6月18日金曜日
ヒゲは音楽演奏を通してかなり興味があるのが、「脳」の働き。
以前、20代のまんなかまでヒゲはオートバイのレースをやっていました。 そしてその時にタイムを競い、練習し、メンタル面などの精神的なことも教わりました。
そして、練習走行をしにサーキットにいくのですが、他人が走っているのをパドックで見ると、それはそれは恐ろしいぐらいの速さでみんな走っているのです・・・・中には知り合いもいて目の前を走り抜けていくさまを見ると「怖っ!」と思えるぐらいの迫力でした。
しかし、その知り合いは私よりも走行タイムは下なのです・・・それだけ視覚からくる脅威を体感してギャップも感じていました。 またもちろんトップクラスも走っています・・・・とても彼らに打ち勝てる気がしません・・・しかしそんな事を思っていたらレースになりません・・・・ヒゲはすぐに自分に負けるのです(悲)
そして練習走行で自分の番がきて走ります・・・トップクラスが走り去っていきます・・・内心「あんなのに追いつけるのか?自分は・・・」と考えながら走り、彼らに食いついていこうとしますがまず無理です。
でもね・・・・それから次の練習走行で変化があるのです・・・それは彼らに離されなくなってついていけるようになっている自分があるのです・・・そしてそしてその後彼らを抜き去り・・・いつのまにか次のもっと上と勝負している自分があるのです・・・・でも・・・同じなのです、そのクラスになってもそんなもっとすごいのを見ると脅威なのです・・・
しかしここで自分の自己解析をしたとき、自分はずーっとそうやっておののいているが、いつのまにか彼らを越している・・・そう考えたときに、それが今の音楽と同じ感じがあって・・・脳が進化していること、新しい神経系統をつないで体を動かしていること・・・
この自分の変化に驚くのでした。 自分がすごいとかではまったくないのです、人間という生き物(他の生き物のもちろん同じだと思いますが)、みんながすごい能力をもっていて使えることを感じたのです。
なので、今はもっと危険ではない音楽に対して自分の挑戦しているような感じです・・・・上にはすっごい演奏家が山ほどいて、そして自分はまだ1年もたたない音楽初心者・・・しかし、確実に自分の脳は演奏を覚えて指が動き、できないよこんなの!と思ってたいものが出来だす・・・
これはかなり面白い実験です・・・・今また難しいアイリッシュの曲をやりはじめているのですが、こんな早いトリルと運指の動き・・・(特にアイリッシュはトリル的な指はこびが多い)・・・昨夜などゆ~っくり止まるスピードでやっと聴いて憶えた部分を演奏したのですが、その時に「こりゃぁ~きっい!(>.<) できるのかなぁ~これぇ・・・でも・・・まてよ・・・・とにかく練習していたら俺の脳は確実に運指を憶えていってくれている・・・今までも同じ感じで出来るかなぁ~と思っていたものが出来ているじゃないか・・・」と。
ようは・・・・憶えてやろうという気持ちではなく、「脳がどうこれを解釈して動き出すようにするのか」その働きがかなり面白いのです。
客観視して自分の脳を観察しています。 さきほど練習しましたら、オリジナルの速度に一応到達して指運びと演奏ができてきました・・・昨夜は止まるポッ・ポ・といった感じだったのに・・・脳には限界はないのか? 憶えさせれば憶えさせるほどいくらでもいくのだろうか? でも現にすごい早い動きもこなしている・・・この臓器はすごすぎです。
だてに体の中で一番血液を消費している臓器ではないって事ですねぇ。
ただ・・・・からだのなかで一番怠慢を考える臓器だそうです。
2 件のコメント:
このお話はとっても私に希望を持たせてくれました。
年齢とともに衰えていくのが怖いなと思うのですが、なんとなくまだいけるかも、なんて気分にさせてくれました。^^
まだまだいい加減な英語で、毎日勉強はしているのですが、あれっ?なんだっけこの前やったはず、とか思いながら何とか続けています。
メールをやり取りする友達が出来たので、長文を書く機会にめぐまれましたが、さあ来年は向こうに行くぞと構えると、うっ、ちょっとまだ不安かもなんて思ってるときにこの記事。
ありがとうございます。^^
HAREさんへ
嬉しいです、そのお言葉(^^)
実は、ヒゲは何をやっても普通から下ぐらいなのです。 まったくダメと言うのもありました。
英語もそう、繰り返しになりますが、中学3年間で最高得点35点ぐらいです、100点満点で・・・。
高校になって工業科だったので英語も中学の基礎的なものをなぞるだけで、進学校の普通科のような英語2科目ではありません・・・ここでやっと成績が上がり・・それでも60点ぐらい・・・だって中学の1年生ぐらいの事やってるんですもの、あまりに学校のレベルが低くて(^▽^;)
なので前置詞とか関係代名詞とか時制の一致とかそんなの言葉だけ知っていて中身しりません。 ようやく最近Who とか Whichが使えるようになってきた程度・・・
これで28歳で単身北米へいったのですが、言葉の面では最悪でした・・・
しかし、アメリカンの友達に音楽仲間(私はほとんど音楽できなかったので荷物もちぃ~でしたが(^▽^;))、仕事それらが失業率11%の中でやっていけたのです。
だから、これはある意味
「このぐらいのレベルで、ごく平凡で勉学の頭も良くない、所持金30万ぐらいで渡って・・・・それでもやっていけるんだ」
と言う自分自身で証をしたようなものです。
だって、渡米するときに留学とかワーホリとか色々調べていった人の記事を読んでも、ほっとんどが「私は英語が出来ない」とあっても・・・
彼の英語が出来ないのレベルは私から言えば「すっごく基礎があって日本での英語学力は数段上!」なのですみんな。 ここで日本人の文化ですね、慎ましく自分の事を「私はできませんよぉ~」と言いながら「そこそこ普通」って事・・・私は愕然として落ち込みます・・・
だって、私のレベルの人があちらに渡って生き抜いた記事がまーったくないのです。図書沢山通って探しても・・・
これと同じが「お金もそんなにもちあわせていませんでした」と記事にあるほとんどが「彼の無い」は私から言えば「お金持ちすぎ!」なのです。
私は渡ったときにはすでに全財産20万ギリギリでした・・・
みんな60万ぐらい、無い人でも30万ぐらいは余裕でもっている・・・
だから、まったくそういった彼ら彼女達の記事は参考になりませんでした。
だから、このさいだから、ヒゲじしんが証明してやれ!って事で・・・結果成功したのではないでしょうか。
でも一番重要で大切な事は「必ずなんとかなる」と言う強い気持ちを持ち続けることでした。 これがなかったらヒゲはあちらで奇跡のような出会いが無かったと思います。
そして全てがその出会いによって仕事、旅行、音楽が生み出されました。
お金や言葉が不自由でも・・・言葉でうまく説明できませんが、この何か見えない何かが全体を整えれくれたと感じます。
それはこの「脳」の働きに大きくかかわっていて、ダメとかどうすりゃこんなの出来るようになるんだろう?なんて考えるのではなくって、
やらせれば全てこなすこの臓器に頼るのですね。 ようはこの臓器はそのすっごい幸運の扉をあけられる唯一のアイテムなんですよ。
自分ではよくわからないけれど、自分の頭の中にある、こいつが唯一、偶然を引き寄せ、奇跡を起こしたり呼ぶ臓器なです。 ヒゲの言葉では「神さんとコンタクトとれる?と言うのか・・・(^^ゞ」
ですから、みんなすごいものを持っていることに気がついていない・・・脳は計算したり、学問するだけの知識を増やすだけの働きではなく、そこらはほんの数%しか使っていないわけで、実は上記のように我々には見えない扉を開く、別の次元と唯一接触できる働きもしてくれて、それがわかると、大きく人生変わると思います。
是非楽しんで挑戦してくださいね。脳は確実にそれに応えてくれます。
コメントを投稿