包装紙をはずしてみました。いつものニコンさんの箱ですねぇ。

トップにはエンボス加工をしています。なんともデザイン性に拘っている箱でしょう・・・。
ただ、ヒゲとしてはメーカーさんの気遣いなのでしょうが、これはあまり必要ないのでした。幼少の頃からどうもアングロサクソン系の教育だったのか、合理的な考えが根底にあり、実用上必要ないこのような部分はなぜかその工程、かかる費用を考えると「もったいない!無駄だな感じが・・」となってしまうのでした。

さて中身はかなり頑丈にダンボールで固定されています。ここ最近の環境保護基準に則っての梱包方法ですねぇ。

では今回は今までがんばって致命的なトラブルを一切起こさずに仕事に遊びに頑張って貢献してくれたD70(ニコンを助けた機種でもありますねぇ)と9月発売されたばかりのD90を並べて撮影してみました。向かって左からD70 そして D90 です。D90のほうがちょっと背が低くなっています、それとコマンドダイヤル(向かって右肩)が少しなで肩になっているのがわかります。シャッターボタン類は同じ角度みたいです。ペンタプリズム等がボディー内部に入り込んだのか、頭の部分がグッと下に入っているのもD90です。

裏面です。 なんといってもその確認用液晶画面の大きさが違いすぎます!D70がかなり小さいですが、D2Xが比較的大きくなったとは言え、このD90の大きさは脅威です!もう目からうろこ状態のような綺麗で色見も良くなり(ニコン独特の青みがかった発色はなくなりました)、その視認性が抜群です。また拡大縮小がキャノンぽくなり、拡大プラスボタンとマイナスボタンで簡単に出来、右十字キーでグリグリポイントを変えていけます。
ファインダーの中は11点AFポイントがあり、必要十分な気がします(ヒゲの仕事上では)。(ちなみにD70のアイピース外れています・・とほほ(>_<)) Nikonの非常によいのがその操作性です。右親指と人差し指で露出、シャッタースピードがダイヤルで瞬時に変えられる!キャノンさんはこれが右親指をカメラの背中にある大きなダイヤルに持っていかねばならない・・・これはちょっとしたこの距離がいがいと気になってしまうヒゲとしては、親指の位置を動かさないといけない事がNGなのです。後個人的に親指の絞り変更のちょっと左にAF、AE-L(ピント、露出ロックボタン)があり、これをヒゲはAFロックとして使っていまして、これまた無茶苦茶重宝しているのです。どうしてもピントを合わせて構図上そのピントを合わせた位置よりも動かさないと絵にならないとき、このシャッターボタンを半押しフォーカスロックしてカメラを動かすよりも確実性があって好きなのです。

上の絵ですが、基本形はやはり同じ!これが機種が変わっても操作形が大幅に変わらないニコンさんの良いところ!D90は右の部分にD70での背面にあったボタンがきていました。また画面メニューコマンド内でしか切り替えが出来なかったAFのシングル、コンテニュアンスモード切替が物理的なボタンで出来るようになっていました。これはD2Xのような高級機種にしかなかったものですが、このクラスですでにつくようになっています。ハイエンドカメラの存在がなくなっていくような気がします。面白いのが、AF-Aと言うモードがあり、これは静止しているとAF-Sのシングル、動き出すとコンテニュアンスにカメラがオートで切り替えるというものみたいでこれは楽しみです。(^.^)

横のフォルムですが、まさしくヘッドが低くなっています。フラッシュもガイドナンバーが2上がって15から17になっています。そしてなんとこのクラスでFPハイスピードシンクロがついています。これによってフラッシュをつけてレンズを開放付近にもっていける撮影が出来ます。これも当時はD2Xにしかなかったものです。このD90は当時フラッグシップだったD2XをそのままD70のボディーに収めてしまった感があります。もちろんもっと性能が上がってです。(しかしこれでお値段が8万円台・・・・なんちゃそれ!)

後ろのフォルム・・・後ろの左側コマンドボタン類はほぼ同じ、ただ一番下と1つ上のボタンが拡大縮小のボタンになっており、これで自由にリアルタイムで撮影確認画面が大きく小さく出来るようになりました。
後は右のあるライブビューボタン!これで即座にライブビューに切り替わり画面にてピントを合わせたいところへそのポインターを十字キーで移動させてシャッターを半押しするとカメラがピンをあわせてくれます。そこでシャッターを切ると二回シャッター音が聞こえます。ミラーアップの関係かなにかなのでしょうねぇ。ライブビュー状態で十字キーのOKボタンを押すと動画撮影が始まります。なんだか携帯の撮影操作に似ているぞな・・・(^^;

D70とD90 仲良く並んで記念撮影です(^^)v やはりD70が背が高いでしょ?ちょっとカメラしているかなって感じがやはり下の部分が少しあるだけで感じるのはヒゲだけ・・・でしょうねぇ~(^^; しかしこうしてセットで簡易ながら(置いただけのストロボ撮影)ですが実機とは雰囲気が全然違ってかっこよく見えてしまうのは不思議ですねぇ。写真は真実を写すといわれましたが、あれはこういった広告写真では「うそ」と強く思い感じるヒゲなのでした。(あれはドキュメンタリー性の事ですね)