こんな事日本でやっている人はきっといない!多分日本初かもです・・・で、こんな事日本初でも全然自慢にもなんにもなりませんが、しかしやってしまいました!そして・・・・これは面白い!!ほんとに(^^)v
何が面白いかって・・・・普段犬達がどこにいってどんな行動をしているか全然わからない犬の行動が一目でわかってしまうのですよ(^^)v
といいますか、普通は犬を放してしまう人はなかなかいません。まぁここ楢津は田舎で昔からのノンビリした内輪の地区なので、みんな公認での事ですから、現在の街中ではまず無理な実験ですし、許されないことでしょう。しかし田舎では○○さん所のポチじゃ!とかいって砂利道をスタスタ歩いて一人散歩なんてふつうでした。今もここより奥に行くと柴犬みたいな日本犬がこんな昔の情緒を演出してくれています。
さて、そんな平和な楢津での実験が行われました!まずは昼間に実験開始!!
まずはグラポンにこのようなポーチを装着してもらい、いつものように脱走してもらいます。(^^♪
彼はなんにもわかっていないようで、でも実は普段と違う!なにかが違う!・・・とばかりに・・・・ホレ!と脱走させたのにジーッとこちらの様子をみて「いつもは僕チンが脱走するのを止めてくるくせに・・・な、なんだこの安易なそして安直な空気は・・・」とばかりに動かない!北風吹くなか寒いのにこちらは脱走をやどそうと影に隠れる・・・が・・・・奴は動かない・・・「なんなんだーーーーー!」と心のなかで叫んでいたら・・・目の前に来て帰ってきているではないか・・・・うぎゃぁ~実験初回から失敗かぁーーー??
こうなったらと強制的にこちらは部屋に戻ってちょっと様子をみたら、やっと単独脱走していった・・・後はM-241がしっかり彼の軌跡をきっちりログとってくれれば成功だわい、と寒いのでストーブの火を落とすまいと薪棚にいって薪を部屋に持ち込もうとしていたら・・・・(・_・o)ン?
帰ってきているぅ~~。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。 なんでもっとどこか遠くにいかんのじゃぁーーー、普段なら20分ぐらい平気で帰って込んではないかぁ~~と、そのまま薪持って部屋に駆け込みましたです。 そしたらやっと本格的に脱走してくれて、30分以上して帰宅!それでも早かったかな今回は。 そのときの彼の行動軌跡がこれであります!じゃーん
なぜかログは我が家から始まらず、全然違う田んぼの中から始まっていました。とりあえず50mスパンでの記録となっているのですが、これはルートで記録しているのでポイントにすると最短5秒でのログが記録可能です。 このM-241は軌跡がずれていてもだいたい2mから3mぐらいなので、それを踏まえてみたとしても、2件ほどよその家によっているのがわかりました。多分1件では「白」とか呼ばれて2件目では「タロウ」だったりして(^^; 大きく彼のテリトリーがわかります。
さて次は夜の部です!早速今度は装着を背中につけてもらうことにしました。これは最初の首元はちょっと走りにくそうだったからです。ではこれで夜の彼の行動範囲をみてみましょう!(地図はグーグルアースですから昼のものです、グラポンの写真は昼にあらかじめ撮影しておいたものです)
これが彼の今日の夜の行動範囲です!おぉぉぉおお道路をまたいで南の一ノ宮高校前までいっているのでは! 昼と全然違う行動パターンです。一旦我が家に戻ってきているようです。(ほそ長い東西に伸びたグレーの屋根が我が家です)
建物を貫いているのは、次の間までをルートで結んでいるのでそうなっています。決して家の中を通過したわけではありません。(^^;
いかがです?動物のテレメトリー調査もこんな感じでやっているのですが、なかなか市販のGPSでもここまで出来ると面白いですねぇ。そしてこれにノキアのブルートゥースがもっとペアリング距離として伸びてくれれば、彼の追跡がモニタリングが可能です。いなくなったとなればノキアのPowerNavigetionを立ち上げ手元で彼の居場所をモニターできる。またよそに旅行いっても彼にHolux M-241をつけておけば、一人でいなくなってもノキアで探せるのです。
もうすぐしたらこんな事がもっと安定して出来るようになると思います。子供に携帯と同じようですねぇ。(^▽^;)
2 件のコメント:
最初、素直に脱走してくれないのは、いつもと違う雰囲気を感じたからでしょうね。
それにしても、面白いです。毎日の行動パターンを知りたくなりますねぇ。
たまに渡り鳥がどこを飛んでいるかをリアルタイムで追っているドキュメンタリーのテレビ番組がありますが、それを思い出しました。
かわはらさん
知られざる動物の行動!みたいな感じでちょっとワクワクしながらやっています。(^▽^;)
GPSもこんな使い方していると面白いですねぇ。
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