11/03/2012

About Iron Monger

11月3日土曜日

アイアンマンの最初に出てきた敵キャラ「アイアンモンガー」
これのフィギュアがホットトイズから販売されたようなのですが(国内はまだらしいです)

それの話題をみんなピックアップしているようで。 普段はあまり売られた新作フィギュアのおっかけとかレビューはしないヒゲですが・・・このモンガーを見てちょっと思っていたことを書いてみました。

これは別にホットトイズがどうのとかでは全くありません。 このモンガーの構造が全然ダメ!ということでした。

ここ最近のこういうSci-fi系のキャラはかっこよさと見た目の売りがかなり先行して「ありえん!」がすごく前に出過ぎた感じがしてならないのでした。

自分が若かった頃はもっとこの系統は現実感を盛り込んでいたのだが・・・

例えば・・・これ

このモンガーはやたらスタビライザーや、油圧シリンダーを多様している構造なんですが・・・
これ・・・ほんと駆動部分に対してむき出しが多くてね・・・ここアイアンマンにぽかん!と叩かれたら
それで終わりよん!(^^;(笑)

もうここで「だはは」と笑うしかなく、全然これが強いと思えないし戦闘用なんてありえん設定です。

ポカンと叩かれんまでにしても、戦闘中に飛んでくる粉砕した破片でインナーチューブが傷ついたら、これのシールにパッキンからオイルがもれて油圧が下がるの当たり前だし・・・

またそれらの鉄のかけらや破片を受けてシリンダーのピストン運動してみぃ? 機械を理解した人間ならわかるっしょ・・・でそのシールにパッキンが傷つくのも当たり前! そしたらそれでもオイルもれもれで性能ガタ落ちなわけですね。

きっとこのモンガーはスタビが働かず安定せいをなくしてオロオロして大幅で雑な制御しか出来ない事になるでしょう。

工学的な構造リスクをちゃんと考えた設計で出来るならこういう戦闘ロボットって考えて欲しいわさ。

いやぁ〜そんなところまでつっこむな!と言われているでしょうが・・・そういうところをやっていくように考えても悪くないと思うんだけれどねぇと・・・。

元々これらの仕事を若い時に携わっていたので、今のこのキャラ設定にデザインする人の甘い思考にほどほど呆れているのがあります。

まずはこれを見て「これありえんわー」と思って思考を巡らせた人はさすがだと感じます。

と言うことで、これが半額以下ならまぁ手にしてもいいかなぁと考えますが・・・原価近くだと・・・いらんなと。

まぁなんと辛口な事をかいてるヒゲざんしょ・・・悪者路線まっしぐらだす!(ーー;)

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