今日は朝から雨、とてもしっとりした雰囲気の良い感じです。アトリエに入って気が付いたのが周りの状況音(いわばSE)が雨の影響なのか地面やらそこらの雨で濡れて音を吸収しているかんじなのです、ですのでとても静か。
こんな日はとても落ち着くので、作業の時はアイチューンを起動してボーンアゲインレデイォ、もしくはスムースジャズのネットラジオ曲を流しながら聞くヒゲなのですが、今日はこの静かな時間を大切にしたくて何も音を出さずに作業をしていました。自然のヒーリングミュージックとでもいうのでしょうか、無音の音楽は美しいです。
そんなこんなでお昼ごろまで作業した所で少し休憩をと、涼しくなったことですからようやく紅茶など温かい飲み物が欲しくなり久しぶりに入れてみました。ついでにちょっとイメージ写真風にして撮影もしてみました。
ウェッジウッドの茶葉を出してきてボールの網に入れポットに投入、熱いお湯を入れて数分待って出来上がり!とても香りいい匂いがしてきます。
しかし撮影した後で気づいたのが、ウェッジウッドの缶が凹んでいる(--;)(絵文字を使用してみました!(^_^)b) ま、まぁそこは気楽に考えて・・・σ(^◇^;) この仕上がりの元画像をお見せ致しましょう!! それはこれだ!1ー2ー3!!(どこぞの番組みたい)
撮りっぱなしだとこんな感じです、全体がアンダーなのはヒゲの使っているカメラの特性(ここで使用はNikonD70+Nikkor80mー200)今回は長玉を使用しての撮影にしてみました。
処理の内訳ですが
1) 全体の明るさ(トーンカーブ、レベル補正等)
2) ゴミ処理(フォトショーのスタンプツール使用)
3) 色合い(ホワイトバランスがちょっと崩れていてグレー取ってませんし、後は自分の感じた色合いにちかづけてみました)
4) 外光を背景に、そしてこの絵ではD70の内蔵ストロボを使用したのでポットのテカりがきになります、そこでトレペを使ったデュフューズをしていないのでそれをしたようにフォトショーのフィルターから「ぼかし」を使って部分的なぼかしを施し柔らかい光に変えています。もちろん部分的ですからマスクをかけての処理です(フォトショーの使い方は個々で独学あるのみですです)
5) ティーカップの色合いがあまりに黒くなるのでここも部分的にマスクをかけて少し明るさを起こしてレベル補正にてブルーの中間を少々上げています、これでこのカップの色合いが出てきました。
6) 最後の仕上げはアンシャープマスクをかけて終わり!リサイズする場合はまたそこでもかけないといけません。(プロでは普通にアンシャープマスクをかけてはいません、LABモードであれこれします)
色々と書いてしまいましたがこんな感じで一枚一枚指定された絵は仕事上やっています。
では撮影現場はどんな感じなのか!!撮影の雰囲気はこんな感じです(下の写真)
かなり引きが必要でヒゲのリビングではこれがギリギリ(椅子があったのですが移動するのがめんどうだったため)ここでなとかピンがくる距離、長玉のよい所はなんといっても品物から離れられるのでその間の仕掛けやレフ板等のセットがやりやすいのですねぇ。あと背景の圧縮効果等などをいかしたりします。し、しかしゴチャゴチャしたテーブルの上ですが見苦しさご辛抱くださいませぇ~(>_<)ヽ
ついでに携帯カメラで撮影した同じカットもアップしておきますです、かなり荒いです。あまり意味無いですが・・(;^_^A アセアセ…
2 件のコメント:
種明かしありがとうございます。こういうレポートは本当に貴重だし、参考になります。
単純に露出オーバー気味に撮影したり、ホワイトバランスの設定だけでは追い込めないような部分までソフトウェアで修正できますねぇ。
かわはらさん
種明かしと言うほどでもないのですが、あまり劇的に変わってないのでそんなに参考にはなってませんねぇ、すみませんでしたです。
今やフォトグラファーはフォトショーをどれだけ使えるかで大きくそのスキルが関わってきてしまっています。(もちろん基本的な撮影ノウハウがあっての事ですが)
これぐらいの表現でしたらたったこれだけのセットで撮影できてしまうんですねぇ、だれでも簡単!(^_^)
しかし本来の出来ではウェッジウッドのロゴ全体が完全にゴールドに見えていないとか色々とあるので、そういう所を追い込みかけていくと周りにあれやこれやと光が入りレフを起こしなどセットが複雑になっていきます。なかなか頭も悩ませることがあります(特に光り物は・・・(>_<)ヽ )
コメントを投稿