おおかた、今の映画の多くのCGシーンを手がけるモンスター的なスタジオが「Pixomondo」という所。
ここのサイトを見れば、そりゃぁ~あらゆる新作のトレーラーが反対に見られて、これから来る映画がわかってしまうという(^^;)
その中で今トップに出ているのがこの映画「Red Tails」と言う第二次世界大戦の空軍の話し。
でも、これはただ普通の空軍の話ではなく、この戦闘機部隊は、まだ当時とってもsegregationだったアフリカン・アメリカン達の部隊なのですね。 実話でもあるそうですが、なんとも飛行機の戦闘シーンからなんからがかなりセールスポイントになっている映画。 ドイツ本国への空爆開始に向かう部隊がメッサーシュミット部隊にコテンパンにやられてしまいます。 なんとか護衛部隊を増やしてくれと頼まれて白羽の矢がたったのが、アメリカで実験的に組織された黒人空軍部隊。 P51マスタングにのりこみ、そのテールの色が赤色から、彼らをレッドテールと呼んでいた。
この予告を見てもかなりいけています。 でもまぁ、どの戦争映画を見てもヒゲは夢の中とはいえ、今も強く印象に残っている最前線に向かう夢と、ドイツ兵に撃ち殺されてしまった夢を見ているので、あまり気持ちよい感じはしません。 別に戦争でなくても、撃たれたら痛いんですよ・・・腹から出る血は生温かいのですよ・・・息がだんだん出来なくなってくるんですよ・・・・これをすごくリアルに体験してしまっているので、なんでも殺しの場面はいまだそれらが脳裏によぎります。 変なヒゲなんです・・・
でも、このCGシーンはかっこいい! 来年1月公開だそうですが、日本ではするのかな? これは見てみたいですねぇ。
ちなみに、彼ら黒人のこの空軍トレーニングセンターはアラバマにあるTuskegee(タスキージー)にあって、白人の差別を受けながらも、空爆部隊護衛に任務を重ねていくたびに実績をつかみ、それから護衛任務には彼らが一番に指名されるほどになったそうです。 ドイツのメッサーシュミットとの空中戦がなかなかみもの! それもあのME262のジェット戦闘機のメッサーと戦うという・・すごっ!
この映画・・・ルーカスの最後の映画になるの?
P.S.
この大きな人殺しの時代に散っていった人がいてくれるから、今の我々ってこうしていられるんだなぁ~と思うと・・・感慨深いです。
3 件のコメント:
同じ頃のこのクニの「特攻」を映画にすれば「ルーカス」氏はどう描くのか。想像してみるのも面白い。
野良通信様へ
日本映画好きなルーカスおじさん・・・どう描くでしょうねぇ(^^;)
アメリカ人が描く神風特攻なんて想像できませんよ(^^;)
ちなみに、その頃の日本陸軍で最前線にいっていた兵隊さんから聞きましたが、弾の飛び交う前線にて「突撃ぃー!」なんて号令かけられても、だーれも突撃なんてしにいく人いなかったそうですよ。爆!
映画では「おりゃぁ~」なんて突撃してますが、実際には自殺行為なのでだーれもいくわけねぇーだろ。でした。 ただただ、顔など出さずにひたすら銃だけ弾の撃ってくる方向へむけて引き金引いていたそうです。
ちょっと英雄的な演出ありすぎなんでしょうねぇ。 事実を描くと「伊丹監督」のような映画になってしまうみたいです。
続き、
あと、アメリカがテロを受けて報復しにいきましたが、あの時に戦場をカメラマンとしていった知り合いから直接話を聴きましたが、これも弾を打ち合っているさなかに、一攫千金みたいなカメラマンが他の国でいくらでもいて、そんな人はみんなのいる所から飛び出して撃ち合っている最中に道路やらを横断するのです。
そしたら案の定みんなが「やめとけ」といっているのに・・・目の前で撃ち殺されるのを何人も見たといってました。 こんな事日本での報道でながれないでしょ? かなり人が亡くなっているのです。
そして、弾の撃ちあいしているところへは飛び出すことがどれだけ愚かな事かがよく実証されています。 ほぼ「死にます」犬死ですねこれこそ。 だからあの日本の陸軍でも前線ではだれも弾の中に身を放り出すひとが号令があってもいなかったのがわかります。 それでも数名ほどほんまに出る奴がいるらしいですが・・・みんなあっと今に死んで目の前でころがるそうです。
すごい状況ですよ。
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