5/02/2008

改めて我が家の薪棚

 それぞれの薪ストーブライフをおくっているとそれぞれの薪棚があるので、またそこに目を向けると面白い事が発見されたり、そこのやりかたやオーナーの性格までもかいま見られたりします。

 そんな我が家の薪棚はどんな感じでしょうか?と言うことで改めてすべて紹介いたします。もちろん、ヒゲの所は極力お金をかけず、あるものを利用しての薪棚。まぁ、その中では同じ廃材等を利用してももうちょっとやりかたがあるんじゃないの?って意見もあると思いますが、そこはご愛敬で宜しくですです・・笑

 そんなこんなでまずはゼロの棚、これは一番最初に積み上げた棚で、去年暮れに原木譲渡会等で頂いてきた中の比較的乾燥が進みそのまま即戦力に近い薪と、桜を頂いてきた時にカットした桜の薪を置いている場所です。大晦日付近にホームセンターにいって屋根の波板を新しい物に交換した以外はすべて持ち合わせです。ちょっと臨時で真ん中あたりの薪を引き出して使用したので、今は真ん中あたりやらが虫食いのように隙間が空いています。ここはこの後少し再構築予定です。雨は当たらず保管は比較的良い場所ですが、薪は何ヶ月間は雨風にさらした方が確実に乾燥が早く進むことがわかっています。(雨が当たらない場所で最初から保管するとカビや虫の発生が多いと言うことです)もしカビや虫が多く発生した場合は雨ざらしにされることをお勧めいたします。


 ここは壱の棚と弐の棚です。ここも乾燥は進んでいますが、やはり当初雨に当たらないと行けない事をしらなかったので案の定カビとかは風通しが良いので出てませんが、乾燥が雨風にさらしてある薪達にくらべて全然乾燥がよくないです。まぁでも日当たりと風はよく吹くのでこのままいってしまう予定です。(あまり場所もないですし棚を確保する)


 こちらはついこの間倒壊した棚で参の棚です。細かく言えば倒壊した部分と以前のまま保っている棚とが少し分割したような形です。ここにはそこらに転がっていた大きめの波板があったので屋根代わりに乗せています、雨の時はしっかり南側から振り込みますので雨にさらされていますが、今度この屋根はとっぱらってしまうことにしました。ちなみにここの棚もですが、基礎は原木で拾ってきた長めの枝やそれこそ傷んだ平板等です。ここも確実に乾燥は進んでよい風合いになっていっております。


 ここの薪棚四の棚は比較的最近のもので、ヒゲの背丈を超してしまった棚です。よく見ると少し後方へ傾いていますが、これは前に倒れて水路に落ちてしまうのを恐れたためです。棚の中で複雑に薪が入り組んでいますから、かなりガッチリしています。(乾燥が進むとどうなるわかりませんが)確実にここは雨ざらしです、色合いも風合いもよくなってきています。


 これで下の現在こしらえている大きめの薪棚五の棚で合わせて六棚あることになります。六棚目はこの四の棚の後ろになります。昨日ヒゲと同じくしてカナダに渡った知り合いが遊びに来てくださり、ここの様子を見て「カナダにいたときのスキー場のロッジみたいだ」と言われてしまいました。あちらの田舎ではこんな感じで家のあちこちでまだまだ薪を積んでこうした光景が沢山あると言うことなんですねぇ。

 まぁヒゲの所はスキー場ではありませんから、田舎の風景と言うことでしょうか。

2 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

なかなかボリュームが出てきましたねぇ。それだけ溜まってくると安心できますね。

波板の屋根があるところは、普通の薪ではなく焚き付けや柴の細いもの専用にすると良いかもしれないですね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 少しずつですがそれなりになってきた感じがします。まぁ、小さい薪ストーブですからヒゲの所は、このぐらいでも結構あったりします。(初回シーズンは200kgのケヤキと細い角廃材で後は全部裏山からだったので今のこの状態は何シーズンもつのか?って事になります)

 ここからは薪割りよりも太め枝や丸太の割らずしての乾燥を作っていくようにしようかと思っています。ちょっと時間がかかりますから、2~3年後の燃料と言うことですね。多分雨ざらし作戦ですね。

 とある薪を販売しているサイトで見た絵で、まるでモンゴルのゲル(テントみたいな移動式の家)と同じ姿形で薪を組んで雨ざらし乾燥がありました。もうみっちり薪を積めてあの形ですが、やはり雨風にさらすとものすごく乾燥が早いとの事です。よく乾燥できたものを屋根のある薪棚に移動して使うというパターンみたいですね。かわはらさんの所みたいです。

 カットしたのを最初から綺麗な屋根付き薪棚に収めるのはぜんぜん良くないようです。