6/11/2008

オーバーヒート!

 日曜日は広島への出張撮影でしたが、その時にいつものように高速を使っていつものように走っていけばよかったのですが・・・ちょっと今回は開始時間にギリギリのようだったので、少しでも余裕を作りたくスピードを100km~130kmぐらいの間で走ることに決めて行ってみました。

 いつもは80kmかそれを切ってしまうスピードで走っているヒゲなのですが、この時は100kmを超えて走りますと普段追い越されまくっているヒゲの車が他の車と同じぐらいのスピードもしくは少し早くなっていました。ここで始めて思いました「そうかぁ、普通の人は高速道路を100kmで巡行しているんだなぁ~」と。

 時折130kmまで出してみましたが、登りでなければ快適に走るデリボーイ君、もともと生まれ持っての動体視力は約120kmだったので、ヒゲには道路に落ちたオイルの少しの痕跡もこのスピードまでなら普通に見えてしまうのでした。(動体視力は個々差があり、80kmの人もいれば150kmの人もいます、しかしこれは訓練でドンドン上げていけますので問題はありません・・・が・・訓練を止めると元に戻ります)

 そんな余裕をかまして走っていましたら「フッ」と脳裏に水温計が浮かんできたのです・・・これは全開の発電機「オルタネーター」と同じ感覚が来ました(全開もフロントパネルの計器から何か違和感がくるイメージがしてフッと目をやりました)、そしてそっとパネルに目をやると(半ば恐る恐る・・)「あっちゃー!!」いつも真ん中あたりを指している水温計の針が「レッドゾーン」ギリギリの所にいるじゃあーりませんか!!あわててスピードを下げいつもの80kmで巡行、今まで追い越してきた車にとことん追い越されていきました、しかしそんな事はどちらでもよかったのですが、80km巡行しても温度が下がりません・・・いよいよ70kmぐらいになり時折メーターがレッドゾーンを越えてまた下がるという怪奇がおきます。

 先方様から電話がかかり約束の時間になっていましたが、ヒゲはまだ目的地の30km手前へです。事情を伝えて了解をえてキープゴーイングでなんとか止まらずに到着!仕事を終えてそこから出発したら数百メートルで水温計がレッドゾーン!あちゃちゃちゃ・・・近くのガススタでボンネットを開けると・・・わかりました!ラジェターホースのジョイント部分から一部突き出したバルブのゴムの劣化で、そこからクーラントが噴き出していました・・・やれやれです・・・・



 すぐにいつもの車屋さんに連絡して事情を話したら応急処置を教えて下さり処置しました。劣化したゴムを外し、そこへ指サックを二枚重ねて差し込み、タイラップ(把捉バンド)できつく絞めて終わり!後はラジェターキャップを一段緩めてOKです!(キャップをきっちり閉めてしまうと圧力がかかり、指サックをかなりタイラップで絞めていたとしても、クーラントが噴き出す恐れがあるので、キャップは一段緩めて圧を抜き、一段目の緩みでしたらきっちり本体と引っかかっているので抜けて落ちる事はないのです)



 こうして応急処置をしたのですが、近くの100円ショップで材料を購入!修理は約210円で終わり。後は水ぐらいですね。昔の古いエンジンは頑丈です、そしてこのように簡単にそこにあるもので応急処置ができる!今の所JAFいらずです。笑

8 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

今回は遅刻の了解が取れて、車にも致命的なダメージを与えることなく何とか現場にたどりつけたのもラッキーでしたね。

応急処置で戻ってこられて余計な時間や出費も抑えられましたね。また、きっちり修理工場で整備すれば、しばらく安心して乗れそうですね。

匿名 さんのコメント...

私のエスティマ・ルシーダは、そろそろタイミングベルト交換の時期です。
この車は工賃が割高なのらしいですが、まだまだ長く乗るつもりなので、ついでにゴムブッシュ類やプロペラシャフトのカップリング交換、ウオーターポンプ交換などをまとめてやっておこうと思っています。
車関係のメンテは全く駄目で、せいぜいタイヤやオイル交換、オーディオのヘッドユニット交換くらいしかした事が無いので、ディーラーで頼むつもりです。
何故か、あのこみ入ったエンジンルームを見ると、この大雑把なアタマが拒否反応を起こしてしまうのです。(パソコンの内部もそうだけど)

会社勤め時代は典型的な消費型人間で、ウッドラックさえ作ったことがなく、つまらないものを次々と買い換えてばかりで、たいした物は無いのにいつも金欠人間でした。
逆に今は、パソコンはWIN95+CD-ROMからWINXP+DVD-RWまでガマンし、デジカメも実に7年ぶりに買い換えました。
おかげで、ヒゲMacさんの言われるとおり、その間の進歩の度合いが凄くてびっくりしています。
そう言えば先日オーブンレンジが壊れたので、10年ぶりに変えたら感動しましたよ。
ちなみに、電磁波が危ないなんて言いますが、我が家は私を含めて脳がイカレた老人ばかりですからなんら問題は有りません。(笑い)

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん
 
 やはり古い車で高速走行は負担になったみたいです。反省です。

 でもタフなエンジンのおかげでなんとか乗り切れました。このエンジンは設計自体がかなり古いエンジンなので頑丈に出来ていると車屋さんもおっしゃってました。

 実は今日木曜日の朝一に車屋さんに持って行ってクラッチを全交換してもらいます。もうかなり奥まで踏み込まないとクラッチあわせが出来ない状態です。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

狸猫@熊野さん

 エスティマだとヒゲの車とはもう性能差がありすぎぐらい良い車ですねぇ。

 天才たまごっていわれてましたよねぇ。

 今の車のエンジンルームはもうギューギューじゃないですか、それに比べたら我が家のデリ君はかなり隙間だらけの昔車ですです。笑

 コンピューターなんてまったくありません、典型的なアナログ機構です。まぁこれがいざとなったときに現場で応急処置ができる強みですねぇ。

 磁気嵐がきても点火タイミングのCDIさへいかれなければまず問題なく動いてくれますです。

匿名 さんのコメント...

>天才たまごっていわれてましたよねぇ。
いやあ、それはかなり古い話で、このルシーダは今年で12年目突入なんです。

ちなみに、デリ君なんていうからデリカかと思っていましたらデリボーイ、これは日本車に見えませんが、いかにもヒゲMacさんらしいですね。
正直言って、中古価格の安さ(70万)だけで買ったルシーダより、はるかに趣味性の高い選択だと思いますよ。
例えば、ロードスターよりもヨタハチ(Sはホンダだから)買ったり、古いアルファを乗り回すような感じで、ちょっとスカすのがおしゃれなんでしょうね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

狸猫@熊野さん

 いえいえ、この車は成り行きだったのです・・爆!

 以前はランクルプラドの古いタイプで、これまたランクル40と部品が共通でタイヤが細かったですが、大好きも大好きな車でした、が・・・・フリーになって荷物を載せることと、経費を考えたら維持するのが大変で、心を鬼にして手放し、今のデリ君になったのです。

 しかし当初は同じバンならエスティマとかを考えたのですが、車屋さんの強いすすめで「商用車にしとき!」と言われ、内装もすべて整って車中泊もできる折りたたみベッドがついたこのデリ君を譲ってくれたのです。

 中古でもこのデリ君なんだか値段がするみたいですが、ヒゲは友情価格で購入(ちょっと言えないぐらい安かったです)、エンジンのカムチェーンもベルトも新品にして調整しているものでした。ただクラッチだけがまだだったので、そのまま乗って今3年目にして踏みしろがなくなってしまいました。

 でもこのデリ君が今ではお気に入りになって、狸猫@熊野さんと同じように他の人からよく外車に見られてしまうのですが、そこがまたちょっぴり嬉しかったりします。(ヒゲとしてはヨーロッパのお花屋さんの車とよく言っています)

 

匿名 さんのコメント...

ベッドまで付いているなんて・・・、私だって自分の趣味車なら、絶対このデリ君の方がいいなあ。
会社を辞めた当時はマスターエースの後ろにコンパネを敷いて、その上にフトンやシュラフを敷いたりして一人旅やりましたよ。
ああ、北海道一人旅やってみたい。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

狸猫@熊野さん

 持ち主が趣味の川釣り用に現場で車中泊できて着替えも出来るようにしたかったそうです。それですごい上手いDIYで作っています。

 現在社長のこのデリをヒゲが奪い取り(?)やっと先月程度のいいデリを手に入れて、以前の内装よりも少しグレードアップして組み立てていました。ヒゲも負けじとカーテンをつけました(ってたったこれだけです・・爆!)

 でもカーテンつけるだけでなんとなしかキャンピングカーになったような(カーテンは運転席と後ろの仕切りで、これがあると車中泊していても外からは全く見られないので精神的に安心です。)今度は室内に蛍光灯をつけいたと考えていますし、横から小さな机がパタッと出てくるようにしたいと思っています。

 後は後ろにロールのオーニングテントっていうのですか、あれをつけてテントみたいに(タープかな)してテーブル出してキャンプしていたいですねぇ。(でも冬は原木回収車になるので、経済的にゆとりが出たら軽トラ買ってそれを原木野良作業に使いたいですねぇ)