6/04/2008

今日は晴れ間が出てきたので

 梅雨に入ると全体がジメジメしますしお日様が顔出さないので、少しでも晴れ間が見えると布団干して窓開けて空気入れ替えしてと、今日がそんな日でした。

 夜はご飯を食べながらずーっと前にとっていた映画「男達の大和」をやっと見たのでした。笑 日本の戦争映画って暗くて、俳優さんの演技があまりに演技演技しているのが抵抗あるのですが、でも楽しく(?)鑑賞させていただきました。

 戦争映画を見るたびに「こんな悲惨な事が実際起こっていたんだなぁ」と考えると、今の時代に感謝しすぎてもバチが当たらないのではないかと思うぐらい平和ってほんとに素晴らしいことだと改めて思うのでした。

 ヒゲは両親が昭和一桁ですので、戦争体験をしているのと、実際に兵隊に行っていた親戚のおじさんとかがいまして、当時の話を毎日ぐらい聞かされて育ちました。そのためか、ヒゲはどちらかと言うと昭和初期の人間といった感覚で育った者ではないかと思います。

 父親は途中から朝鮮半島に渡り、母親は戦艦大和のテスト航海やらピカドンも見ているのでした。親戚のおじさんが話していたことに、最前線で敵と交戦中に弾丸がいきかう中よく日本映画で「突撃ぃー!!」と号令がかかり「ワァー!」と敵兵めがけて発砲しながら突っ込むシーンがありますですねぇ、あれってほとんど嘘ですって・・・なぜ? 実際はもう怖くて怖くてみんな突撃の命令がでても誰一人あの弾丸の中を突っ込むやつはいないと言ってました。そのまま散兵壕みたいな所から銃だけだして相手も見ずに撃ちまくっているというのです。

 ヒゲが昔夢で最前線にいく夢を見たときに本当にリアルな夢で怖い思いをしました、そしてその後何年かしてあの時の夢にとても近いものがトムハンクス主演の映画「プライベートライアン」の初っぱなのシーンだったのです。あれを劇場で見たときに自分が夢で疑似体験した恐怖がそのままよみがえりました。あれはリアルでしたねぇ、視覚の恐怖ではなく精神的恐怖をしっかり描写していて拍手ものでした。

 そんなこんなを思いながら、夕ご飯を食べ終えて男達の大和を見終わった時に、今日も平和でそばに犬がごろりんと寝ていてそれをなでながらいられることに感謝なのでした。

 写真は戦争とは全く関係ないのですが、ヒゲがお昼に作った梅茶漬けを使用したパスタと山盛り野菜サラダでした。でもそういえば戦艦大和って当時とても待遇がよくて、食事もとても立派だったとか。大和レストランみたいなそんな感じの事も言われていたそうです。

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おっと、草刈り機でコメント投稿している間に、もう一つ増えてた。(笑い)

私の父は田舎に居ながら戦闘機の機銃掃射を受け、母はB29の爆撃を芋畑の中から見たそうです。

怖いからこそ、最終的には万歳突撃するしかなかったのでしょうね。
江戸時代以後の日本人は、基本的に謀略にも戦争にも慣れていないと言われます。
だからこそ、人名軽視のあんな馬鹿な戦い方をしてしまった。

だけど、世界の中には戦争が苦手な民族がいたっていい、戦争が得意な民族とは違っていたっていい、そんな民族性を自己卑下する必要が有るのか。
みんな、もっと歴史を学ぶべきでしょう。
そこから見えてくるものがあるはず。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

狸猫@熊野さん

 すでに日本は戦争体験者の数が非常に少なくなっています。ヒゲは昔のこのごろの話を食卓で毎日聞かされましたが結構好きでした。笑

 話は好きでも戦争はやはり怖いです、倫理もなくなり何か一つの大きな強迫観念と権力で全体が動いてしまう、あのどうしょうもない世の中が耐えられませんです。まして戦場になると明日あの太陽が見られるのだろうか?と真剣に考えて船の窓から夕日が水平線に沈むのを見て、武装した仲間が薄暗い船底で海岸に到着するのを待っている姿を見ていると逃げ出したい気持ちで一杯でした。

 また面白い(といったら良くないですが)夢をもう一つみたのが、ドイツ人の将校らしい2人を相手にヒゲは何か抗議しているようなのです、ヒゲの後ろには真っ白の髪の老婦人がいてどうもその人をかばっているようなかんじです。(老婦人はどう見てもヨーロッパ系でしたねぇ・・ドイツ人が相手だからそうか?)笑

 で、論争の末将校の一人が腰にあった銃を抜き、そのままそこの位置からヒゲに発砲!ヒゲは「えっ?」となったのと同時に重たいなんとも言えない衝撃と体の力がぬけて立てなくなり前かがみにしゃがんでしまい、腹部に手をあてていたのですが、手に生暖かいものが感じられ、見ると多量の血が流れているんです。で、意識が遠のいていく時に、この生暖かい血がドンドンからだから出てしまう感覚にこれがこれ以上出て行ったら自分は死んでしまう、でも死ぬとは信じられない、けれど事実どんどん血が出ているからこれはもう助からない・・などの事が少しの意識化の中で交差しながらだんだん薄らいで重たい痛いといった感覚がずーんとお腹に響いていくんです・・

 そしたらですね、最後の苦しいと顔をしかめっ面にしてお腹を押さえていた状態で意識がなくなった最後の所でそのまままだ意識があって目を少しずつ開くと目の前に将校がいて老婦人もいるんです、あれ?と思って死なずに助かった?と思ったら・・・なんとやっぱり死んでました。爆!!

 すでに痛みがまったくない!でも撃たれた時のあの体に響いたショックはお腹のその部分には残っているんです、ですからお腹にあてた手はそのまま無意識でおさえているんです。しかし目の前の将校も老婦人もこちらに気が付かない、で見ると足下に自分が倒れているですよ。(老婦人は撃たれて倒れた私に抱きついて泣いてましたねぇ、ヒゲは彼女が無事であることに安心しましたが)そこであ~やっぱり死んでしまったのか・・・ちょっとがっかりして・・・しかし死んでも全然変わらないんだととても不思議に思っていたら目が覚めました。

 不思議な夢でした。笑

かわはら さんのコメント...

リアルで生生しい夢ですねぇ。

私も『プライベートライアン』のDVD持っています。60inch+5.1chで大音響で鑑賞すると冒頭シーンは生きた心地がしません。

匿名 さんのコメント...

ヒゲMacさんは、やはり芸術家ですね。
みんなの気持ちを代弁して言うと・・・
鮮明過ぎるのは、前世の記憶じゃない?
あるいは、実在した誰か(個人とは限らず集合無意識かも)の人生を見てきた?
アーティストは色付きの夢を見る(私の勝手な造語)みたいですが、私も一応色は付いていますが、ここまで鮮明には覚えてはいませんね。
でも、アーティストのインスピレーションと、スピリチュアルなものの出所は一緒ですから、そのうちに「ヒゲMacの○○○の泉」とかやっていたりして。(笑い)

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 おおぉぉ!!あのDVDをお持ちですか!!あれはすごかったですねぇ。あまり戦争映画って好きでないのですが(邦画・洋画問わず)しかしなぜか見るタイミングがよくあって、見てしまうとずっと見ちゃうんです。

 ヒゲの強烈なここ最近の戦争映画は「プライベートライアンの冒頭シーン」(カナダでライアンと言う職場仲間がいたのでついつい見てしまった・・笑)、次にこれはもう人間ってなに?ここまでする、なる?と強く感じたのが実話の「戦場のピアニスト」かなり重たいです、しかしこの真ん中あたりで主人公の弾いた曲がパナソニックのビエラですかねぇ、あの大画面テレビの宣伝で流れていて、映画を見てしまった・・・笑、それとヒットラー最後の12時間でしたか?あれです。ヒトラーはドイツの小説家、ミヒャエルエンデが幼少の頃目の前でヒトラーを見た時の印象話しが面白かったです、そしてドイツにとってヒトラーは口にしたくない歴史の傷みたいです。(しかし馬鹿な若者はネオナチなんて作っていたんですよ北米でも)日本の戦争映画でインパクトのあったものは・・・どうもないのです・・・残念。(お勧めがあったら教えて下さいませぇ)

 男達の大和もそうでしたが、昔から監督が見ている戦争の視点と戦争の恐怖の表現が全然進歩してないのですねぇ。もっと日本の映画を作る監督さんはよその映画の作りを勉強してもらいたいのでしたです。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

狸猫@熊野さん

 いえいえ、アーティストの端くれも端くれなんです。泣

 夢は小さな頃からフルカラーで、最近では度が過ぎるのか「臭い」まで出てきました!!(毎回ではありませんが)

 撃たれたときは本当に夢の中であの血の生暖かい感じがしっかり手に伝わっていました。お腹から出てくる直接の血は温かいのですねぇ。始めて知りました。(そんな大量に流れる事なかったので、それとお腹は腸あたりですからすごい血液が流れてきますねぇ)

 小学生の頃に担任の先生の家に早朝時に小学生だったヒゲがその先生宅の南側廊下で寝たまま上を見ている状態でいたんです。そしたら担任の先生がむこうからやってきてヒゲを通り越して歩いていってしまって、他にも家族のかたがバタバタと廊下を歩いている。どうもみんな出勤の用意や朝食の用意などような感じでした。

 そして夢が覚めてあさ学校にいったら、教室に入ってくる担任の先生は、夢でみた担任の先生の服と全く同じ色で同じ物だったのでびっくりしました。その時に子供ながらに「朝のあの夢は先生の所にいってたん?」と少し感じましたねぇ。でも幽体離脱なんて芸当はしたことも、なった経験もありません。おばけも幽霊も見たことは一切ありませんです。

 ただ正夢的なものはよく見るほうかもしれませんですねぇ。でもあくまでも噂程度のレベルです。

かわはら さんのコメント...

そういえば日本の戦争映画で特筆すべきものは上げられないですねぇ。

やはり地続きで油断していると隣国に攻め滅ぼされてくる歴史を持つ欧米の遺伝子にはかなわないのかもしれません。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 そうですねぇ、日本人にはピンとこないことでしょうねぇ。言葉が変わり、今まで住んでいた家を捨てて隣国へ逃げないといけないとか・・・。次の日には自分の国でないのですから。

 だからあちらでは土地の執着があまりないのだそうです。日本みたいに境界測量など厳密にしてないのだと聞きました。