3/23/2008

最近無性に食べたくなるもの

甘い物が好きなヒゲなんですが、しかし庵の甘みは昔から好きでなく、どうしてもしっこい(ひっこい?)甘みが苦手でした。しかしちょっと前から和菓子を食べても、その庵の甘みが変わった気がして、それとも自分の舌が変化したのかあまり苦手でなくなってきたのです。で・・・冬の間、薪ストーブでの美味しい日本茶、紅茶、コーヒーなどの飲み物を飲んでいて和菓子に目覚め、特に最近は大福をよく食べるようになってしまいました。昨日レンタル屋さんに寄ったついでに地下の食品売り場でみつけたこの「吉備大福」、5個入りで180円とお得なもんですからついつい買って帰りました。



ほのかな黄緑色を出している大福、本当はヨモギ餅が欲しかったのですがなかったものですから。
背景のマグは前回紹介させていただいたユアン氏のもので、とっての下部はあのような造形がされています。和もよし、洋もよし、、ちょっと贅沢な時間をこの大福とマグと薪ストーブでいただきました。

おまけ: 今回の撮影種明かしはこれです!笑
カメラはD70(初期型)、コマンダーモード(D70が遠隔操作でスピードライトをコントロールする命令)
レフ板二枚(銀レフ)「右側とカメラの下側に品物正面にむけて」
左側の奥に白いなにやら怪しいものが・・・これがスピードライト(ニコンS800)1灯に適当にあった白ビニールを前に置いて光を和らげます。
レンズはマクロ系でF値が4ですねこの時は、コマンダーモードにてD70からスピードライトS800に指令を出した光の量は1/32でした。
ちなみに手前の大福の粉に私の指紋が・・・・仕事なら許されませんが・・・もう手で掴んでそのままホィッと器に乗せましたからこんなもんです。光を柔らかくする白ビニールシートは私が手でもって、もう片方でシャッターを押すという芸当をここではしました。でもそれなりに商品撮影てきでしょ?爆

4 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

疲れている時には甘いものが食べたくなることがありますよねぇ。薪割りした後の大福とお茶なんて最高の組み合わせだと思います。

撮影のライティング、種明かしもありがとうございます。こういうきれいな写真って出来上がりの写真はどこででも見られますが、実際にどうやって撮影しているかというところまでなかなか見ることができませんから、参考になります。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

普通は撮影のセットや方法など企業秘密的な所が多いですから、みんな見せたがらないですねぇ。
でも実は意外と簡単なセットで綺麗な写真ってとれるもんなんです。まるでミスターマリックとかの手品がすごく面白くて不思議でも、種をみせてもらうと「えっ?こんなに単純だったの?」みたいな感じです。でもまぁこの単純なセットの中で光の具合を微調整したり、当たり方をコントロールしたりして、ここらへんにフォトグラファーの腕やセンスが出てくるという感じですねぇ。

たまにこんな感じでちょこちょこ種明かししていきますよ。お楽しみにぃ~

匿名 さんのコメント...

うちは家族で大福が大好物です。特に豆大福です。

この撮影のセットはとても参考になります。うちは素人が四苦八苦しながら写真を撮っているので・・・。
ただライトの専門的なところは理解が難しいですが。(苦笑)

そう言えば、夫も陶芸のことを隠さず、どんどん人に教えているんです。
「そうやって伝統も次の世代に引き継がれてきたし、
また真似をされても、真似は所詮真似でしかなく、
自分の作品にはならない。」と言っています。
どんなに種明かしをしても、ヒゲMacさんの言うように腕やセンスが無ければ、そこまでですものね。
それに自分の中に確かな自信があるからこそ、堂々と種明かしができるのでしょうね。
すごいです。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

三日月さん

おっしゃる通りですねぇ。
自分に自信がないと種明かしできないですねぇ。(手品は別として・・笑)
こういった撮影の話では、ここ岡山ではかなり閉鎖的で横のつながりが薄いんです、ですからスタジオ同士のつながりがあまりなく、また親睦も深めていないのが現状です。でもスタジオでの撮影セットをみる機会があれば面白いですよぉ~、私はスタジオでの勤めがそう長くはなかったですが、でもだいたいこの世界は3年ぐらいでアシスタントをやめて独立するか、次のフォトグラファーに着いて勉強するのです。私のいた所は田舎ですから大きな仕事はないにしても、料理から宝石、衣料品に人物、建築と幅広く撮影し、それに携われたのでラッキーでした。

しかしご主人のサイトにある写真は綺麗ですよ!器への光の写り込みなどきっちりしてますし、違和感ありません。さすがに研究されていますねぇ。
もう知っておられるかもしれませんが、最近のデジタルになってプロでも商品撮影には蛍光灯で撮影するようになりました。大きなセットはいりませんし、家庭ですぐにできますからまたタイミングがあれば具体的な方法も公開しますね。(ん?このブログのコンテンツが変わりそう・・笑)