10/26/2008

時計型薪ストーブの設置 Vol.2

 プラスターボード(石膏ボード)をセットできたヒゲの古いリビング、今度は床にテラコッタータイルを敷く作業です。とはいってもただ並べて置くだけ(^^;

 

 一枚一枚丁寧に並べていきます・・・すぐ欠けてしまうので要注意です。


 さてタイル敷きは完成です!

 今度はストーブを浮かせるための足にかませるレンガタイプコンクリートで1個¥58です。



 これを4個ストーブの足がくる場所へだいたいの所へ置きます。


 ここでヒゲはトラブルに・・・・なんと時計型薪ストーブは前と後ろの足の幅が違うのです。コンクリートのピースを置くにはなんら問題はないのですが、その次のテラコッタータイルをそれに載せてストーブのお腹の部分へもう一枚断熱のために敷く時、前の足がタイルより幅が狭くタイルに乗ってしまって前後の高さが変わってしまうのです・・・・

 これを考えたのが、足の丁度来るところのタイルを砕いて下のコンクリピースにいくようにしました。それが下の作業です。


 様子を見ながら慎重に、でも大胆に石頭で砕いていきます。無理にすると全体を破壊しかねないのでちょっとずつやりました。


 さてそれが完成するとこんな感じになりました。(^.^)


 これで前足がタイルに乗らずに水平が保てます。


 ここまでの作業でごらんのような感じに完成!ほとんど出来上がっている感じです。

 ここからは左側のプラスターボードの上部分何十センチかをカットして窓枠の位置に高さをあわせます。それから窓枠に煙突横引きを出すボードを張り、煙突の大きさに丸をカットして横引きを窓の外へ出します。



 雰囲気がとてもいい感じで、なんだかほんと釜戸といった具合で風流があるような・・・勝手な思い込みですが。(;^_^A アセアセ・・・


 さてこれも消防の条例規定値300mmをギリギリクリアー(ちょっと足りないですが・・・(^^;)

 壁がコンクリーなので本当はプラスターボードはいらないのですが、これは壁が燃焼しやすいものですと、その壁と断熱材の間を30mm確保し、そしてストーブ本体とその断熱壁との間は300mmとらなければならないとされています。

 もし不燃物な壁で直接の場合はもっと本体と壁の距離をとらなければなりません。で・・・我が家はそんなに広くないので、こうして距離を稼ぐためにボードを一枚かましています。



 今度は窓枠に煙突横引きを出すボードを作成しはめる作業なのですが、写真が沢山になるので今日はここまでにさせてくださいませ。ではでは!(これをアップしている今日は、もう実はこのストーブで鍋をしちゃいました!美味しかったですぅ~(^^)v)

4 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

レポートありがとうございます。

次はいよいよ一番の山場の煙突設置ですね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 写真が沢山あるのでなかなか煙突施工まで行き着きません(>.<)

 でも明日がいよいよ煙突施工の図解ですが・・・・仕事が急のものがあって・・・更新が難しいかもです・・・(>_<)

 しかしもう冷え込んできましたが、今年はリビングが暖かです。

 このストーブの燃焼状態は何かに似ているなぁ~と感じたのが・・・あのドブレの燃焼に似ています。

 どんな薪を放り込んでも、下の空気口をパカッと開けるとゴーゴーいいながら軽く燃焼させていってます。

 山に置き去りにしていた玉切りを持って帰ってきて、少し湿気ているのですが中も、それを薪割りして大割を放り込んでも軽く燃焼しているのに驚きです。

 ちょっと感覚がおかしくなりそうで、最初に新聞紙と小枝を入れて燃焼し、廃材を4本ぐらい入れるとすぐに加速が始まり廃材がしっかり燃え出したら、そこへいきなり大割を(大割なんですよ(^^;)入れてもなんなく燃焼していくのが恐ろしいぐらいの燃焼性能です。

 マウンテン2bだとそんな所へ大割をいれると失速してしまうところですが、こいつは空気口を全開に開けていると(小さい口1個ですが)加速が始まり燃える燃える。

 とまぁなかなか本間製作所の設計はいいように出来ているのだと感心しました。

かわはら さんのコメント...

かなり高性能であなどれないですね。

もしかして下手な鋳物製よりもいいかもしれないですね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 最近この性能にちょっと頼りすぎて恐ろしく最初から大割をいれる癖がついて・・・(;^_^A アセアセ・・・

 で・・・さすがの時計型も失速します・・・(^^;、でもそこへ廃材を2本から3本いれると加速開始!綺麗に燃焼して復活です。

 もうこの手軽さは特筆物!! ちょっとマウンテン2bの部屋へ夜行かなくなってしまいました。(^^;

 この時計型を使われているオーナー様のブログを色々拝見して、とある方がおっしゃっていたのは「この時計型の薄型と鋳物の中間、いわゆる両者のいい所取りをしたのが”鋼板ストーブ”」なのだそうです。

 レイアウト自由、オーダーメイドで形や部屋に合わせられる、立ち上がりが時計ストーブ並み(まぁ少しはかかるでしょうが)、耐久性は鋳物以上と言う事で、これは鋼板型かなりいける感じです。

 最初は鋼板型はどうもねぇ~となっていたのですが、こんなに時計型の不思議な魅力に取り込まれると見逃せない存在となってしまいました。

 いやほんと!鋳物では味わえない取り回しのよさと軽快な運転は魅力です。

 しかし!欠点は・・・これは本間製作所さんにも電話お聞きしたのですが「耐久性が2年ぐらいです」でした・・・とほほです(>_<)

 この事から鋼板がいいのかもですねぇ。

 自分でログ建てたときは鋼板間違いなしとなってしまいました。(^^)v

 ちなみに!熾き火が持つんですよぉ~これが!(まだあまり寒くないからでしょうけれど)

 昨夜は運転していて寝るときに入り口から入れられないぐらいの大きな桜の薪大割を後ろの鍋プレートを3枚はずして放り込んで、空気口を完全に閉じて(少しは隙間があります数ミリの)そのまま寝ました。

 夜中隣のリビングで寝ていて暑くって、で朝目が覚めたらストーブはまだ温かい!温度は42度ぐらいですねぇ触った感じは。やかんのお湯も温か!

 12時ぐらいから朝8時までです。

 と言う事で、別にステンだからといって熾きがしっかりしていれば急に冷たくなってダメといった感じではないと言う事がわかりました。