1/16/2008

田舎の借家で煙突施工



我が家は古い学生アパートの跡で、そこの5部屋をまるまるかりている。(一棟分といったところ)
そして薪ストーブを購入しても煙突をどうするか?これが問題であった。
借家なので屋根に穴をあけるわけにいかず、壁にも穴をあけるわけにいかない(クーラー設置の穴とは大きさがちがうの)。で、考えたのが窓に耐水石膏ボードをはめてそこから煙突を出す方法なのである。
色々とそれらを頭で構想していたら、なかなか先にすすまず、「アル程度こうなるんだ」とイメージがわいたら、細かい所の事はやりはじめて考えればいい!そうしないと前に進まないのでそうした。
多分性格もあるだろうが、ある程度イメージがわくのだから、この窓にこんな形になって着くとわかり、いざ始めてしまえば、細かいところで支障が出ても、もう引き下がれないので頭から知恵を絞ってなんとかするのが「人間!」とばかりの勢いでできるものである。実際完成した。箱からだし、顔をのぞかせる薪ストーブ、なんだかワクワクの瞬間でもある。本体を所定の場所に設置したら、そこから煙突施工を始める!もちろん施工はセルフビルド(自分で施工)、購入したのは煙突部材もネットで本間製作所から、他の物は近くのホームセンターにて「耐水石膏ボード」、「断熱のウール」、「ストーブを載せる煉瓦のプレート」それと固定するビスぐらいである。プレートは当初写真のようにストーブの周りだけだったのだが、その後運転していて慣らし運転が終わって本格的に焚くと、それ以上の範囲が意外と熱くなることに広げていった。煙突を石膏ボードから出す部分は眼鏡石などあてられるはずもないので(そんなに厚さがあるわけでないので)ごらんのステンレスのプレートをボード両面からビス止めした。途中このプレートの大きさに石膏ボードをくりぬいていて、天の部分とあまり間隔がなく割れてしまって、写真でよく見ると木をあてて補修した。石膏ボードは割れやすいので注意である。


部屋の中での完成した様子が左の写真である。窓の面積がボードでとられてしまうが、それはこの仕様では仕方ないとあきらめるしかない。夏場になればこの煙突とボードをとりはずせるようにもなっている。
次回は外側、屋外の様子をごらんいただこうと思っています。

6 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

窓枠に石膏ボード取り付けで壁抜きしないで煙突を出す方法も、現場で現物合わせで試行錯誤して作るのも全く同じですので、我がことのような現実感を持って読んでいます。

これからDIYで自己設置する人にとっても役立つ記事となっていると思います。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん
ありがとうございます。
かわはらさんも同じように色々と試行錯誤されて作られたのですね、でもそのぶんなんだか達成感もあって人生得した感じしますねぇ。
この次に記事にすると思うのですが、丁度このときに40肩になってまして、腕が上がらなかったのです。屋外での煙突とりつけは苦労しました。今の所強風にも大雨にも耐えているので成功なのかもです。煙突は部屋の中の本体から部材をはずして、横引きもはずしてしまっても、屋外の煙突は独立してそのまま固定されているので、みかけは間抜けなんですが、夏場はそれこそボードすべてがはずせるんです。でも多分面倒なのでそのままだと思いますが(笑)

かわはら さんのコメント...

私も煙突設置はかなり苦労しました。足場のないところでハシゴをかけて一人でやったのでかなりアバウトで納得いかない仕上がりです。そのうちやり直したいと思っています。

でも一度設置して稼動させてそこそこ使えてしまうと、致命的な不具合が出るまでは使ってしまいますですね~。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

ですねぇ、家族に同じぐらいの男性がいれば楽勝ですが、そうはなかなかいきませんから。
でもそのままうまく稼働してしまうと、かなりの事が起きない限り修正すると言う重い腰があがりにくいのも事実!
多分私もこのままだと思います。

匿名 さんのコメント...

ガッテン、ガッテン、ガッテン、
私も煙突にこまかな不満はありますが、余程の不具合がない限りやり直すことはないでしょう。ヒゲMacさんとこの煙突、ほんと家のと良く似た条件のようです。ただ高さはうちの方が、外3本、内1.5本ですのでありますが、太さはヒゲMacさん(120ミリだったと)とこのほうがありますね。ヒゲMacさんの焚きつけ時の様子を聞いていると、私も120ミリにすれば良かったなあと思ってしまいます。とりあえず問題なく燃えているので、いまさらやり直す気にはなりませんが。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

うばめ屋さん
120と106は体験はしてないのですが、お店の方がおっしゃっていたのではかなり違うそうなんです。ですので、別のストーブで106の煙突口を120に変換するアダプターがあり、それをわざわざ付属して売っておりました。径の大きさはかなり響くようです、けれどしっかり燃えているようですし、ほぼ問題なければ施工はだいせぃこう!!(く、苦しいおやじギャグ・・・)と思いますからそのままでOKでしょう。かくいう私も引きは強くないですが、ちゃんと焚けているのでオキドキー!なんですよ(笑)