そしてなによりもこの「キャシャーン」でのストーリーに込められた「復讐心の断ち切り」と「人間であるが故のあまりに情けない愚かな考え」これらをテーマにしていたのですが、いかんせん多くの人にはほとんど受け入れらなかった感じで、駄作といいまくられた映画になってしまいました。 しかしヒゲはこの映画大好きで、最後のテロップでは涙があふれていました。 それは感動的なシーンとかそういうものでなく、この愚かな我々の心の中をこうして強くわかっている人がいてくれていることにとても嬉しかったというものです。
主人公のキャシャーン自身もラストで、自分自身が持ち続けた「そうあってはならない」と言う信念がありながらも自らそれを破って父親を殺してしまう矛盾を行う・・・これを同じ様なセリフと場面がこの「GOEMON」の中にもしっかりあったのがまた面白かったですねぇ。
母親を殺されたskid Lowの男の子、その子が母親の「仇」として殺した男を殺しにいく、それを知ったGOEMONがその子を殴ってしかるのですが、その時に「母親はおまえに人殺しをしろと願ったか?そんな人間になれと言ったか」と問うのです。 でもGOEMON自身ラスト付近で信長の仇をうつ計画にて実行するその時に「仇・・・・って、おれ自身あいつにあんな事いってたじゃねぇか」と自分自身に言う場面があり、 彼はそこで本当に自分の恩師である信長の敵討ちを実行しないでやめてしまうのですね。これはこの文面ではとても軽い気持ちで簡単に思えてしまうもののようですが、実際ははらわた煮えくり返る相手がそこにいて、それを全身全霊で抑えて有言実行をすることなんです。
まぁそんなこんなでこの映画、よくぞここまで作りました日本で!とヒゲは拍手したくなりましたです。映像もなるべくフジフィルムのイマジカ色を表に出さないような作りがとても好感が持てました。あの日本のブルーっぽい緑がかった独特の色合いが昔から好きでないので、それを見せないような手法に座布団1枚です(^^)v
後は、このGOEMONさん・・・どうみても「キャシャーン」そのまんまですね動きも(^▽^;) ほぼ無敵だし・・・・まぁその辺はエンターティメントと言う事で! 最後は「強くなれ!」これが今回のテーマでしたねぇ・・・肉体的に強くなれではなく、精神的に強くなれ、己に勝てというここ最近ハマってみている「ワンピース」の主題とほぼ同じですね。(40歳超えても見ている漫画です、スミマセン(^^;) 戦う相手は常に自分自身だという・・・。
オフィシャルサイトはここです
10 件のコメント:
劇場のスクリーンで観なさいって感じなんですね。
実はいつも原稿書いてる新聞社からいただいて関係者試写会がかなり早い時期にあったのに断っちゃったんですよね〜。そのうち観られる…なんて思って。
今更ですが…惜しい事したんだなぁ〜(反省)
今回は行きと帰りの機内映画が半分以上ダブっていて残念賞でしたが行きはHe's Just Not That Into You(そんな彼なら捨てちゃえば)はつまんなくって途中で寝ましたが、BrideWarsは大笑いで観ました。帰りはDragonball EvolutionとMonsters VS Aliensで楽しく過ごしました。
明日はようやく6作目のHarryに逢いに行ってきます。
たかねぇさん
これは劇場ではド迫力ですよ(^^)v
映像美も色使いも紀里谷ワールド全開でした(^▽^;) 評価は確実に分かれますねこの人の場合は(;^_^A アセアセ・・・
惜しいです、ほんとぉ~に惜しい・・・ってDVDでますからもうすぐね(^^)v
He's Just not...なるほどそう訳すのですねぇ、、、未だ全然わかりません(;^_^A アセアセ・・・ こんな全部英単語しっていてもまったくわからないのが山ほどあって未だ脳みそヒーヒーいってます。(>_<)
機内の映画って最新映画やってますよねぇ、それも字幕ないですが(^^;
Monsters VS Aliensはここでも紹介しようかと思っている楽しいファミリー映画ですねぇ(^^)
実はあの博物館の展示品が動き出す映画「Night museum2」も紹介したいのですが、いかんせん残念ながらこれきっぱり耳に止まらずに内容がチンプンカンプンでした・・・(>.<) ヒゲはカナダにいたときからある日はすごく日本語聞いているようにわかる日と、ぜーんぜん全く耳に止まらなくなってそれまで読めていた英文でさへ読めなくなる日があったりと、気分のむらといいますか、かなり激しいのです。
で、この映画が引き金か先生の英文の内容が読めずに分からなくなって今朝は愚痴の英文になって送っていました・・・これではまだまだです。
めざせたかねぇさんと三日月さんなんですよぉ~(>.<) でも先に行き倒れそうです・・・(^^; 自分の語学のセンスのなさにはほんと誰にも負けない自信がみなぎっています。爆!(ヲイヲイ爆している場合か!(-_-;))
ハリーポッター、是非感想きかせてくださいね! (^^)v
GOEMONは観てないですが、
6作目のハリー・ポッターは
子供たちが夏休みになる前に、
ユアンと2人で観てきました~♪
しばらくは休みで子供たちが賑やかなので、
その前の休息でした・・・。
他の登場人物たちも存在感があり、
とても現実感を感じる作りになっていました。
次の7作目へ続く余韻もあり、
まずまずだったと思います。
ところで、知らない間に
目標にされていたんですね???!!!!
>めざせたかねぇさんと三日月さんなんですよぉ~
買い被り過ぎですよ~。
日々英語を学び続けて
努力しているヒゲMacさんは立派ですよ~。
私はまだまだ語彙が足りないところもあるのに、日々の努力を怠ってます・・・。
ヒゲMacさんたちを見習わなくちゃです。
三日月さん
ハリポタよさそうですねぇ、今回はヒゲのカリスマ”ダンブルドア先生”が大活躍!! (^^; なんちゃそれって・・爆
炎のゴブレットから本格的に見始めました。話の内容が濃くなって見ごたえ十分だったからんです。
核心に迫っていますからお話も明るくはならないにしても、深みもでてきますねぇ。これは期待きたい!!
もちろん英語に関しては目標ですよぉ~(^^)v 密かに追いつかないとと思っています・・・亀さんなので毎日3分でもなんでも継続でやっています。
三日月さんがこれ以上上達されたらヒゲはおいつけませぇーん(>.<)
もう上達しないでくださいましぃ~(>.<)・・・爆(^▽^;)
ヒゲMacさんにも映画関係者にも、大変申し訳ないのですが、この手の映画は苦手です。
おそらく予告を見る限り映像のクオリティにヒゲさんなどは商売柄魅かれるんだと思うのですが、ストーリーも良いんでしょうか(^_^;
ど派手なCGやワイヤーアクションを駆使した映像に、食傷気味です。私が歳を取ったということかな~。
アベル父さん様
いやいや、好みがありますからそれが正解だと思いますですよ(^^)v
特にこの紀里谷氏の映像は好き嫌いがはっきりしますし、アクションは派手になってますねぇ。 個人的には目が回って酔いそうになる事はない、テンポよい展開と場面割りだったので安心でした。
ストーリーは奥が深いですが、多くのこの手の映画は「あまりにはっきりした説明的な場面やセリフ」で格がかなり落ちるのですが、そこらは上手く演出しているなぁとは思いました。
どちらかと言うとドラマティックに作られている感じですね。
ヒゲも20~30代までは平気だったカーアクション映画がまったくダメになってしまいました。
あのカット割で見せるカーアクションを見ていると車酔いをしだすのです・・・。 後CGなしで物語として感慨深いものを見せてくれるのは、以前ここでも紹介した「Slumdog milionea」これになりますねぇ。
これは派手なシーンもCGもありませんが、素晴らしい映画でした。原作は主人公の兄弟はいませんが、心からの親友がいるんですね、その友達が映画ではお兄さんになっていますね。
この手の映画が苦手でなければ一度インドのこの映画(製作はイギリスの監督です)をお薦めいたします。(^^)v
キャシャーンファンが身近にいたとは。名作ですよね。
私はキャシャーンの演出やアクションや絵作りはどちらかというと誇張的で苦手な感じなのですが、話の展開が良かったです。
そして、宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」という歌が象徴的でした。敵方と味方の両方にある正義、2つの正義は同時にはかなわない。また、自分の信じてきた正義と、心の声が語る正義もまた折り合わないのです。
ゴエモンはうちはDVDかCSテレビで見ることになりそうです。お勧めをありがとうございました。
nnishiさん
なんと素晴らしい!!キャシャーンファンがいてくださることに感謝です
(*^_^*)
この映画良かったですねぇ、ほんとに心からうるうると泣きました。
脚本と演出、そして配役もよかったのでしょうねぇ。
変に原作と忠実にせずまったく別物にしながらも、キャシャーンを思わせる作りがとても冒険的だったと思い、またこれだけお金をかけてその作り方を通したこの監督もすごいもんだと感じました。
この人もともと音楽家じゃないですか、それがデジタルの世界に移行したことで写真の映像に成功して写真家になった・・・ここらのいきさつがヒゲにそっくりで、もともとスチールカメラには全然興味がなかったのですが、デジタルになってただたんにフィルム代がいらなくなった、手持ちのセット(当時はMac)でいくらでも写真が撮影できるようになったというおかげで、自分の写真の扉が開いて仕事にできたという、まさしくこの監督と同じなんです。
紀里谷氏もインタビューで言ってました「僕はデジタルになったから写真を撮影しだして、それがたまたま成功したんです」
これでも昔から言う写真小僧あたりのプロには我慢ならない考え方のようです・・・悲しい(>.<)
ヒゲは紀里谷氏はキャシャーンでおおきくこけたとマスコミに叩かれて、もう映画は二度と作らないのかなぁ~とガッカリしていたのですが、たまたま前知識何にもなくてこのGOEMON見たら「ありゃ?これどこかで見たような色合いに風景に空気感だよなぁ~」と思っていたら案の定でした。(^▽^;)爆
そしてきっとnnsihiさんもこれを見られたら、私よりも深くキャシャーンを見ていらっしゃるので、とても面白く脚本と演出で二作が兄弟だという事がよくわかると思います。
是非DVDとかで見てやってください。(^^)v
ぜひ、そうします。
深いコメントをありがとうございました。
nnishiさん
いえいえ、面白いですよ!(^^)v
コメントを投稿