年末に発表されて売りに出されたプロ用(?)フラッグシップカメラ「ニコンD3X」、過去エントリでもヒゲは取り上げたのですが、ここ最近実際に2400万画素のその性能と90万円近くもする値段に値するだけの品物なのかをグーグルで色々と調べてみて考えたのです。
そして出た結果は・・・・「こりゃぁ~いらんな!」でした(これはいらないね)
出た当初はやっと出たか、フルサイズの2000万画素オーバー!なんて嬉しがっていたのですが・・・値段も目が飛び出るぐらい高い!で・・・・今改めて色々と他の人の意見などを見、考察したけっか・・・ISO感度が低すぎ!これではD2Xとかわらんぞな・・・・
今や高感度での撮影は必須であり、1600を超えての感度のシチュエーションなんて結構あり!この点でも現実的にD90がすこぶる宜しい!(^^)v ただ如何せん1200万画素といった所が、学校撮影などの集合では厳しいのですよ・・・(かなり贅沢な事いっているのに自分でも思います)
それにキャノンの5D2が2000万画素であのお値段で綺麗な絵を吐き出し、実際ヒゲのまわりの写真館さんなどはほぼこの5D2で仕事をこなしています。高いフラッグシップなどは使っていないのが現状です。これを考えると90万のカメラ・・・これはすでに現時点の商品に対する値段設定では高すぎといえるのが「ハッキリ」言えるとヒゲは感じました。(ソニーのミノルタアルファー2000万画素オーバーが同じセンサーで20万円台ですよ・・・何を考えているのかニコンさん・・・)90万になったその仕様をお金をもらって紹介している評論家が苦しそうな言い訳がましい感じでせっせと書いている記事は「ヤレヤレ」と思わずにいられません。
また!普通の一般でカメラを趣味にしている人の大きな勘違いが結構あるのに気づきました。それは・・・D3Xになって2400万画素になり、ヒゲの見たブログ等では「ほぼ」こう書かれているのです・・・それは
「そんなA3までに伸ばしてプリントしないから自分のスタイルには必要ないし、L判プリント程度なので・・・」といったコメント
これ・・・・その考え方は別に間違っていません、ところが・・・我々仕事ではトリミングすることがしばしば(結構あるとも・・・)、そんな時にこの画素数はとても大きな問題なのです。この考え方になっていないアマチュアの人が多くいたのには驚きました。
画素数が多くあってくれますと、小さく写ったものがトリミングしてもしっかりデティールがあるので大助かりなのです。大きく伸ばすとかそんな事よりもかなりこれは広告写真や集合写真などでは問題になることなのです、
・・・・それと「広告写真では画素数はいくらあってもよいと言われている・・・」のようなコメントがひとつあったのが気になりましたが、だからこのカメラを肯定するきは全然ありませんでした・・・電通や博報堂の大きな仕事で無い限りん千万画素のカメラがいる仕事はそんなにありません(フリーの写真家として)、ヒゲのようなスタイルは特になので・・・・こりゃぁD3Xは全然買っても損だなと感じ始めているところなのです。いわば「せめて50万円台で出すべきだった」と言う事です。90万で感度や連射性能の面で性能が落ちてどうするんですかニコンさん・・・とホホですよ・・・他にはセンサークリーニングがこれには付いていない、ファンクションボタン割り当てがD700あたりのように便利でないとか・・・やっぱりおかしい会社ニコン?(そんなニコンを使っているヒゲはもっと変ですねぇ・・・(^^;)
残念ながらこのD3Xは販売もあまりよくないようです、プロが買うよりもこれはアマチュアのお金がある人が買うカメラと強く感じました。これならフルサイズでも感度面でもすごく良いD3の方がよほどいい!またはそれよりもお値段が安くてD3と変わらないぐらいの性能(実際には問題全然ない)D700の方がフルサイズで1200万画素と余裕のセンサー内容でノイズ面などとても素晴らしいと感じます。ニコンは2000万画素オーバーのセンサー面でまだまだキャノンに追いついていないのでしょうねぇ・・・・今回ちょっと5D2にぐらっきましたよ・・・(^^;
写真は上からニコンD1(現在中古で数万円?)、D2X、D90、D70です。我が家にある機材達ですが、ヒゲは中古として売るということがあまり出来ない人間で、そのまま持ち続けるか、欲しい人にあげてしまうタイプ・・・・どうしてもどんどんこうしてカメラがそのまま増え続けています・・・
13 件のコメント:
私の趣味は海のボート釣りでカメラとは縁がないのですが、20代のころはカメラが好きでしてにTTLの壊れてしまったニコンF2フォトミックSを未だに押入れの奥に仕舞い込んでいます。
当時は新宿ヨドバシカメラ地下に通いロールフィルムを買い種類豊富な印画紙を物色。
巻末にコマ取り程度に載る雑誌のアルバイトで地方レースの写真など撮りもこれまた懐かしい。
かみさんの旅行で使用しているデジカメですがトリミングなどまったくしないのに画素数を高く設定しています。
帰宅してから拡大モニターをし諸情報を得る目的のようです。
私は趣味でのカメラでしたがプロとなると大変なんでしょうね。
それと以前お話したビットマット(BMP)をガーミンのマップ(IMG)に変換する件ですがとりあえず出来ることだけは分かりました。
シェアーソフトを2つ購入やり方は勉強しないといけませんがそのうち挑戦してみます。
よしさん
若いころにプロなお仕事されていたのですねぇ。
昔はキャノンでしたが、フィルムが買えなくてスチールの想いはあえなく大破・・・(笑)
そのかわりもともと動画が好きでしたから、学校も映画学校にいきまして、最初に入った会社が放送局でした。
なぜか今はスチールになっているのですが、これはこれで楽しいですねぇ。
ガーミンの件、本当にお役にたてず申し訳ありませんでした。
しかしBMPをIMGに変換するソフトを見つけられたのですね、これはすごいです、是非うまく行きましたら教えてくださいませ。
ちなみに、今回アップしている我が家のカメラの写真はオリンパスの200万画素のふるぅーいコンデジで撮影してます。広告風にみせるために現像処理でごまかしています。(笑)
一昔前のデジタル一眼レフの出たての頃なら90万円という価格設定も当然だったのでしょうが、日進月歩で安くなっているこの時代ではあり得ないですよね。
90万円ならば自動車が買えてしまいますよね。車ならばその値段でも「仕方ないか」と思いますが、さすがにデジカメでは出せないですね。
全く文句つけようのない完璧なものだったらその値段でもプロは使うのでしょうけど、キャノンの方が主流になっている現状ではユーザーの評価は明らかだと思います。
かわはらさん
そうなのですよ!ほんと何を考えているのかニコンは・・・・あまりにトホホの感覚です。
これで最近のDシリーズの仕様を越えているのが当たり前なのに、高感度ISOは1600までが実用性なんて考えられませんです。D90やD3はISO3200まで余裕ですよ・・・これもトホホ2です。D2Xの時に戻った感覚です。
そして12ビット演算なら高速連写らしいのですが、14ビット演算ではがた落ちとか・・・キャノンなど14ビット演算ベースでまた早い!そりゃぁ14ビットの方が画質は目からうろこなのでしょうが・・・
まだまだほんと全然まだまだニコンはキャノンに追いつけないみたいです。ただメーカーはそれを表に決して出せませんし、突かれたくない部分でしょう。
回りでは(記事や評論では)良いようにいってますよ「スタジオ撮影用の・・」とか言ってね・・・だはは物は言いようだわと笑っちゃいました。(^▽^;)
これで無理やりの90万は苦しいですねぇ・・・一挙に興醒めしましたよ・・・
しかし今更ながらキャノンには移れない・・・ストロボも何もかも再度購入を考えたら・・・・
とりあえずニコンはフルサイズでの2000万画素が熟成するまでかなり待ちですねぇ、面白いのがニコンってこの後出てくるエコノミー向けモデルの方が画質も操作性もスピードもかなり良くなってくるんですよね、これはD2XやD70を通してわかりました。
だからフラッグシップの意味がかなり薄いですねぇ。
そうそう!もう一つ言えば・・・D3Xはなかば戦艦大和ですね(^^;
無用の長物・・・遅い、重たい、ノイズに悩む(暗い)・・・最悪と感じます。(仕事で使うにはです)D3Xのオーナーの皆様には申し訳ないです。
「戦艦大和」というのは言い得ていると思います。巨砲で勝てた時代は終わっているのに、実戦投入してしまったわけで、結果は明らかですねぇ。日本工学ということで、その頃の名残がまだあるのかもしれないですね。
ところで、D1とかD70とかって、現在バックアップ機として使っていますか?もうすでにD90がメインでD2Xがサブとなっているように思うのですが、これらの古いモデルはどう使われているのかと気になりました。
私はD70s一台体制なので、レンズ交換も面倒だし、サブ機が欲しいな~と思って気になりました。
かわはらさん
日本工学は戦時中レーダー機器の発達を著しく遅らせてしまった事をあげられていました。
実はたわいもない事なのですが、その事が小さな頃から好きでなく、それでカメラはニコンではなくキャノンだったのです。そして当時は猫も杓子もニコンニコン! ニコンはそれこそ殿様気分だったことでしょう。
しかしキャノンの地道な活動と水面下のテクノロジー発達が今のキャノンにしたと過言ではないと感じます。
それだけ相変わらずニコンは昔の体制的なものがあるのでしょうか?頭が固い・・・車メーカーでいえば「ニッサン」ととても類似しているように思えて・・・・
しかしヒゲのスタジオがニコンでいっていたのと、キャノンが強気でそのころの値引率がほとんどなくって・・・でもレンズはあったのです・・・イオスのがあったのですね。
しかしD70のインターフェースが本当にしっくりきて、マニュアルなどいらないぐらい分かりやすく、ボタン操作もとてもよく考えられていた・・・さすがニコンが一番でいつづけた由来があると感じました。
これで今に至るというわけなのですが、やはりデジタルの世界・・・1歩も2歩もニコンは遅れていますねぇ・・・90万のD3Xのセンサーはソニー製ですからねぇ・・・(^▽^;)
でもここまできたらニコンと共にするしかなさそうです・・・どーん!大きな仕事がきてがっぽり入ればキャノンにしてしまう可能性はかなり高いです。それだけAFやセンサーは抜きに出ていますねキャノンは、趣味なら別にニコンの性能でも全然満足ですが、仕事で動くものや、被写体の展開がガラガラ変わる事がざら最近の仕事では、やっとD90のキャノン並みのAFで救われているといった感じ。
それだけキャノンユーザーは楽に仕事できているのだろうなぁ~と考えたらこのギャップが悲しくなります。
D1とD70なんですが、本当に申し訳ないです、D70はすでにもらいてがついていて、今、例CHAエラーの修理をするためにそのまま待機中なのです。
D1はヒゲのお散歩カメラなんですが、これはどちらにしてもやめたほうがいいです。ヒゲは改造してラジコンバッテリー駆動できるようにしているのですが、センサーの癖とノイズが激しい!それとこれは勤めていたスタジオのもので、使わない2台合ったうちの1台を個人的にかりて帰っていたのです。そしてスタジオが閉鎖されてヒゲの手元にそのままなんです。(^^;
ちゅうぶらりんなんですよこの機体は・・・でも中古で2万とか3万ですねぇこれ(^^;
サブ機空けば譲れるとは思いますが、ヒゲの使ったものはそこらの中古より程度悪いですよぉ~、なんせシャッターユニットがすでに限界きているのですから・・・(>.<)
(仕事用ですからしかたないのですが)
D70のインターフェースは秀逸ですよね。説明書を読まなくても直感で操作できてしまうのはすばらしいです。
道具の性能差による違いは大きいですよね。ユーザーのテクニックでカバーする必要があるのですが、これはどの世界でも同じことかもしれません。
D1もまだお散歩カメラとして使われているのですね。それだけ使い込まれていれば、カメラも本望でしょうねぇ。
まあ、サブ機と二台あった方が便利なのですが、私の場合は本業ではないので、とりえあずD70s一台で今のところは何とかなっています。
かわはらさん
機器の性能差があまりに大きいと、テクニックのカバーに力を使ってしまって大事な絵作りにその力全体が注がれないのが悲しいです。(>.<)
キャノンならすでにフレームワークに専念できるのに、ニコンはそこでAFの状態を気にしないといけない・・・こんな話はないですねぇ・・・恐ろしいピンボケカットが出てきて冷や冷やです。
今ではD90のオートAFにほんと助けられて、キャノンのように合焦点マークが数個とらえているので安心です。それでも時折AFがしっかりあわないで右往左往している状態があります・・・(その間シャッターチャンスを逃しっぱなしですよ・・・悲しい)
本当にこれだと仕事としてはスポーツや取材でニコンは使えません。(被写体がゆっくり動いていてもAFが定まらずまったく合焦点しないのですからヤレヤレです、カメラが壊れのたのかと思いました)
まじめにニコンってどうなっているのでしょうか?今の機器は内部構造、部品の取り付け位置にまで特許を盾にしているのですから、それらも関係しているのか・・・・
確かに、なかなかピントが合ってくれない時もありますよねぇ。迷っていると「しっかりしてくれっ!」という感じで、急いでいる時はAFオフにしてMFで撮影してしまいますが、MF専用レンズのトルクのある気持ち良いピント合わせとは違ってスカスカで気分が乗らなくなります。
この点が改善されるとだいぶ良くなるんですけどねぇ。
かわはらさん
すでに乱視で視力が落ちているヒゲにはMFがかなり厳しいのですよ・・・(>.<)
ですのでAFの精度がかなり重要となってしまいます。もちろん静物ですと全然これでOK!だからスタジオ専用なんていわれるのでしょうかねぇニコンは?でもそこもキャノンの方がライブビューなど1も2もニコンの先をいっている現状、それも20万円台の5D2でなんですよ・・・悲しい現実をひしひし感じています。
とりあえず今までよりも数段よくなったD90(D3やD700もですね)のおかげでまだニコンに踏みとどまっていますが、いざとなるとこれは全部売ってキャノンに鞍替えも致し方ないと考えるように今回のD3Xで感じ始めてしまっているのです。
頑張って欲しいニコンですよ。
かわはらさん
追伸
もしかすると、今度キャノンが出してくるフラッグシップ機を値段のよっては購入してしまうかもしれません・・・ただねぇ・・・ストロボやレンズをまた揃えないと・・・・あの遠隔操作が出来るストロボになれるとねぇ・・・コントローラー買わないといけないし・・・レンズは当面1本でだいたいカバーできる範囲の望遠をもっておこうかと、いわば動きの撮影に(学校関係とかですね主に)スタジオでの物撮りは別にニコンでもいいのですが・・・でも多分そうなったらキャノンにそろえていく事になるでしょうねぇ・・・プロがニコンからキャノンになっていく意味がとても強く深くわかりました。
機材入れ替えの際は、ヤフーオークションで既存のものを売却すれば、新しい機器の購入の足しになりますからねぇ。
現状だとキャノンの方がプロユースには向いているのは間違えないでしょうけど、ニコンが挽回してくれて、入れ替えの必要がなくなると良いですねぇ。
かわはらさん
そうですねぇ、ニコンが頑張ってくれると、こちらも無駄な出費をしなくてすみますし・・・
なんとかしてニコンさん!
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