10/30/2008

時計型薪ストーブの設置 Vol.4

 いよいよ最終の煙突セットです。(^^)v

 とは言ってもこの間の最後に出来上がった横引きに差し込んで、屋根の軒下木材に支えのステーをとめるだけなのです。

 ではまずは梯子のセットから!



 これはこのブログをはじめた初回にも紹介させていただいた方法でやっています。我が家は梯子が短いので2段に合体!ロープで結んではい出来上がり!!(^^)v とても簡単でかなり頑丈です。


 さて今回は約2400mmの長めにした煙突を設置、径は106mmの細めです。もちろんシングル!
 ちなみに右手にある枯れ木は焚きつけようで今年の初めにもらった小枝達、良い具合に乾燥してすでに使用しています。


 さて、ここでこの直管106mmの接合部を補強するためにヒゲはビス止めしているのです。ステンのドリルを使う前にこうしてあけられるところは釘で軽く打ち込んで穴をあけます。


 こうして次に接合させてステンレスのドリルでビスのかかりをつくっておいて、後は電動ドライバーでゆっくりビスをねじ込んでいきます。
 これはかなりしっかりと固定できるのでお勧めですが、ステンは硬いですよぉ~(^^;
 ドリルはくれぐれもステン用が必要です。


 次に、写真ではかなりいい加減な感じですが、これがなかなか効くのです!(^^)v ステンワイヤーで壁につけているフックと煙突の接合L字にグルグルとまいて固定します。これでここから上の煙突をつけても、その重みでは落ちません。


 後はここへ先ほど接合部を補強したメインの煙突を差し込んで、軒下の木材へ固定ステーをとりつけて終わり!超簡単(^^)v ただし梯子から落ちないように心配な人はくれぐれも命綱を腰にまいて作業してください、精神的にも全然違いますから(^^♪

 これが設置できた全体です。今回の煙突はアトリエの煙突よりも500mmほど長いのです。


 奥の煙突がアトリエのマウンテン2b用ですが、あの煙突は下にもステーをつけて支えています。しかし今回のは買ったステーが短くて壁まで足りない・・・ので今のところやっていません。しかしこれで身動きしないかなり固定されています。基本的には必要なさそうです・・・(おうちゃくです(^^;)


 ちょっと時計型の煙突は曲がっていますねぇ~、これは接合部の取り付け時にミスってしまっています。でもまぁ~煙も漏れないし折れているところもビス止め固定していますから見た目だけの問題になっています。(今回の時計型はかなり簡易なのでこれで十分としました)
 後はマウンテン2bの煙突も1本900mmを付け足すために部材を購入しているので、時間をとって長くする予定です。(^^)v


 さてさて!この夜はしっかり冷え込んだので鍋をしました(^^♪ もちろん時計型に活躍してもらって!! やはり煙突の引きが強いのはいいですねぇ、一旦温まったストーブは燻って煙だらけでも、前の扉をあけてみてもまるでコンピュータグラフィックみたいに煙が扉のところで空気の壁があるようになって部屋側へ全くきません。これがマウンテン2bでは煙突が少し短いのでホワァ~とこちらへ流れてきます。


 写真では鍋を後ろが普通なのですが、このときはお湯を早く沸かしたくて奥がわへ移動させています。お湯もすぐに沸くし、火力も調整がそこそこ効きますから料理には便利ですねぇ。

 それとやはり立ち上がりの速さは特筆です! 灯油ストーブなどより早く、ファンヒーターよりも数倍早く部屋を暖めます。でもかなり焼玉になって真っ赤になりますねぇ。なるべく痛めないためにガンガン焚いていません。真っ赤になるときのストーブ温度は500度を超えています。マウンテンで使っていた温度計を付けていましたら、あまりに熱くて磁力が弱まり落ちました (^。^;)

 ストーブを長く大切に使うにはやはり温度管理ですねぇ、自分が思っている以上にストーブはストレスを受けているということです。ここで改めて感じたのが、最初にお店から聞いた「250度ぐらいで運転してください、10年以上使えます」でしたがこれは正解ですねぇ、ヒゲのマウンテン2bは1シーズン終えてもどこにもクラックやそういったものがまったく火室にもどこにも入っていませんでした。 そして250度の丁度針が前上になった時に、いきなり体感で「グワッ」と部屋が暖かくなるのを体験しましたから、やはりそのあたりがベストと感じました。

 またドブレを使用している人はかなり大きな部屋ですが、運転温度は150度から250度内で大きなエンジンを無理なくゆっくり回している感じです。ヒゲも部屋が丁度マウンテン2bのコンセプトにぴったりなのでガンガンたかずともスペックの内で部屋を熱いぐらいにしてくれるのでしょう。

 まずは部屋の大きさに合わせたストーブ選びが、そのストーブの寿命も短くせずに長く使い込めて無理をさせないものかと感じたのでした。

2 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

煙突の縦引き部分の設置レポートありがとうございます。こうやって写真があると実際にやってみようと考えている人の参考になりますよね。

引きの強い煙突の効果は絶大ですよね。扉を開けても煙が室内側に漏れてこないと安心して使えますよね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 ですねぇ、引きが強いとほんと煙に炎までもが吸い込まれていっています。

 ただし、この時計型、あまりに強い引きなので炎がそのまま引き込まれ、間接的に煙突に行くように排気がされているとはいえ、やはり横引き部分まで焼けてきました。

 本間製作所さんでお聞きしたときに担当の方がおっしゃっていたとおりになっています。煙突の半分ぐらいまで焼きがきますよと・・・

 しかし今のところガンガンに焼玉にする事はなく、いたわりながら使っていますが、それでも横引きまできてますねぇ。

 壁の熱対策は今は全然問題ないようです。プラスターボードは熱い!となりますが、その3cmとなりの壁は30度ぐらいですね。

 窓枠もまったく問題なしです(^^)v

 あ~これでこのストーブ耐久性があればなぁ~と考えてしまいます。

 溶接技術があって鋼板の知識があれば自分で自分の薪ストーブが作れるのに・・・小型でいまの部屋にぴったりな!