11/22/2008

里山の薪

 このあいだから再開した里山での柴刈り、その時に拾いまたはカットして持ち帰った薪はとても重宝します。

 すでに自然乾燥で2年間放置されているものが大半で、またそれ以上も沢山あり、それらは朽ち果てていくのを待っています。完全にカラカラではなく、水分がありますが、それがまたほどよい感じで偶然にしても実質そうなのかもしれないのですが初回の薪ストーブ運転からとても調和がとれています。


里山薪を燃やしている我が家のマウンテン2B、ガラスなど煤けず問題なく燃焼
煙突掃除も2ヶ月に1回いるかいらないかといった具合です。
現時点で260度付近で運転しています。



 それではここで文面でですがいつもの焚きつけ方法紹介!

 1) 最初は不要紙やDMなどの宣伝紙を丸めて灰の上におき(少し多めに)、それからいつももらってきている廃材を立てかけるように置きます。そしてその上にブドウのツルをパラパラぁ~とおいて出来上がり!まずこのセットで失敗することはありません!!(煙突等が詰まっていたりドラフトに問題があるとわかりませんが・・・(^^;)


 2) あとはマッチ1本でOK!不要紙や宣伝紙に火をつけ扉を閉じるだけ、空気口は全開、ダンパーも全開。これで火が紙にまわってすぐに廃材が着火剤ぐらいに火がついてその上にあるブドウのツルに火がつけばこれが威力あるので全体が燃え盛り熾き火が出来上がります。

 3) まだ炎が出ているときに普通に乾燥させた薪の中くらいか細めを4本ぐらい投入し様子をみます。火が廻って100度越える前ぐらいにダンパーをはじめて閉じます、(ダンパー付きの場合です、無い場合はそのままゴーゴー燃やしましょう)これで火室に熱がこもって蓄熱が促進されだします。(ダンパーがないタイプはダンパー付よりも火室の熱がこもりにくいので蓄熱に時間がかかりますが、そのまま炎が小さくなってきた薪になるとドンドン投入していきましょう(^^)v)

 4) このまま放っておいて先ほどの中から小の薪が燃えつくす前にもう一度新たな乾燥薪を投入、このときも同じぐらいの量を投入すれば間違いはない感じです。

 5) そこから燃えて200度を超え、外の温度がそんなに寒くない日であればここで空気口の口を90%ほど閉めてしまいます。もし外がかなり冷え込んでいるときはそのまま空気口はあけたまま薪を少し多めに投入します(さきほどいれた薪にプラス3本ぐらい)

 6) 後は250度付近になれば空気口を90%から95%ぐらい絞って運転です。こうすればとても長く薪が燃焼し続けます。(ここらもそれぞれのストーブの設置条件があるのでこのとおりいくかどうかはわかっていらっしゃると思いますですが・・・)

 7) 里山の少し水分がある薪はこのときに投入すると300度をこえさせないで炎がずっとある状態でいわば理想の薪ストーブの温度のままアイドリングさせている感じです。(無茶苦茶うれしい状態です(^.^))

 と言った具合で点火の決め手は非常に燃えやすいすぐ燃える廃材と、細い枝があれば着火剤などまず入りません。(初回の燃やす不要紙や新聞紙、雑誌がいりますですよぉ(^^)v)

 この最初の組み方が問題ですが、空気が通るように隙間をつくって組んでいく事と、最後のパラパラぁ~と乗せる枝等はほんとパラパラぁ~と粉を落とす感じでばっちりです(^^)v

 さぁこれであなたも焚きつけマスターになりましょう!!(^^♪

 

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

他でも言いましたが特にクリーンバーンは燃やすのは得意だけども蓄熱に難有り、の場合も有りますので煙突ダンパーは必須だと思います。
北欧系の蓄熱ストーブや現代の高効率ペチカなどは、蓄熱させるために排気速度をわざと落としているそうですし、究極の熱効率を求めるならばただ単に「クリーン燃焼」させれば良いというものでもないでしょうね。

ちなみに我が家も100度で吸気を絞り、200度以上ではダンパーも吸気も必要最小限にして出来るだけ熱が逃げないようにしています。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

狸猫さん

 なるほど、そうですねぇ~いかに熱を煙突から外へ逃がさずにストーブに留めるかが決めてですからねぇ、もちろん排気効率も考えてですから・・・

 しかしダンパーはかなり効果がありますねぇ、最初はわかったようなそうでないような感じでしたが、この2年目の初回でいきなり悟ってしまいました(^^;

 ダンパーってこうなんだ!と言うことを・・(^^)v

 これがわかるとほんとマウンテンが前以上にコントロールできるようになりました。排気デバイスがちょっと一味違うぞといった感じですねぇ。安い中国製でもこれがついてくれているので大助かりです。でも二次燃焼はやっぱり擬似ですぅ~(>.<)

 あっ・・・でも擬似でも時計と違ってやっぱり熱い空気を噴出してますから、そこで燃焼しているのでしょうねぇ。

 しかしほんと薪の消費が時計とこのマウンテンでは倍違います。来年はちゃんとリビングに安物だけれど中国製のマウンテンシリーズを入れようかなぁと思ってしまいます・・・が・・・この時計の立ち上がりの早さ!あっという間に室内が暖かくなるのはマウンテンでは真似できませんしねぇ・・・マウンテンは時間がかかります本当に・・・(>.<)

 いっそ・・・ちょっと怖いけれど時計にダンパーつけてみようかと・・・熱こもりすぎてやばいでしょうかねぇ・・・(^^;