5/13/2009

コールマンのストーブ

 ヒゲはアウトドアでの活動では必ずコールマンのピークワンと言うホワイトガソリンと普通のガソリンが使えるストーブを使用しています。 このストーブの有難いのはなんといってもアンレイテッド、いわゆる普通のレギュラーガソリンが使用できる点なのです。(^^)v




 もし、緊急時にホワイトガソリンオンリーのストーブでは、その時だけでしたらまぁ別に普通のガソリンでも焚けるのですが、何回もそれを使用するとホワイトガソリンよりも精製がよくないレギュラーガソリンは煤がたまり、着火できなくなるのです。 そして今アウトドアで殆どのかたが使用しているのがLPGのガスボンベタイプ! しかしヒゲはこれをあまりお薦めいたしません。

 カロリーが低い、ボンベが使用中に冷えてタンク内圧力が低下し火力が落ちる。寒いところでは特にダメ!(山の上などはまず威力が半減)、タンクがかさむ・・・強風では火が消える!(なんじゃそれ!ですよ)などなど・・・それにタンクが空になったらそれは廃棄物なので出来ればそんなものだしたくない!

 と言う事でメリットは簡単でユースフルって事だけです。それよりもこのガソリンでのストーブは火力は強い!カロリーが高いのですね。燃料はその日使うお茶やカップラーメンなら最初からタンクにガソリン満タンにしておけば大きなガスタンクボンベ並の荷物にならない。寒いところでも全然威力が落ちない、風が強くてもへっちゃら!いざとなれば車やそこらで手に入れられるガソリンが使用できる!

 デメリットはなんといっても・・・ちょっと危険的・・・かなと・・・しかし普通にちゃんと当たり前の使い方をしていたらまったく危険はありません。ものすごく単純な構造なので、反対にそれをしったらみながあっけにとられる事でしょう。ガソリンの取り扱いを間違えないと言う事がポイントです。

 で・・・今回はもう一つ知り合いからいただいたコールマンのストーブがあったのですが、それはその知り合いも1回ぐらいしか使ってなくて、久しぶりにヒゲが使おうとしたらガスが出ない!なんで?となってガスのノズル関係を外して修理いたしました。




 ノズルを固定しているプレートを外し、




 外すとこんな感じになっていて、ただこれに刺さっているだけです。(^^;




 次にノズル字体を締め付けているネジを緩めて外す。スパナつかえば良かったのですが横着なのでプライヤーでやっちゃいました。(^^; 普通の人はちゃんとスパナでやってくださいね、真鋳ネジですからねじ山なめやすいです。(>.<)
 次にこの中に細い針金が通っており、それと火力調整ノブのフックが外れていて、全然調整が効かずにガスが出ていなかった事が判明! 



 全体はこんな感じのパーツです。



 ピンセットでお互いのフックと針金をhook upしてfixが終わりました。(^^)v 超簡単!!




 あとは外で点火のテスト、みごと成功!!



 綺麗でノズルのへたりが無いのか、ヒゲのいつも使うピークワンよりも噴出の力があります。


 
 ただこのモデル・・・ピークワンよりも安物で、圧力をかけるポンピングノブの基盤ベースがなんとプラステック! ピークワンはこれがスチール! アウトドアが流行ってコールマンが出したホームセンター用の廉価版なのですねぇ。 ヒゲは好日山荘で買った高いやつでした。

 今回つかった工具はたったこれだけ!

6 件のコメント:

たかねぇ さんのコメント...

ふふっ☆

ほんとになんでも直せちゃうんですね(^^)v

教員時代林間学校のハイキング(清里の飯盛山←正式名ではないかもしれません★)で良くコーヒー好きの先生がこういうのでお湯沸かして美味しいコーヒーを入れて下さいました。

ポンピングをこわごわやらせてもらった記憶が…。

プラスチックって…大丈夫なんでしょうかね?
ある日突然使えなくなりそ〜(>.<);

mimitamn さんのコメント...

ほしいな~~。
ガソリンストーブ^^

プラでも良いです♪

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

たかねぇさん

 いやぁ~貧乏人はなんでもこなさないといけないと言う事をじでやっている感じです。(^^;

 そうそう!ポンピングってなんだかドキドキで怖いですよねぇ。

 ヒゲも一番最初に説明書通りにやったら・・・なんとぉー!点火してからのポンピングを説明の通りの10回ぐらいって指示通りしたら圧力が上がりすぎて、おかしいなぁ~と想いながらもその通りにしたものだから、コンロの口ではなくってその下のベースから炎が噴出してねぇ~(^^; さすがにビビッて外の廊下へ放り投げた覚えがあります(大爆笑)(^▽^;)

 それでもピークワンはさすがです!炎がユラユラしながら転がってもそのままでした。作りは素晴らしいですし、コールマンのこのストーブで大火事、全焼とか大火傷ってニュースでも新聞でも見たこと無いでしょう今思えば? それぐらいこれはよく出来た安全な品物なんですねぇ。
 
 ストーブ放り投げたんだからヒゲは(^▽^;) 今ではもちろんそんな貴重な体験をしてミスも無く慣れた手つきでやっていますが、こんなベテランになるまでにこうした大失敗があるのですよ。(;^_^A アセアセ・・・

 もう20年以上のお付き合いですこのコールマンシリーズのガソリンストーブとは。

 今の所プラでも大丈夫みたいですねぇ。(^^)v

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

mimitamnさん

 今では主流がガスボンベですからねぇ。これはこれで簡単でちょっとしたハイキングなどではいいかもですが、でもやはりあのボンベを持っていく事を考えると、すでにタンク一体のこの手が小さくていいですよ。(^^)v

 カロリーが高い分、お湯が沸くのも1.5倍以上ガスと比べて早いので、燃料の消費効率もかなりいいです。

 是非ガソリンタイプをお薦めいたします。

 薪ストーブとかでいえば、ガスタイプは石油ファンヒーター、ガソリンタイプが薪ストーブみたいな感じでしょうか?

nnishi さんのコメント...

僕は山岳部の備品のマナスルかスベヤという灯油ストーブでした。真鍮で格好良かったです。ガソリンはホワイトガソリンは高価で手が出ないし、ガスタンクも高すぎで、高校生には灯油の選択肢しかありませんでした。メタをケチった結果、着火に失敗して、生の灯油を噴出して周囲を濡らしてしまったことも懐かしい思い出です。寒い山でもこれのおかげで飯が食えるので、愛着がありました。

普通ガソリンがつかえるストーブがあるとは知りませんで、いつもながら勉強になりました。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

nnishiさん

 すごぉーい!! nnishiさんって山岳部だったのですか?マナスルってあのシンプルさが美しいと感じました。高いですよあれって!(^▽^;)

 そういえば植村直美さんとかねぇ、あれつかってテント燃やしちゃったとか言ってましたねぇ(;^_^A アセアセ・・・

 たしかどこかにあれが転がっていたような気がするのですが・・・また探してみます。(^^)

 コールマンのホワイトガソリンストーブでの燃料はそうなんです、ホワイトガソリンって高価ですよねぇ・・ですからというわけでないのですが、ヒゲはカナダに渡るときに、もしかしたら野宿しないといけないかもしれないと思い、またその頃オーストラリアにもいった知り合いが教えてくれて、このレギュラーガソリンが使えるタイプを薦められて購入したのです。

 これはいいですよほんと!普通のガソリンが使えるので、山とかハイキングで「しまった!燃料がない!」となっても、行きまでにガススタンドがあればOKなんですから(^^)v そして燃料代が安いでしょ、もしかすると高性能で一番燃料が安い部類に入るかもです。

 是非備えあれば憂いなしと言う事で、緊急時用で1台いかがでしょうか?(^^♪

 でも、薪ストーブとか好きな人は、やっぱりこの辺の事もよく知っておられて若い頃に使われているのですねぇ。(*^_^*)