6/12/2009

くさび?

 この間の薪割り大会でせっかく筋肉痛までして筋肉がついたので、それを維持するためにしっかりと夕方から薪割りをしている。 ただ、大きなひねくれた原木は大変だ。

 しかし、あの薪割り大会にて、ヒゲの持つイエローAXはクサビのハンマーとしても使えることがわかり、これは利用しないわけにはいかないと思って使い出した。 そしたらまぁ~、ヒゲの所には専用のクサビなどなく、あるのは手斧のヘッドをクサビ代わりとしているもの1個! 後はクサビではなくクワのヘッドだけ。これは全然やくに経たないのでほとんど使っていない。

 さて、他のサイトでクサビは2個必ず使うといわれたりするが、はたして本当にそうだろうか? あまりにそこらへんのサイトで当たり前の情報しか流さないのはちと面白くないし、そんな情報なら他で巨万とあるわけで、やはり、もっと情報としてこんな形もあるとか、こうしてみることも出来ると言った情報が生きた情報と思っている。言い換えれば、そんな同じ情報をわざわざ流すのもあたりまえすぎて・・・せっかく他と違う傾向でいこうとしているサイトも、結局どこかであたりさわりないぬるま湯情報となってしまうようだ。まぁヒゲはかなり過激な発言で性格でてますぅ~(^^; すみません・・・(>.<)

 で・・・この小さな小さな手斧のヘッドをクサビとして、とってもねじくれた原木を叩き割ってみた。そしてこれはハッキリ行って石頭やそこらのハンマーでは無理! ちゃんとクサビを叩き込めるAXで初めて実現します。 もっとも! この間Bbさん宅で使用させていただいたUSのクサビは、このクサビ斧とそのUSクサビ1個あれば、2個はいりませんとハッキリいえます。 だって・・・この小さな手斧ヘッドでいけるのですから。(^▽^;)

 はい!それでは調理開始です!まずはこの小さな手斧のヘッドを写真の様に刺します。AXのヘッドお尻で(お尻がクサビ用の打ち込み面)軽くコンコンと叩いて打ち込みます。 この原木、まっすぐに見えますが、ねじれて、ひねて、すごい状態です。



 さて、そうしたら薪割り台から下ろします。薪割り台では不安定なのと、地面に置いた方がAXの力が余分なクッションとなってしまう薪割り台がないので、その力が逃げません。そして後は思いっきり薪割りと同じようにAXを叩きつけます!! これだけThat it!!

 ごらんの様にここまでグングン裂いて入り込んでいきます。手のハンマーなんかでカッチンカッチンなんてやっていたら子供のままごとですよ(^^)v


 
 ひねて綺麗な曲線の原木ですが、こんな木もごらんの様にこれほど小さな手斧でクサビの様に太く広がってなくても割っていくのです。 これの大きなポイントは、やはりなんといってもクサビ用のAXで叩き割っていくからです。 ハンマーとはまったく威力が違います。 ちなみにヒゲの体験させてもらったものでは、グレンスフォッシュ(と言うのでしょうか、ヒゲはグレンと呼んでいますが)、これが同じ事をやってのけます。 せっかくグレンを持っていても、その性能を無駄にしてはいけません!ハンマーなんていりません。グレンやこのイエローAXやクサビ斧があればね(^^)v



 さて、ここまでいってさすがにイエローAXが入りきらなくなってしまって手斧のヘッドが叩けません。で、どうするか?そんなの簡単!(^^)v はい!原木ひっくり返して・・・で、後は普通に刃のある方でAXを振り下ろせば終わり!




 はいこの様に綺麗に割れました! 超簡単でしょ。(^^)v これにあのUSのクサビがあれば・・・まぁ~2個なんていりませんハッきり! だってそうでしょ?薪にする原木の長さは長くて45cm程度。その長さであのUSのクサビの長さがこれまたかなり長いし極端に終わりで原木を裂くように広がっている。そしたら、あのクサビが入っていってパkパキ音を鳴らしながら避けていってると、もう直径30cm~40cmの原木はクサビがそこに残ったまま救出できないことはまずありません。 やってみればすぐわかります。 ですので、これも新たな情報として今までの概念を見直してほしいと思いました。



 ただし!!・・・・・ 日本製のあの薄いただの黒い長い塊りのクサビは・・・・・まぁやり方でしょうが、この手斧がいけるのですから・・・・でも 工夫しないと・・・・飲み込まれてしまって救出できないかもしれませんですよ(^▽^;) でもね、最後は人間頭を使わないとね、一般的なやりかたしかやってなかったらダメダメ! 色々と挑戦してみないと。そしてあらぬ出来事が起きたときに、すぐに対処できる人は、こんな普通のやり方とは違った形で色々とチャレンジしている人だと感じます。 と言う事で、こうして実際にここまで不利な条件の手斧ヘッドで、ひねた長さ30cmぐらいの原木を料理できることをお見せしました。

 追記

 この前日にも今回の写真の原木よりも太い40cmちかいものをこの手斧ヘッドとイエローAXで割っています。(^^)v

 

4 件のコメント:

たかねぇ さんのコメント...

写真2〜3枚目で
「??この先どうやって?」
って思ったら
「ひっくり返す」(^^)
すご〜い☆

やっぱり物事なんでもいろんな面から見なくては☆
勉強になりました。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

たかねぇさん

 押してだめなら引いてみなって・・・事でしょうか?(^^;

 実はあのまま打っていっても良かったのですが、楽なのはひっくり返すだったのです。(^^;

 多分、こんな色々な工夫、それぞれの工夫、これがその人らしさ、とか特技やGIFTって英語ではいいますが、そうなんではないかと。

 これきっと撮影も、料理も、陶芸も色々な面ですべていえることだと感じております。そしてそれがまたその作家や製作者を助けている力だと思っています。

たかねぇ さんのコメント...

Wow☆GIFT♪ 
talentよりskillより
「神様から授かった」感があって素敵な表現☆
さっそく使ってきま〜す。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

たかねぇさん

 ですです!さすがよくご存知で(^^)
ヒゲもそのニュアンスでこの言葉を使わせもらいました。

 賜物ですよね!!(^^)v