4/24/2008

薪ストーブを焚かなくなって

 ストーブに火をいれなくなってすでに4日目、ちょっと寂しい気持ちもだんだん慣れてくるもので、今度はストーブよりもどう現時点の猛暑を切り抜けるか!これを考え出しております。そんな昨日から今日の午前中にかけて静かに雨がふっていまして、アトリエの中で久しぶりのフィルムスキャンをかけました。

 といっても我が家のはそんなすごい性能のスキャナーはありませんので、何年も前のEPSONのスキャナーでコツコツとブローニィーフィルムをスキャン。スキャナーかけるときは毎度古いノート型のパワーブックを出してきて作業しております。どちらも古いものですが、でも十分ここ田舎の仕事ならこなせていけるのでした。カメラの仕事をされている方は大いにして最新のもので構成されるようですが、恐ろしくクゥオリティーを求めなければ十分これでいけると確信しております。



 機材はそんなに最新でもないし数もありませんが、そのぶんをアイディアと工夫で切り抜けているヒゲ宅でした・・・・ってなんだか言い訳がましい感じも・・・・爆!

8 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

最新スペックでなくても十分に使えますよね。むしろ古い機材をフル活用して作品を作り出している方が、むしろ素晴らしいと思います。

だんだん薪ストーブを焚かない日の方が多くなってきましたねぇ。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 焚かなくなってとブログアップしておきながら・・・夜になって今夜は15度を切ってしまって・・・・焚いちゃいました・・・笑

 田舎で細々と写真家しているものは最新にはついて行けません(技術ではなくお金ですねぇ)、ソフトも年ごとにバージョンは上がる、けれどそれに絶対に変えないと行けないほど必要にかられるわけでないのに・・・強迫観念にとらわれているかのごとくこぞってカメラマンさん達は新しいソフト、新しいOSに飛びつきます。サブリミナルで催眠術でもかかっているのでしょうかねぇ?冷静に考えたらそんなバージョンアップに飛びつく必要ないのですが・・・お金ありまっているのでしょう。

 そんな人達に沢山お金使って貰うことは本当は良いことなんですね。ヒゲもあれば買っているかもです、ありあまっていない普通ならば買い換えるほど、バージョンアップするほどに仕事に必要とは全く思えませんです。

 カメラマンさん達ってどういう考えなのか未だにつかめないヒゲでした。(ヲイヲイ自分はどうなんだって・・・カメラマンじゃないのかい?って・・・いえいえだから写真家って言っています、フォトグラファーと英語ではいいますが、カメラマンではありません・・・)・・なんだか屁理屈みたいな・・・笑

かわはら さんのコメント...

20℃を下回ったら迷わず私も焚いています。ちょこっとだけ焚くのもいいものですよね。

新しいパソコン、機材、OS、ソフトと常に乗り換えていたらいくらお金があっても足りないですよね。

たいていのことは一世代前のものでもできてしまいますし、アイデアや技術次第でどうにでもなると思います。

私はたまーにサーキットで走行しますが、車でも同じことが言えていて、新しくて性能が良くてもドライバーがヘボいと古い車より遅いですからね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 そういえば昔ヒゲがまだかなり若い頃に(20代)オートバイのレースをやっていたときに地方のサーキットでショップの走行会がありまして、練習走行がてら参加しておりましたが、いましたねぇ~自称「峠キング!」・・笑

 でも彼らはそこの有名な走りやさんで峠のキングみたいでした・・・が・・・彼らはサーキットの走行レーンの広さが実感できずにどうしてもあの狭い公道で走るので、いざサーキットで走ると最速ラインがわからない、それと幅が広すぎてラインが読めない等、それと絶対スピードが全然違う事であわれ撃沈します。

 でも元々素質があるとグングン慣れれば早くなりますねぇ彼らも。ですがサーキット走って峠に戻ると、下っ端の仲間からもう絶賛されて天狗になってますねぇ。そんな彼らの横にヒゲは普段乗っていたBMWのR80で峠をながしたあと止めて彼らの話をロバの耳なって聞くのが面白かったです。

 で、チャンプくんが走るときにみんなが「○○さんが走るぞぉ~」なんていってると丁度ヒゲが友達の走りをみてあげるために一緒にエンジンスタートさせて出発したのですが、チャンプ君と友達とヒゲが同時に3台スタートしてですね、猛烈にスイッチが入ったのか友達も早かったのですが(でも峠レベル)チャンプ君に挑んでしまい1コーナー下りをぬけてぶっ飛んでいきました。ヒゲは仕方ないのでBMWのアクセルをあけて最初の下りストレート50mを彼らと駆け下りたのですが、BMWも800ccですから2サイクルのホンダNSRやヤマハTZR達にトルクでついてはいけるのです、が・・・・

 50m後の最初のヘアピンカーブが迫ったときに彼らはヒゲより1車長強ほど先に走っていて(さすがレーサーレプリカです)ヘアピンに入る所のブレーキングにさしかかったところ・・・ヒゲの左イン側を猛烈なスピードで後方へ消えてしまいました・・・っーか・・・ヒゲがブレーキングで彼らを抜いてしまいました・・。

 ようは峠の人はあまりにもブレーキポイントが浅すぎたのです。我々レースを常時している者としてはあまりに普通の人とのポイントが違っており、そんな違ったポイントでありながら我々では安全圏買い物コースみたなものでした。

 全然走りのレベルが違うのがよくわかりました。(ヒゲは普通峠で走りませし、まして峠小僧と勝負などしませんからここで始めて知りました峠のレベルの低さを)この後ヒゲは立ち上がりで抜かれます、だって水平対向エンジンのBMWはバンク角ありませんから・・笑
シリンダーゴリゴリすってます。

 まぁどんなに最新式のマシンでも、腕が違うとツアラーのBMWでも一緒に走ってあげられるというわけですね。ただし彼らの自尊心かなり傷つきますが・・・。でもまぁヒゲもブリジストンが半分スポンサーになっていただきレースしてましたから、半分はお仕事でしたねぇ。懐かしい思い出です。

かわはら さんのコメント...

どんなに飛ばしたといっても公道ではレベルも知れていますし本当の意味での「限界」に近い領域にはなかなか踏み込めないですよね。

サーキットでタイムを切り詰めるような本当の意味での「限界」を体験していると公道チャンピオンのレベルの低さもすぐに判ってしまうようですね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 おっしゃるとおりで、それは半端じゃないぐらい彼らのレベルは低いです。ですがレースもしていながら週末峠キングをしている人はやっかいです。

 そんな人は恐ろしく早いです、まぁかなり目立ちたがり屋さんですが・・・笑

 ヒゲはレースを始める前はそれはそれは超カメさんで、仲間内で一番遅かったです。峠なんてガードレールにつきささった思い出しかありません(それも50ccのホンダシャリーでです・・爆!)

 しかしレースを始めて気が付くと昔そうして走っていた仲間とは全然違う次元にいることがわかりました。彼らが必死で半ば命がけぐらいに走るレベルは、我々では60%にも満たない事があります。コーナーを抜き去る時に左手をあげて謝ってインから抜いていく事もしばしば・・・それだけ絶対スピードと自分の持つ動体速度が完全に違うのです。

 後、遅い上達しない人達の共通点がありました、それは自分より遅い選手(ライダー)をけなしている・・でした。

 あのスタンド前のコーナーで後ろをつついてやった、とか・・ブレーキングが無茶苦茶手前だからぶっかるかと思った・・・などなど、他の遅い選手の事を休憩などで言っています・・まぁたいしたことない人達です。

 早い人や必死な人は抜かれたライダー、マシン、コーナーで追いつけない理由等々を自分の走りと照らし合わせてどこが違うのか、なにがまずいのかを必死で考察します。そんな自分より遅い人の事なんて話している場合ではありませんから本当に。

 こういう事を20代にみっちりしたおかげで色々と精神面や人間性などを勉強しましたねぇ。でもまぁよくも大金をかけて命のかかった事をやっていたと思います。(給料80%はレース経費でしたから)

かわはら さんのコメント...

上達する人、レベルの高い人と、そうでない人の視点、視線の違いの考察に関して「なるほど」と思いました。確かに、向上するために追求している時って、自分よりレベルの低い人をバカにしている暇はないですねぇ。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 ですです。

 本当に早い人はとても親切で良識有る人達が多いです、が・・・ノービスクラスはちょっと問題もあったかも・・笑

 ところで、練習走行で本当に早い人は滅多に中間レベルの人と走りません(同じメンバーは別です)、それはそんなレベルの人達に自分がよい練習台になってしまうのを避けるためです。ですから上位のライダーと走行レーンで同じなれたらそれはとてもラッキーなのです。彼らにあっという間に追い越されますが、たとへその時のタイミングで2回でも彼らの後ろに付けられると本当に幸運です。そのほんの少しのあいだにラインやそのライダーのマシンと自分のマシンのセッティングの違い等を探るのです。そしてその日に彼らと少しでも一戦交えられた(実はあっという間に抜かれた瞬間ですが)イメージをずっと頭でシミュレートして少しずつでもそのラインやマシンの挙動が不安定ならそうならないようにセッティングして近づけていくのです。とても楽しかったですねぇ。
 
 ヒゲはこんな事しながら早くなっていきました。毎週毎週こんな事していましたら誰でも本気なら早くなりますねぇ。まぁ~レースにまつわる話はつきませんです。