薪ストーブを設置したそのシーズンには、我が家では薪が全く用意されていなかった。
その年に薪ストーブを設置する計画など全く立てていなかったからである。(かなりいい加減)
ただ薪ストーブを導入したいと言う考えは何年も前からあった、しかし借家でこんな狭い部屋で・・・値段も・・・これらがネックとなってズルズルその思いを引きずったまま何年もたっていったのです。
ですから、思い立ったら吉日!と言うように全ての用意ができるとわかると同時に購入したものなので、薪の事をあまり考えてなかったのだった。で、この薪、意外と購入すると高い!今では原油価格高騰でどっこいどっこいになっているが、以前だと全く持って薪ストーブの方がランニングコストが高くつく。ただし、この燃料となる薪を自分で確保できる状況ならば、ほぼただとはいかないが(実際運搬やらにガソリンなど使用しますから燃料費がかかっています)しかし灯油が600円代の頃でも、薪ストーブの方が安くつくのである。もともと一番長い仕事歴が測量と言う仕事をしており、そこで年中と言って良いほど山の中で作業し行動していたものだから、原木がどんな感じであるかとかはよくわかっていた。しかし実際かなりの年月その仕事を離れ畑違いな仕事を生業として、原木を集めるとなると大変であることに気がついた。しかたなく最初の薪は購入するはめになった。もちろん仕事上でのお客様の所で廃材をいただいたりしてそれがメインで初回のシーズンは乗り切る体制でいます。
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さて薪を購入したお店がこちら
(色々とお店紹介しているのですが、広告収入など全くありません、とにかく気がついたサイトやお店をどんどん紹介していきたいと思っています)
「薪屋一」さんです
ここがなかなかお安く、全体的なコストを考えるとネット上ではリーズナブルなお店と思います。
そして、ここの商品の中で薪のまとめ買いお得セットこれがかなりお得でした。この商品はその都度薪の種類が変わるようで、私の時は「ケヤキ」でした、今は「樫」のようです。
これを今回200kg注文し、大割、中割り、小割とまちまちに入っていますが、それをなんとかこのシーズン半分でも乗り切るために使用していこうとやっています。
現在二ヶ月、薪ストーブを使用して経ったのですが、このケヤキを半分使用しました。かなりケチケチつかっていますが、それでも我が家は暖かく暖をとれています。これはマウンテン2bの小型といったところが大きな要因となって助かっていると感じ取れます。マウンテン2bは火室が小さいので大きな薪がくべられません、ショップ(ルネサンスストーブさん)の方も「工務店用」とおっしゃられたのですが、そんな感じでコンパクトで場所をとらない、それでいて事務所程度ならこれで十分といった感じだからだと思います。ですから薪の量はこれらに大きく影響しているようで、たった200kgのケヤキでも二ヶ月もったのでした。もちろんこれには廃材との併用があります。
我が家の場合の薪のくべかたは「ケヤキ」中割30cmを1本とした場合、「廃材」(3cm×1.5cm)の幅木と呼ばれるものを、(長さはケヤキと同じ30cmぐらい)4本いれてだいたい30分~40分持ちます。
ストーブ温度は200度ぐらいでしょうか。
(廃材だけですと15分ぐらいで熾火になります。)
もちろん、最初の着火の時は廃材だけを10本以上くべて点火!その後火が安定したら先ほどの量にしていきます。もっとも寒いときはケヤキの量(広葉樹の量といいましょうか)を二本にします。
こんな感じで運転していくと、普通に暖がとれて薪の消費量も抑えられています。これらは薪の確保した量でやり方を変えていけばいいと思います。
ただちょっと気がついたのが、広葉樹中割りを何本もくべても時間は変わらないしさほどおもったほど燃焼温度も急激にあがりませんでした、それよりは廃材を多めにいれて、広葉樹を2本ぐらいで十分250度を超え熾火が安定し、その後は広葉樹を一本、または二本だけで廃材は入れず、温度が150度付近まできたら、またそこで廃材をいれて温度をあげていくようにするといい感じでした。
広葉樹は本数よりも大きなものを入れた方が時間が長持ちします。ただ火室温度はあまり上がりません。(これらもマウンテン2bのような小さいタイプの事でです)
*写真は毎回いただいてくる廃材で幅木です。ディスプレイ・装飾をされている所からいただいてきます。
2 件のコメント:
ほんと薪の本数を増やしても、燃焼時間はあまり延びないですね。むしろ、良く乾いた薪だと、炎の相乗効果で炉内の温度が上がり、早く燃えてしまいます。ここで、ゆっくり燃やそうと無理に空気を絞ると、酸素不足で煙モクモク、下手をするとバックパフということにもなりかねません。長く燃やすなら特大割に限りますよね。ただし、乾きが甘いと、ヒゲMacさんのように、小割りなどで応援してやらないと、途中で燻ぶってしまいますが。それにしても、写真の桑の木立派なものですね、薪にするのがもったいないくらい、桑の木は、ケヤキに匹敵するくらい火持ちすると思いますよ。
うばめ屋さん
バックバフの時はショックでしたですねぇ、私もあの記事を読んで肝にめいじております。
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薪の炎の相乗効果ってやはりありすねぇ、その薪が炎をあげたら、さっきまで燻っていたところが燃え上がる、また勢いが増し早い燃焼になる。
また面白いのが、我が家の火室では中ぐらいで燃えている火室で新たに廃材とかをくべると、それが燃え出すと反対に今まで燃えていたところが消えて廃材が燃焼威力を増すのです。多分空気の配分だと思いますが、そのタイミングの時に微妙な空気の取り合いみたいな事が起きるのか、廃材の燃焼が少し緩むとさっき消えていた薪の炎がまた燃えて、とこんな感じが見られます。
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あのクワの木は恐ろしく堅いです、ですからかなり火持ちがよさそうです。30cmぐらいに玉切りしたものでもかなり重いので大変です。こんなのばっかりだと死んでしまうかもです。(汗)
まだまだチェンソー初心者ですから、それもこの作業のはかどりを妨げていると思います。
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