チェンソーオイルは、薪ストーブライフをおくっていらっしゃる皆様ですと馴染みのあるものだと思います。
チェンソーのオイルには2種類必要となるのですが、その一つがガイドバーとチェンソーの刃を潤滑させる役目や、そのチェンソー回すギアと刃の潤滑を促す役目のオイル。
もう一つが、エンジンの中で駆動しているピストンとそのピストンと金属の側がくっついているそれを潤滑して焼きつかないようにするために、燃料と一緒に混ぜる(混合といいます)オイル。
これらの二種類のオイルが運転に必要となります。
それでは今回はまず、この2サイクルオイルでエンジンを焼きつきから守るオイルを取り上げてみましょう!(^^)v
専門的な話はあまり致しません、(ヒゲ自身そんなに細かな成分やらまでは知らないので(^^;)ただそのオイルを選ぶときの指針となればと思う情報を載せてみますね。(^^♪
これが2サイクルオイルで一般的に2ストロークエンジンに使われるオイルです。
写真のものはメーカーがカストロールと言う舶来メーカーで、まぁモータースポーツをしている人ですととても馴染み深いメーカーでもあります。(モータースポーツしていてカストロしらなければかなりの潜りとなっちゃいますぅ~(>_<) フィデル・アレハンドロ・カストロ・ルスではないですよぉ~これはキューバのカストロ将軍です(^^;爆!) さて、ホームセンターにいってもこのカストロは売っております。特売だったりすると買いですよぉ~(^^)v で・・・このカストロをよぉ~く見てみましょう・・・昨日のエントリで紹介したオイルの選び方での所に記しましたとおり、裏側には・・・・はい!このように色々な指示や規格が書かれております。
まずここに注目!なにやら大きなアルファベットで「FC」と書かれています。これは日本でも2サイクルオイルの品質規格のグレードです。簡単に言いますと「オイルの製品クオリティー」をこのアルファベッドであらわしているのですね。(^^) 順番としては FA-FB-FC となっておりまして、このFAが一番下のグレード、といって最悪な商品ではなく、2サイクルエンジンを最低限ホローできるだけの性能をもったオイルですよ(^^♪といった所です。
次のFBはFAの品質にエンジンの中を掃除したり綺麗にする性能を持たせたもので、薪ストーブで言えば「煤」や「タール」を綺麗にする魔法のような特殊な配合された薪といった具合でしょうか(^^; で・・・最後のFCとなると・・・さきほどのFBをもっと磨きをかけて極めた性能をもつオイル!となり、これも薪ストーブに変えて言えば「煙突やストーブ内部の煤やタールを綺麗にするだけでなく、排煙までもなくなって無色透明に近い形になるべくどの状況でも持っていく」といった至れり尽くせりのような薪・・みたいなものです。
これだけのグレードがありますが、これが4サイクルになるともっとグレードが増えて紹介するだけでも大変です。簡単に紹介サイトをお教えいたしますね。
2サイクルのFA-FCに対するグレード紹介記事はこちら。
4サイクルでのSA-SLまでの規格を紹介説明しているサイトはこちらです。
さて、ヒゲは昨年298円クラスの安いオイルを購入してバイクに使いましたが、これがその安売り2サイクルオイルです。
メーカーは「住商」といいまして「住友商事の石油関連部門」の会社です。今は名前を変えてエスアイエナジー株式会社となっています)ここが発売していたものです。よく見ると規格が書かれていません しかし裏の説明文では農耕機からスポーツバイクまでとなっています(ほんまかいやぁ~??)
で、ここにはレース用バイク等についても記されている記事が・・・使ってはいけないと書かれていない・・・なんだか興味のそそる書き方です。(^^; その後ヒゲはネットで調べたところ、このオイルの規格はFB規格と判明!まず高出力にチューンしたエンジンでなければ問題なく草レースぐらいのマシンではOKですね(^^)v
それとね、オイルってこれ書いていいのかなぁ~・・・・実は卸値・・・・あっいややめときましょう、それらの商売の人に迷惑かかってはいけないし・・・ただね・・・1Lが数千円もしてたっかーいオイル・・・人間の心理なのですよ・・・
極端な事いえば住商のオイルもこのカストロもそんなに変わらない・・・・レーシングコンペティション用オイルはさすがに添加物が入ってちょっと違いますが、それでもね・・・・みんなアマチュアの人が自分のマシンに入れて心底「俺のマシンはモチュールだぜ!」とか「バルボリン」やアメリカ陸軍指定の「クェーカースティト」なんて入れてもね・・・・さほど変わらないのですよ・・・そのセールストークに踊らされているだけ・・・(>_<) それよりもイチゴの香りのする2サイクルオイルで全開バリバリで走っていたヒゲは、メーカーの洗脳商品戦略にみんなはまっていると強く感じました。 最後は、これがヒゲの使っているポーランの純正2サイクル40:1のオイルです。グレードも何もなし!まっそりゃそうか・・・F規格は1994年にJASOが作り上げたものだから、アメリカでは関係ないし、S規格は2サイクルオイルには適用されていないですし・・・しかし最初その液体の色を見て目を疑いました・・・えーっ!これってほんまにオイルなん?なんだか原油だぜこれ・・・と正直なりました。なんとも手に付着させたくない感じでしたよ。(^^;
混合したらガソリンの色がぁ・・・・・; ̄ロ ̄)!! まっちゃ茶・・・きったなぃ・・・・実は劣化していての色だったりして・・・でも焼きつかず使い果たしちゃいました。(^^;
9 件のコメント:
なんか2ストオイルで盛り上がっていますね~~^0^
いろんな意見が聞けて、非常に楽しいですね~~。
僕が使っているのは、友人宅のガレージからくすねた・・・・・。
もとい!
いただいたオイルですね~^^
いつ買ったやつかは知りませんが、あれはかなり新しそうなオイルでした^^
もうけもうけ~~♪♪
グレードもびっくりしますよ~^^
FDですからね(爆!)
まあ、缶に書いてあるとおりだと、
20:1で使えと書いてありますが、、、、
ははん!!^ー^ノ
という感じですね
ヒゲさん、おぃら前のコメントでFCとSCを書き間違えてましたね^^;
かっこわる~~>_<w
FBで40:1、やっぱOKなんですよね♪
まあ、なんていうか、
FAもFBもFCもオイルなんですから、
チェーンソーのエンジンに使用するのにまっっっっっったく問題ないと思いますよね☆
瞬間的な回転数は確かに上がるかもしれませんが、ストロークがたかだか30mmも無い位のエンジンですよね^^
ピストンスピードにしてみれば、たいしたこと無いですよね^^;
イチゴの匂い、懐かしいですね~~^^
僕チェーンソーでいつかそれ使いたいんですよ!
そいつのガレージ探したらでてくるんじゃないかと思って探してたんですけどね~、
でてきたのはYAMAHA純正だけでした^^;
チェーンソーや草刈り機から、レーシーな匂いがしたら、やる気でるでしょ~~~^^??
誰かもってないかな~~。
牛乳瓶1本分で良いから、分けて欲しいな~~。
おいおい、もらうことばっかり考えてるね。
それぐらい、買いなさいって^^;
mimitamnさん
今FDもあるのですか!す、、すごい!!どこまでグレードがあがるのかオイルは・・・4サイクルなんてヒゲのころはSGが最高でしたよ。(^^;
しかし懐かしい記憶が蘇りますよ、この機械関係は(^^;
なぜか農機具屋のいいなりになっている人が多い・・・まぁそれもわからなくもないのですが・・・ヒゲがここで言ったって説得力ないですもんね(^▽^;)
そうそう!ストローク量が全然違うですよ。昔のヤマハのフェザーって言う250のバイク、当時で1万2500回転がパワーバンドだったような・・・すでにモーターの音でしたよエンジンが!あれ・・今中古ないかなぁ~(^▽^;)
あのストローク量で1万回転ぶっ飛ばしているのですからすごい金属ストレスです、それがねぇ、ほんとチェンソーごときに・・・おっと爆弾発言!(;^_^A アセアセ・・・あのピョコリンとしたピストンとシリンダーとコンロッドの長さ・・・(;^_^A アセアセ・・・
でもある意味素人さんって強いと思います。
それと農機具屋がスーパーマンみたいに崇められる事実・・・たしかに木の切り方などヒゲは素人ですが、発動機のシステムに関してはその奥までバラさなくとも知っていて、お客様の命を乗せいている車両の調整やメンテナンスに修理をしていたのですから、プロの自覚は確実に持っていました。
仕事が終わっても今日納車したり修理して持ち帰っていかれたお客様の車両をもう一度頭の中でネジの締め忘れなどをチェックしていましたよ。
それが今頃の修理で帰ってくる車をみるとね・・・修理箇所はきっちりなんですよ、でも・・・そこまでのプロセスで外したパーツのネジが緩んでいたり、ゴムがかかっていなかったり・・・ヒゲの師匠なら怒鳴られ物です確実に!そっとヒゲは自分のデリ君などそういったところを一人で治していますよ。(^^;
まぁここまでの事このブログで紹介していないので、ヒゲがずぶのド素人と思われていてもしかたないですね。
でもmimitamnさんが整備に携われていたのを知ってちょっと嬉しかったですよ!アマチュアではなくプロの人だったのですから。(^^)v
mimitamnさん
そうそう!あのイチゴオイルを混ぜて遊びでチューンしたスクーターをぶっ飛ばしていましたよ。
最高時速100Km出すホンダGダッシュでしたよ。(^^)v
綺麗に綺麗にしてカルナバワックスかけてね・・・でもミニバイクのレースもしていましたが、それも止めた時に女の子の売りました。もちろん普通に戻して・・・そしたら数ヵ月後に大破して悲しかったです(>.<)
これもある意味おっちゃんから(師匠からいわれていましたが)自分のマシンのチェーンが泥で汚れているとは言語道断!なんてねぇ・・・だから今も街中で自慢している車やバイクの改造車みても、汚いともうアウトですね。
どんなすごいパーツつけようがダメダメ・・・だいたいそんなマシンはゼッ不調な音させて走って耳を塞ぎますねぇ・・(^^; よいマシンはほんとぴっかぴっかでそれは芸術品ですよ。綺麗で美しい!そのマシンがストレートを駆け抜けるときに出すあのエンジン音・・・・綺麗にぬけていますねぇ。
チェンソーでも同じです。使っていてあちゃぁ~今日は湿度が多いから吹けないよ・・・混合比がちょっと濃いなぁ~とか・・・あまり軽くぬけすぎると、薄いこれ!やばいっちょっとアクセルセーブだな・・とかね。
きっちり日報みたいにマシンの調子で、アクセル開角度によるレスポンス、その時の気温、湿度など記録は当たり前でしたし、サスペンションのオイル沈み込み度合いなんて数ミリ単位で体に感じてセッティング出すんですよ。これにハマるとほんとレースっておもしろいですよぉ~(^^)v
だからね・・・たかだかチェン・・・おっとまた爆弾発言しかけた!(^^;
必要以上にオイルのブランドやグレードに拘っている人であまり、早くサーキットを走る人はいないですよね。
そんなことより、セッティング、アクセル開度、ブレーキの技術などの方がはるかにラップタイムに大きく影響しますよね。
チェーンソーワークだって同じことだと思います。目立て、どの部分に切れ込みを入れるか、切った時に刃がはさまれないようにできるかなどの方がはるかに作業効率に影響しますよね。
たかがチェーンソーというのは私も思います。
かわはらさん
ですです!(^^)v
なんだかみんな純正信者!(^^;(おっとこれも爆弾発言か!)(^▽^;)
レースは麻薬ですねぇ、よく師匠がいっておりました。
やめたときに社会復帰が大変でしたよ(;^_^A アセアセ・・・
農機具にSGやFCクラスのオイルはないでしょうぉ~(>.<) となりますねぇほんと! というか今の農機具ってそんなに性能いいのでしょうか?反対に金属的にかなり材質が向上したので、反対にそのオイルあたりも変な添加物いれなくてすんでよくなっているのですが・・・ここらも理解を超えている人が多いと思いますねぇ。
ヒゲはレースの時はつねにロータス的な考え方でした。エンジンがシャーシに買ってはいけない・・・ですからチューンして車体を作るときは、次のサーキットのコースでストレート勝負ならばアクセル調整の開角度めいっぱいの限界値を与えていました。
そして、そのコースでネックになりそうなコーナーはギアレシオのデータを練習走行で取っていますから、それにあわせて、トップスピードを生かすしながらもコーナーでも勝負できるようにセッティング出しをしていたのを思い出します。
でもコーナーでだいたいレシオが合わないので、そこをカバーするのは何か!それはもう自分の走りを変えていくしかないのですね。何べんも何べんも走行して、フロント、リアのサスセッティング、オイルの量、粘度、スプリングの長さ、カラーなど入れて初期ボトムをなくしたりね・・・あ~でも懐かしい・・・(ノスタルジーに浸る親父ですねぇ・・(;^_^A アセ)
そうそう!みんなエンジンやマフラーするよりもまずはサスセッティングをきっちりして、アクセルワイヤーがグリスぬけしてミュー係数が増えているようなので操作してたら話にもなりませんですねぇ。
だからレースしたい!なんてくる子には、まず自分のマシンをドノーマルに戻しなさい!と言ってました。もちろんドノマールに戻す=・・すべて、ほんとエンジンもクランクまでバラシテ、駆動部分はシャーシもすべてグリスアップ、メーカー指定のトルクでネジと言うネジは締めなおし!そこから初めてそのマシンを走らせて、とことん限界をしって、それから自分の走りがわかってきたところでオプションパーツをつけて、いよいよ本当の改造チューニングが始まる!
これがまったく出来ていないのですよねぇ・・・とまぁ・・・こんな事毎日していたヒゲはほんとたかだかチェンソー・・・おっとば・・ばくだん発言しそうになりました。(^^;
あのときもっとかわはらさんとレースのお話できればよかったですねぇ。面白い話や、普通ではなかなかわからないお話が山ほどあるんですよ。
また追々機会があればお話しますね。(^^)v
かわはらさん
PS
そうそう!これも師匠から常に言われ続けていましたが、レースで早く走りたいなら・・・アクセルをどれだけ開けている時間が長いかだ!なんてね(^^;
だから峠とかたまぁーにいくじゃないですか、それでねこちらはBMWですよ、R80(バイク)であちらは2サイクルのバリバリNSR250RとTZR250R!それがね・・・くだりで・・くだりでね・・・彼らそりゃぁーストレートをバッビューンと両サイドからヒゲも抜いていきましたよ、で次のタイトなSじがくるので減速しますが・・・ブレーキかけたとたん!・・・・先ほどの二台がヒゲの両サイドから後方へ流れていきました・・・いまだにこれは爆笑です!
彼らの限界と、スピードのノリとかそこらの哲学がなんちゃわかっていない・・・がむしゃらなんですかねぇ・・・あ~いかん!また走りたくなってきた・・・(>.<)
チェーンソーのエンジンの使い方と、レーシングエンジンの使い方では全然過酷さが違うと思います。
チェーンソーに必要以上の高性能オイルを使うのは、猫に小判とか豚に真珠という言葉が思い浮かびます。
かわはらさん
いやぁ~チェンソーに限らず、若い人の車やバイクって、そんなマシンにそんなオイル使っているの?と聞いて心の中で「????」が沢山出ていました。
まぁこれいうとチューニングパーツメーカーはそんな彼らによって支えられているのも事実ですね。
メーカーとしては消費者があまり知恵を持ってしまうのも問題ありと言った具合ではないかと。(^^;
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