午前中に少し涼しかったので薪割り・・・とがんばってやってみましたが、、暑くて半分もしないうちに切り上げてしまいました。すでに玉切りしたものでそのまま軽くなってしまっているものもあり、木の種類で乾燥具合が全然違っているみたいでした。
その後は部屋でフォトグラファーが集まって(プロもアマも集うのですが)毎月の題目を決めて作品を出す月例展に出す絵を撮影することに決めました。
で、今回はモノクロと言うことなのでどうしよう・・・と考えては見たのですが、見ただけで、、安直に手持ちのブルースハープにしました。(なんの脈略もないのですが)光り物は難しいのですが、そこはあまり気にせずに出してしまうヒゲ・・笑
完成した絵はご覧のような形です。左から「ビッグ・リバーバンド」と「マリンバンド」「ブルースハープ」そして上が「プロハープ」です。昔カナダでこれを下手なりに演奏して楽しんでました。しかし日本の帰国してからは、こんな下手っぴとジョイントしてくれる人がいないのでただのガラクタになってしまっています。
それとこのブルースハープはカナダでだいたい¥380ぐらいでして、プロハープだけが¥800ぐらいでしたが、なんと日本ではこれの数倍しているではありませんか!びっくりして目が飛び出るかと思いました。
さて今回の種明かしです。三枚の写真でセットを違う方向で撮影しました。むろんストロボはたいていません!(面倒だから・・・爆) すべて自然光で終わりです。そのぶんセットの位置を決めるのが重要です!光の入ってくる方向でよい所を見つけ出すのが横着できる切り札ですから(こんなんでいいんかい?と言われそうですねぇ・・・笑)
黒ケント紙で背景を作り、太陽の光直接ではテカりすぎになって写り込みがフラットになりにくいので絵のように白いシートを天と左サイドにかぶせます。この天の白シートはヒゲのオリジナルで、車の窓に吸盤で張り付けるあの日よけ網みたいなのがあるではありませんか、あれの黒い網をとっぱらって白ビニールシートをはりつけて自由に細かくたためて持ち運びできるようにしているのです。
次はこの簡易セットの右側です。右の銀レフは裏の白い部分を使って、黒ハープの右側に少し光を起こしてやってデティールを出す役目です。カメラの下にある白レフ板も少しハープの手前の光を起こしてやる役目で、もちろんデティールを出して黒潰れをなくすためです。
最後の絵はカメラ側からのセットで、左の黒ケント紙は、ハープの左側を絞めて、またその奥のケント紙がなくなった所から少し背景と隙間を作って、そこから光が差し込むようにしています。これが完成の絵をみて左側奥のボワァ~っとした光を生み出しています。
と言うことで種明かしですが、こんなセットですと工夫すれば普通の人でも家でしっかり撮影できる事がおわかりだと思います。もちろんカメラはこの眼レフでなくてもコンデジで十分です!さぁみなさんもちょっと家にある時計や宝石をこんな感じで撮影してみてください。ストロボなんて入りません、太陽光はすごい味方です。(こんなネタばらしていいのかなぁ~と思うヒゲでした・・・笑)
6 件のコメント:
モノクロならではの渋さ、カッコ良さが出てますね。
種明かしもありがとうございます。気合を入れて撮影する時の参考になります。
オークションに出す時もこういう撮影方法をすると値段が上がりそうですねぇ。私はいつも安易に机の上に置いて撮影してしまいますが・・・。
かわはらさん
セットを組むのが手間ですが、やってみるとなかなか面白ですよ。笑
確かに写真で製品はかなり印象が変わります、しかし現物を受け取って写真と大きく違うとショックでしょうから、机の上にポンと置いて撮影がいいかもです。(中古等は)新品はこんなセットを組んで撮影するほうが、写真と品物の差が大きくないので値段を上げやすいですねぇ。
なるほど。新品と中古品で撮影方法を変えるというのも大切かもしれないですね。
中古品を気合を入れて撮影して、すごくきれいなイメージを持たれてしまって、到着後に荷物を開封してがっかりされるより、見た目の印象に近い感じでサクっと撮った方が無難ですねぇ。
とりあえずそんな感じの出品をしています。いくらになるか楽しみです。
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k52258610
かわはらさん
ファツクスいいですねぇ。ヒゲの古いのと交換してもらいたぐらいです。笑
中古品撮影は傷等があるので、それを申告する意味の撮影をすると、上手い具合にしないとかなり傷んだ商品か痛みより綺麗に見えてしまう可能性がありますねぇ。
それなりに出来ないことはありませんが、撮影に力をいれすぎて値段がそんなにならなかったらちょっとがっかりですしねぇ。
薪とか食料品は綺麗に撮影されるといいかもですねぇ、薪は背景に薪割り台と斧がぼけて写っているとか、薪割り台に乗せてイメージ風にとか。食料品はとにかく明るく清潔感とちょっとコントラストあげて美味しさを出せばバッチリです!!
そうそう。中古品をほどよく(傷や汚れ具合が的確にわかるけど、必要以上に汚くなりすぎない、きれいすぎない)撮影するのも意外と難しいですよね。どっちか両極端になりがちです。
薪の撮影もそれと同じことが言えると思うのです。イメージ良く撮影してしまうのも怖いです。
現実の薪は泥や汚れや虫がついていたりしますからね。そんなのでクレームになることもあるようです。
クレーム対策に薪屋さんは出荷前に高圧のエアーで吹いたり、ブラシをかけたりして対策しているところもあるようですよ。
かわはらさん
なるほど、エアーで吹き飛ばしているのですか・・・なんだか薪もスーパーの野菜ですねぇ。きっちりしていないといけない・・賞味期限的なものがちょっとある・・。
まぁ薪をわざわざ買われる方は富裕層の方が多いと思いますから、綺麗で虫の痕跡がなくて形もほどよくいいものがいいのでしょうねぇ。もちろんそれなりに人件費がかかりますからお値段も張るよと!笑
このさい写真はイメージで自己申告しておいて一度綺麗な写真をのせて、それから本品の単品カットを撮影しておいたらどうでしょうか?イメージ写真があるのとないのとではどのぐらいちがうでしょうかねぇ。ヤフオク等でやった事がないのでその違いは未知なのですが。
イメージで購買意欲を高める(本来その意味のイメージ写真ですから)、それから単品で見てもらう。とまぁ、そこまでする人はいませんかね・・・笑
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