のテクスチャ」を繋げるだけで、
何日もかかっちゃって、やっぱり、私にとって、
フォトショは、迷宮のようで、途方にくれます...orz。
この作品、
背景と、それぞれのオブジェクトが、美しく融合して、
大迫力のストーリーを感じます。
素晴らしいの一言です!!
yukikot23様へ
フォトショーのテクニックって実際に目の前でお見せするのが一番ですねぇ。
それも師匠がやりたい!(>.<)と思ったものをその場でやってみせるのが理解の一番の早道なのですが・・・・これはなかなか現実的には出来ないのでもどかしいところです。
CGも多分ヒゲにとってはそうしてくれるのが一番理解しやすいのでしょうけれど・・・ん〜なもんで比較的自分のやりたいと思う事を紹介してくれているチュートリアルをYoutubeで探して見て覚えるのが今のところの学習方法ですねぇ。
スイカとは夏には切っても切れないものですね(*^^)v そういえば思い出したのが、北米ではスイカは普通に八百屋さんで売っていますが、そのほとんどが種がありませんでした。 あるところそれが普通になっていましたねぇ。
種ないととっても食べやすいのに(>.<)
この轟天号の絵をみてくださりストーリーを感じてくださった事にとっても嬉しい思いです。 有難うございました(>.<)
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