7/25/2009

Monsters VS Aliens(モンスターVSエイリアン)by DreamWorks

7月25日

 この夏に公開されているファミリーCGアニメ映画「Monsters VS Aliens」 これ、知り合いが見てその話を電話で聞いていたら「超B級映画なんだなぁ~」とボソリと言ってしまったのだが、CGアニメとは知らず実際に自分で見たら「だはは・・まぁおバカだけれどこれは笑えるね」と深い事は抜きとしてアメリカン的にevery thing fine, enjoy it!!みたなノリでした。(^^; なかなか面白いですよ(^^)v 公式サイトはここです。



 とある星の爆発によってそこからこの世界の中で一番高エネルギーを含んだ隕石が地球に落下! その下敷きになってしまった結婚式当日の女性「スーザン」、しかしその隕石と接触したために死んでしまわずに「ジャイノミカ」となって別の人生を歩まなければならなくなる。





 まぁ後はおきまりの彼女を支える奇人なキャラクター達、それこそ彼らの方が「モンスター」ちゃいます?(;^_^A アセアセ・・・




 常にこの手の映画やストーリーは「仲間」が深いテーマなのだが、前回紹介した「BOLT」にしてもやはり同じ。 今見ている「ワンピース」と言う漫画も同じ・・・「仲間」「信じる心」「勇気」この3っの柱がメインとなって話が構成されている。 もちろんこの世の中いくらでもこれらをテーマにした映画や漫画に小説はあるのだが、そんな中で心打たれるような作品は本当に少ない・・・(>.<)




 子供向けでは話を複雑にするのはよくないので単純明快でピカチュウのようなものだろうが、大人が見てある程度納得できるものは、立ちはだかる難題がよりリアルになっているものだ。




 そしてやはり現実身をもたせるとあっさり主人公などは叩きのめされる、しかしそこを切り抜ける術が「仲間」と言う存在が大きい。  

 人間にしても動物はやはり一人では生きていけないのだよと教えているのですねぇ。 まぁ言葉ではいくらでも簡単にここで述べられますが、現実にストーリーのような難題が自分にきたら・・・本当に心から葛藤して大変です。(>o<")

 一つの例としてよくヒゲが例えるのが「とある旅人の話」です。 険しい谷を越えているとある旅人、しかしうっかり足を滑らしその横の谷へ落ちてしまいます・・・が・・・・かろうじて旅人は1本の木にしがみつけました。  しかし元の道は遥か上の方でとても登っていけません・・・下を見ると地面ははるか下です。  旅人は段々手もしびれてきました・・・・思い余って彼は声を出します「神様、もし神様がいたらどうか助けてください、なんでもしますから」と・・・

 するとどこからか声がします「お前か呼んだのは」 旅人は上を下を見ていると目の前に白い長い髪の老人がいるのに驚きました・・・「お前かわしを呼んだのは」 旅人は「神さんですか? あ~どうかこの私をここから救ってください、神様なら出来るはずです、もう私の手はしびれてきてこの木をつかんでいられません・・・お願い致します」  神様は「よかろう、お前を助けてあげよう。

 旅人は大変喜びました「助かった!ありがとうございます」 しかし神様は彼にこう言いました「その今握っている木から手を離しなさい」と・・・・旅人は「へっ?」とあっけにとられて、また耳を疑いました・・・「なんて?」 神様は言います「いや、だからその手を離しなさいといったんじゃ、お前はわしを信じるんじゃろ?」 旅人は「んな! この手を離したら真っ逆さまに落ちて死にますよぉ~(>o<")んなんじゃなくってぇー・・・」

 そして旅人は神さんを見るとすでにそこには誰もおらず微かに「その手を離しなさい」と声だけが聞こえて消えていきました・・・旅人はしばらくそのまま考えます「ん~手もしびれてきたぁ~・・・このままだと本当に死んでしまうぅ~あ~どぉしよぉ~・・・」

 さてこの旅人はどうなったでしょう?(^^;  これと同じような経験を一度ヒゲはしたことがあるのですが、それはそれは言葉では決して言えないぐらい苦しく辛いものです。 そしてこの旅人が持っていた「木」とは、実は我々現実における「世の中のしがらみ」なのですね(^^) 「地位、名誉、財産、所有物等々」 こんな窮地に立たされたときに自分ひとりの力ではなかなか先に進めません・・・・

 ヒゲはじゃぁ~木から手を離したのかって?・・・・それは・・・・自分ひとりでは「離せませんでした」(キッパリ!) しかしここで「仲間」がいてくれたおかげで手を離す勇気をくれました。 すばらしい経験でした。 だからでしょうか、この手の話や映画やアニメなどとても慎重に見てしまうのです。それはその監督や原作者がどれだけ人生経験しているかが脚本や演出でわかるから好きなんです。 その人の場合のその経験を垣間見られるからですね(^^)v

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