8/17/2008

囲炉裏のお店「あなみ」

 今日はここ岡山から北へ約58km離れた津山の友達宅へいってきました。そこでお昼あたりだったので一緒に食事に出て田舎の雰囲気の良い場所へ案内してくれたのです。それがここ!



 その友人宅から28kmぐらいまた北へむかった場所にあり、ほとんど普通の人にはわからないようなロケーションでした。お店の名前は「あなみ」と言い、昔「阿波村」と言われていた場所が統合化で今は津山市阿波となっているとのこと。


 お店の特徴はなんといってもこの囲炉裏!!普通の飲食店のテーブルが囲炉裏になっていると思えば良い感じです。もちろんそのために玄関で靴は脱ぎ下駄箱がありますからそこへ入れて素足で入ります。(冬はすりっぱがあるのかそれとも床暖房ではないかと思います)



 今回は一番オーソドックスなメニューを頼みました。あまご、五平餅、おみそ汁、おつけ物、あまご南蛮、自家製のくみあげ豆腐(ここのお水が最高に綺麗で美味しいので、ここで加工されたお豆腐です)。


 あまごと五平餅は囲炉裏の炭火で遠赤料理!上にはおみそ汁がかけられてどれもとても美味しい逸品ばかりでした。このメニューがお値段1800円、店内は扇風機以外の器具がなく、天井が高く吹き抜けの風を利用してとてもすずしくまた湿度が低いので心地よい場所でした。


 冬場は定休日が不定期で、これは雪の影響のようです。また玄関口には大きな鋼板式の薪ストーブがあり、これは冬はかなり暖かそうな感じがしましたので、今度は冬に来てみたいとおもってしまいました。





 この「あなみ」を出るとすぐ隣には阿波温泉があり、またここの露天風呂が落ち着けてよかったです。バスタオルなど持ち込みならば400円です。温泉は本物の温泉湯でした。

 気になる場所ですが世界測位系「N35°14′5.3″ E134°6′43.1″」グーグルマップでは「35.23481 134.11197」と住所欄に打ち込めば出てきます。

 お店の駐車場に綺麗な水が水路に流れていてそこへゴールデンレトリバーが子供達と水遊びをしていました。またその駐車場置くに公園があり、そこでも水路があってここの山深い綺麗な渓流が流れ込んできているので犬達が夏場にきてもすずしくまた水が楽しめて人も美味しい料理と温泉などが楽しめて最高だなぁ~と感じました。もちろんガーミンヌビのお気に入りに登録完了です!!笑

 ウェブで紹介されているサイトはここです

10 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

雰囲気が良く落ち着けそうなお店ですねぇ。

囲炉裏で焼いた厳選された食材に疲れも吹き飛びそうです。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 食事も美味しくまたヒゲはなんといってもあまごそうでしたが、ここでの漬けた漬け物が最高でした。

 こういったご当地情報をもっと拾い上げてPNDに流し込んで行きたいと思っています。

匿名 さんのコメント...

この2階建て薪ストーブは、面白いですね。

薪を左右両側から入れる必要はないと思うし、
2階部分が、いったいどういう役目と構造なのか
不思議です。ユニークすぎます。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

nnishiさん

 このような薪ストーブを設計される方がおられますですねぇ。同一の作家さんかはわからないのですが、ほんのちょっと触らしてもらいました。

 ここらは岡山でも豪雪地なので薪ストーブはいるのでしょうが、2階建ての薪ストーブってやはり上は調理用なんでしょうねぇ。

 ストーブがあるお店だとその前にいってしまったら炎をジッと見てしまって動けなくなりそうです(爆!)

 鋼板式は蓄熱性がかなり劣ると思うのですが、結構つかえるものなんでしょうかねぇ。どうも薪ストーブはごっつく厚みがないと心配で・・・

匿名 さんのコメント...

鋼板製ストーブと鋳物ストーブについては
ここに良い意見があります。

http://www.stoveya.jp/
http://www.stoveya.jp/subete/subete.htm

鋳物ストーブの厚みは意外に薄く4ミリ程度だと言う事です。私のストーブも、そうらしく、もっとも熱くなる炉床でも8ミリはなかったと思います。筐体は二重構造なので検証しにくいのですが、1度分解して触った感じでは数ミリ程度の印象です。

鋳物の重厚感で、つい厚みを過大評価していましたが、鋼板ストーブで数ミリ〜10ミリの厚みのものであれば、蓄熱性はかえってそちらが上かと思われます。

9ミリくらいの重量級ストーブであっても、ブリキ板のような薄いストーブと同じく「鋼板ストーブ」と呼ばれるため、蓄熱性について良く評価されないようです。

鋳物でも鋼鉄でも同じ鉄であれば比熱はほとんど変わらないと思うので、鉄製のストーブは重量と、あと煙突に熱がどのくらい逃げるかで、蓄熱性を評価して良いのではないかと思います。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

nnishiさん

 記載されたサイトはヒゲも最初よく訪れて勉強させていただきました。

 ここの方とあと一人ヒゲは知っているのですが、ここの方が日本の薪ストーブが高すぎ!等の事をコメントされていたのを覚えています。

 ヒゲもこの方の意見に同意いたしますです。本来とても安い薪ストーブがとんでもない値段になって日本にて売られる。まぁ今は運賃もえらく跳ね上がって高くつくと思いますが、当時はそうでもなかったので、この方の一握りのと言う意見に納得しましたです。

 鋼板の方が厚かったのですねぇ、実際に計ってなかったのでわからなかったのですが、それだと蓄熱は鋳物と変わらないですねぇ。どうもあのペラッペラな印象があって・・・

 ただヒゲ個人では鋼板式の角かくデザインがあまり趣向でなくて、どうしても形がきっちりしない所が欲しくて極端に湾曲したり波打ったりするのが好きなんです。それと微々たるものでしょうが表面積もかせぐぶんの装飾などもあると、同じ温める道具でもちょっとした視覚で楽しませてくれるとありがたいかなぁ~と思っています。日本人はここらが乏しかったしますが・・職人の遊び心を少し入れて欲しいですねぇ。

 鋼板と鋳物の違いはヒゲもよくはわからないのですが、蓄熱等は同じとして今度は放熱面での違いがあったりしそうですねぇ。ここらもそう感じるというだけですが、具体的検証をおこなっていないのでなんとも言えません。

 まぁここらをとことん突き詰めてヒゲがする人間になっていると「もっと気軽に」じゃなくなってしまいそうで・・・・爆!(でも頭の中では考察していたりするのでしたですぅ)

匿名 さんのコメント...

stoveya(山林舍)さんのサイトの製作例4にお写真と似たストーブがありました。ただ上半分に穴が沢山開けてあるように見えます。凝った二次燃焼室なのかも知れません。

舶来ストーブの高価な事は私もその通りだと思います。国産のストーブメーカーには価格、それと品質をアピールしてもらいたいと思います。我々も先入観や、眉唾情報に負けないようにならなくては。

鋼板と鋳物の放熱の違いはどうなんでしょうね。鋳物は性質上表面の凹凸がつけやすく、シンプルな筒とラジエーターくらいの放熱効率の差があると思われます。でも、鋳物が放熱が多いとしたら、イコール蓄熱が弱いという事ですから、「鋼板ストーブのほうが暖まるのも速いが冷めるのも速い」という評価と正反対になります。

なんだかここにも眉唾が潜んでいそうですね。この話はもしかすると鋼板ストーブは熱くしても壊れないから空気を入れてガンガン焚き、その結果オキもどんどん灰になっていき、入る空気とともにストーブの熱も煙突に逃げるので、ストーブの温度が早く下がる、という事なのではないでしょうかね。鋳物と同じような焚き方をすれば、鉄の量が同じならきっと同じだけ暖かさが続くのではないかと思います。

雨ざらしの効果も、虫が好む樹脂が流れ出るからとか、そういう理屈ではなく、薪につくカミキリの繁殖時期である春の頃を薪を濡らしたまま過ごせば虫がつきにくいという単純な事なのかもしれないと思います。

ただ、また一方では雨ざらしすると木口の導管がぱっくり開くという事実も見つかりました。ここが大事なのかもしれません。
http://encored.blog52.fc2.com/blog-entry-167.html
この人の数々の研究はきっとヒゲMacさんも感服すると思いますよ。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

nnishiさん

 ご紹介くださったサイト、去年薪ストーブをつける前に伺ったことがある所でした(o^^o)

 すごいですねぇ、みな研究されている!ヒゲはどちらかというと机上の空論的な理論物理学的と言えば聞こえが良すぎですが発想と頭の中で描いた雰囲気でこぉいった働きをしてるんじゃなかろうか?みたいな感じで浮かび上がってきて、実際に起こっている現象に照らし合わせていたりするんですよ。
 確かまではなかなかいかないのですが、でも人間って「ピン!」ときた所から出てくる発想は8~9割は正解的な感じが今までの経験でわかってきました。
 アインシュタインも相対性当は理論で、今でもそれらを研究者が実際そうなのかの検証をやっているんですものねぇ。(^◇^;)

 この雨ざらしはヒゲがピンときたのが「耳に水が入った時、反対に水を耳に入れて迎えてやる水と一緒に外へ流し出してしまう考え方」これが頭に浮かんだのです。

 ですから、そのまま水にもなにも触れさせずに乾燥すすめるよりも、上記の理論で水に当てることによって中の水を誘導して流し出してしまう・・・といった発想もできるんじゃなかろうか?でした。

 そしてヒゲは去年薪が全然ないにも関わらず(200kgのケヤキしかありませんでした)里山の5年物等の切り倒された樫達に助けて貰いました。

 これは彼等の雨ざらし自然乾燥がとても理想的で木炭のごとく良い響きでコンコンと言う音をさせて側はカビやコケで見栄えが悪くても、とても素晴らしい燃焼をしてくれて暖かくしてくれたのです。

 自然の作った自然の薪、雨ざらし苔、カビだらけで腐っている状態に近くても、雨ざらしにしないで3~4年以上のスッカラカンの薪よりも購入したケヤキの燃焼とまったく変わらず、それよりかそのケヤキよりも燃焼状態がよかったぐらいです。(乾燥具合でしょうねぇ)

 こぉいった事も踏まえて雨ざらしがいいと、それもそのままほったらかしが一番良い!がわかりました。ただ、天然の薪は雨が降ると流石にその日は拾いに行っても使えないので、使う分は予め取りにいってカットして雨よけの棚に置いておくのがいいですね。

 結局農家の人や山仕事の人は自然をいつも観察してるので、自然に習ってその方法をとると失敗していない(全部が全部ではありませんが、確率的には成功が多い)ので、やはり自然から学べですねぇ。ヒゲも裏の里山から薪を確保していなかったら雨ざらしの有効な意味がそんなにわかってなかったと思います。
 

匿名 さんのコメント...

どうも、雨ざらしには地域性があるようですね。私の地域では農家も薪は屋根をかけた薪棚か、わざわざ乾燥の劣る薪小屋で保管しています。時には農業用の黒いビニールで上面をぴっちり覆っています。その理由は冬の雪ではないかと思われます。

屋根をかけないと当地の積雪量では薪の山は倍の大きさの雪山になります。上に板を載せても、横から雪がなだれてくると同じなので、ひさしを確保し、雪を遠ざけて初めて、薪に水分が接しなくなります。こうしないと、薪は1年の3分の1(12月〜3月)を濡れたまま雪の中で過ごす事になります。

雪が薪の上に乗っている状態では、地熱で徐々に解けた水が常時薪を浸す事になります。雪は地面を濡らし、下からの水蒸気でも薪を濡らします。湿気を保ったムロのような状態です。この状態は材木の水中乾燥に似ていて、短期間で木の乾燥が進むようですが、同時に越冬する虫や菌、コケの温床になり、春に顔を出した時にはすっかりボケています。結果、乾燥し過ぎの力の無い薪が出来てしまいます。

実例としては、昨年子供と遊ぶソリのための山を作ろうと、庭に大量のリンゴの枝を積み上げて土台をつくり、雪を積もらせました。本州の梅雨に雨ざらしをするのなら、梅雨の無い北海道では雪ざらしだ!と考えたのですが、春にはせっかくの薪の約半分がぼけて、軽く、すかすかになってしまいました。残念でした。

数年前には、庭で遊びに使った径15センチくらいの白樺をそのまま雪の中に置いておいた事があり、これが春には持ち上げると腐敗していて持ち上げると折れました。雪は腐敗から防いでくれると思っていたので驚きました。

すなわち、冷蔵庫内と同じく雪の低温下でも細菌は活動し、木を腐食しているように思われます。水と腐敗菌(カビ)という視点から考えると、屋根無しで丸太、薪を置くのは、積雪地帯ではよくなさそうです。本州の梅雨の時期にひと月雨に当て、夏の高温で乾燥させるのと比べると、濡らす時期が長過ぎ、乾燥させる時期が短すぎるからです。

逆に言えば、北海道では(多分東北、北陸でも)屋根をかけ、土台を置いて地面から離して初めて、冬の乾燥期を有効利用出来、夏が短い分を冬で取り返す事ができると思われます。それで私は晩秋に伐採された木はすぐに割って屋根付きの薪棚に並べています。この乾燥した状態の越冬が、半年で乾燥薪になる理由ではないかと思います。

耳の水の話で言えば、雨ざらしはポンプでの「呼び水」と同じく表面張力を利用しているのだと思います。ポイントは水を入れた後に、抜く操作ができるかどうかで、薪を雪の下にしてしまっては水が長く残り細菌が繁殖し、耳で言えば病気になってしまいます。薪棚に移す意味はここにあると思われます。

うちの地域の話なので、ご参考まで。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

nnishiさん

 そうですねぇ、確かに北海道のその環境でしたらおっしゃるとおりだと思いました。

 やはりその地区でのやりかたがあるのですねぇ。

 極寒の使用をこちらの南国的な地域に当てはめようとしても無理ですねぇ。

 本当は建物等もこのアジア気候の日本では欧米風な建物が合わないと思うのですが、これもそういった事を完璧無視しているような気がしますねぇ。

 特にカナダ付近の暮らしぶりを日本に持ってくると最悪かもです。なんせ恐ろしいぐらい湿気がないのですから。アジアとは真反対な気候ですからまず合わないでしょうねぇ。

 そういえば全然関係ない事ですが、今この地区によってで思い出したのですが、ロサンゼルスに行ったときに感じたのが、あの空気感といいますか、あれはまるで大阪の雰囲気でした。工業地帯の重い生暖かい空気感。決して匂いが臭いとか汚れいてるというのではなくて、なんだか空気が重いかんじでした。やはり近くに山に川があるのと無いところではかなり空気の感じが違うのですねぇ。

 ヒゲにはやはりカナダの気候が一番肌にあっていました。(ハンドクリームにリップスティックは手放せませんが・・・σ(^◇^;))