これだけ過ごしやすくなってきて、時折暑いぐらいに(初夏)なってきますと、もうさすがに薪ストーブはお蔵入りになってきますねぇ。薪割りだけは運動の変わりなので適度にやっていくつもりですが、ストーブを焚くことはもうないと思います。
連休があけてヒゲはアトリエの仕事道具であるPCのモニター調整をしました。専門的に言えば「キャリブレーション」をとったと言うことなのですが、定期的に行ってモニターの経年変化で色合いが変わっていくのを防いでいます。しかしこれがトラブルを引き起こし、モニターの発色を読み取るセンサーをUSBのコネクターに挿して調整するのですが、ヒゲがなんとそのセンサーのコネクターケーブルを足でひっかけてしまってUSBの差し込み口にあるプラスティック部分が根本から折れてしまいました・・・トホホです。
PCの表にあるUSBコネクターの一つがこれで潰れてしまいました・・・なんともがっくりです。
とりあえずキャリブレーション調整は無事に終わり、しっかりとした基本の色絵を発色するようになりました。これから次の作業は、行きつけのラボ(現像所)にあるプリントする機械「富士フイルムのフロンティア」とカラーマッチングさせなければなりません。ただこれはキャリブレーション調整をしたモニターでは無茶苦茶には色転びをしていないので、シビアに考えなければ許容範囲です、でもまぁ一応綺麗にマッチングさせてみようと思っています。
もちろんラボとマッチングさせるのと同時にヒゲのプリンターともこのカラーマッチングをさせないといけません。が・・・これも恐ろしいぐらい色転びをしていないのと、撮影一覧シート等に使うぐらいなので、これも許容範囲でシビアには調整していません・・・笑
そんなこんなで連休明けはなぜかモニター調整から始まり、休み中に久々に購入した書籍「ニコンキャプチャーNX」の解説本と商品撮影ライティングの本を買って読んでみました。
ニコン使いのヒゲはこのキャプチャーNXの性能の進化に驚いています。卑怯なぐらいすごい技が使えて、これでゴミを消すフォトショップにあるスタンプツールが入ればほぼフォトショップを使う必要がなくなってきます。ただこの現像ソフトはとてもPCの力を必要としますので、一般でセレロンあたりではかなり厳しいと感じられます。しかしちょっと現像にこなれている人であれば素晴らしいソフトであることはまちがいありません。
商品撮影の本は、他のプロのカメラマンさんがどんなライティングをして撮影しているかのセットを公開してるので、勉強のために久々に購入です。ヒゲは超簡単でそこそこ見栄えのする撮影セットをこれからもみなさんに公開予定です!お楽しみに!!
4 件のコメント:
モニターキャリブレーションの大切さは素人は意外と知らないですよね。とんでもない発色のモニターで見ていることも多いのだと思います。
私もプロ用のものではありませんが、こういうのを使っています。最近レビューも投稿しました。
http://www.amazon.co.jp/GretagMacbeth%E7%A4%BE-huey/dp/customer-reviews/B000FEBQ2M/ref=cm_cr_dp_all_helpful?ie=UTF8&customer-reviews.sort%5Fby=-SubmissionDate&coliid=I5C4OL9WMY1FL&showViewpoints=1&customer-reviews.start=1&colid=2ZRWCUR7TRMM9#customerReviews
かわはらさん
最近はスパイダーとか安いキャリブレーション調整商品が出回りましたねぇ。これはモニターで映し出されるマクベスチャートの24色を測色機(センサー)で読み取るのでしょうか?
ヒゲは古いモナコ「MONACO」を使っていますが、今ではi1がプロでは主流ですねぇ。ヒゲもこのi1に変えたいなぁ~と思っています。モナコは現時点では殆ど売られていませんね、元会社が変わっていますし。
お客様と撮影した商品の事でよく色の話をします。そのたびにまずはお客様のお持ちのモニターとこちらのモニターの色合いが違うと言うことを説明しなければなりません、後は印刷にまわす時にモニターや見本プリントしたものがそのまま印刷に出てくると勘違いされてしまう事が問題です。
ヒゲの知らない所の印刷屋ですと、色校が出来ないので仕上がりの色がどの程度転んでいるのかが心配です。とりあえず色見本を渡してその色に近づけてくださいと印刷屋さんに指示してくださいとはいっています。
でもプロで色合いを細かく言いますし、印刷屋のキャリブレーション調整ソフトなんて数百万円ですからびっくりです。それこそ印刷屋のセッター(CMYKの版出力機)は2001年宇宙の旅に出てきたモノリスみたいなのがドーン!と横たわって高速演算しています。それらの機器のソフトって高いですねぇ。
で、ヒゲは業界の人に言ったのですが、あまり無茶苦茶シビアになっても意味がないと、それは人それぞれの目の認識する色がきっちりしていないと言うことです。ヒゲは右と左が確実に色合いが違うのです。右がアンバー系で左がブルーなんです。多分目の黒い部分の色素が薄いのと濃いの違いだと感じます。
白人のブルーアイは日本人のように黒いサングラスの役目をする色素がないので日本人が見ている白い色より赤みがかるようで(ほのかにです)、ですのでコダックのフィルムの色合いが微妙に違うのもうなずけますが、現段階では日本用(と言うのか、アジア人が見ても白に写る)フィルムがあります。
こんな感じで色合いを重箱の隅を突くような感じで言っても意味がない事になります。ヒゲはニュートラルグラーが少しアンバーかかってますし・・色盲ではないのですが、それぞれの人の見え方がかなり様々なのと、色自体の色を保つ維持力がないので基準値を世界統合できないのでしょう。
私の使っているキャリブレーションツールもセンサーでチャートを読み取って自動調整してくれるものです。
原理や操作方法は基本的には同じだと思うのですが、精度や、調整範囲の幅などが違うのでしょうね。
私もパソコンの仕事で客先に行った時にカラーでのチラシ作成、印刷を頼まれてイラストや文字の色合いがイメージと違うと言われました。そもそもモニターの発色が調整されていないし、プリンターだって調整していないわけだからこのシステムで印刷後の色合いをモニターで確認するのは不可能だとつきかえしました。
キャリブレーション、調整をあまりシビアに追い込み過ぎるのも意味がない、ほどほどにしておくべきというのも同じように思っています。
オーディオの世界でもそれは全く同じことが言えると思います。左右の耳だって聞こえ方が違うからシビアに追い込んでも周波数によって定位が違うんですよね。
かわはらさん
そうですねぇ、人間一人一人が細かく違いがあるので、きっちりデータにすることは不可能だと思います。
そういえば昔「サウンド・レコパル」などよく読んでいた頃を思い出しました・・笑
あのころのオーディオは面白かったですねぇ。なんとなく今の音はコントラストの高い写真のような音に近い気がします。もちろん音源のデジタルの影響とは思いません。なんといっても初っぱなのデジタル音源のサンプリングはとても細かいですから、もはや人間の耳を超えたところにありますものねぇ。いえば音を出すコンポとかがそういう音作りをしたイコライジングにしていて、今の日本のポップスの音に合わせているのでしょう。
ヒゲはここでもデジタル、アナログに拘りがなく、その音楽が聞きたいと言う事で、それに手軽が入るととても嬉しいのでした。どんなにシステム組んでもやはり生演奏には勝てませんから、一番はライブを聴きに行くことなんですねぇ。
でもでも機器の調整や色々な事はこれまた好きですねぇ。男の子はそんなギミックや機械に拘ってしまいますからねぇ・・笑
話がそれてしまいましたが、キャリブレーション調整は人間の数だけ色の見え方がある、そしてその出力されたものを見る環境光にも大きく左右される、本当は答えはないと思っていす。といいますか、写真と実物は必ず違うと言うのが常識ですから、有る程度で妥協しないと、追求するあまりに無駄な資源やエネルギーを使って欲しくないと言うのが実は本音です・・爆!
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