ついこのあいだまで山一色がグレーだったのが、ふと気が付くと新緑で覆われている裏山の様子。
歩いて2分(もかからないですねぇ)、長い階段を登り切ると若宮八幡宮があり、ここ楢津地方を見渡せるよい場所なのです。またヒゲの冬を助けてくれる柴刈りの場所でもあります。狸にきつねがおりまして、イノシシはさすがにここにはおりませんが、自然の残ったよいロケーションです。
でもきっと昔は海だったここらへんですから、実は波止場だったのかもしれませんねぇ。漁に出かける漁師さんの安全を祈願するための神社なのかもです。
写真は手斧でもあり、くさびとして使っている小型斧です。とても重宝しているのですが、石頭でガンガン叩いていると、ヘッドの所がドンドン潰れて修正しても追いつかない状態になっています。しかしわざわざクサビを買わなくてもなんとかすべて薪が作れているので、まだまだこの小型斧にはがんばってもらわないといけません。
この写真は例のHDR「ハイダイナミックレンジ」!(上の神社の写真もですが)。今回はこのHDRの簡単な種あかしです。
まずは下のように三枚の露出違いの写真を撮影します(ヒゲは撮影するよりもフォトショーのトーンカーブ調整で人工的に作っています)
暗い部分のデティールがある写真 (ハイキー露出)
ニュートラルの写真(暗くも明るくもない写真:適正露出ですね)
ハイライト部分のデティールがある写真(アンダー露出)
そしてこれらをPhotomatix Proと言うHDR専用ソフトで読み込みトーンマッピングの調整をしていきます。すると完成した下の絵になるわけです、それにフォトショーで輪郭をはっきりさせてちょっと味付けして出来上がり!!
極端にいえば写真の良いところ取りをした写真と言うことになります。もちろんここでは三枚ですが、本来は少なくても5枚で演算がより正確になるようで、あるていど細かい露出違いを数多く演算させた方がスムーズな絵が出来上がるようです。もし興味がありましたら是非チャレンジを!!
(ちなみに、この完成写真はPhotomatix Proの処理段階でサチュレーション「ハイライト部分の鮮度」を極端に落としています、それと今回の写真はすべてコンデジ「コンパクトデジタルカメラ」で古い200万画素オリンパスキャメディアC-2000Zです)
2 件のコメント:
またまた種明かしをありがとうございます。
コンパクトデジカメも馬鹿にできない描写力がありますよね。
一眼レフのような瞬発力はないですが、使い方次第ではけっこういけますよね。
かわはらさん
このキャメディアは未だに良いコンデジだと思っています。オリンパスレンズ(ズイコー的な)のレンズはよい味があって、ちょっと緩いアンバー系の絵をはき出します。記録メディアがなんとスマートメディアですが、壊れるまでこのカメラは大切に使っていこうと思っています。
それとこのコンデジは意外とピックアップがよくて連射もかなり優秀!でも一番重宝しているのはそのAF精度の良さです。もしかして仕事用のD2Xよりいいかもです。
また、このカメラは本当にカメラ!って感じのフォルムとグリップがとても気持ちよくホールドできて、このコンデジを買う決め手となった所でした。とっても安くて高画質なコンデジ一杯でてますが、すでに10年とはいいませんが、それぐらい経ったこのカメラが今でも十分使用に耐えられる事を考えたら、やはり当時でも高かったこのクラスは良い作りをしています。(カメラ会社のデジカメに言えますが)
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