7/10/2008

ガーミン(GARMIN)nuvi250本体と付属品 Vol.01

 今日佐川さんで運ばれてきたガーミンのヌビ250!仕事が詰まっていて夕方一段落つくまで箱を放置したままでしたが、夕方から一段落したので梱包から箱を取り出してみました。

 これが製品の箱です。小箱よりちょっと大きめでしょうか、本体と付属品が入っているのでこのぐらいになるのでしょう。



 蓋をあけてびっくり!いきなりヌビが顔を出してきて、あまりに小さいので「おっと!」となってしまいました。何かディスプレイ用のペーパークラフトかと思ってしまいましたが、どうやら本体そのものでした。(笑)



 本体に付属品は以下の通りです。左上から(本体をホールドしてフロントシールドや平面に吸い付ける着脱式ホルダー)、(本体のヌビ)、(日本語版説明書)、下段の左から(シガーソケットからのエレクトリックサプライコード)、(PCとヌビをつなぐUSBコード)、USBコードの中に置いてある赤い円盤は(ダッシュボードに貼り付けてホルダーを吸い付ける盤)、(ヌビをコンセントから使用するACアダプター)です。


 それでは本体の細かな所を見て行きましょう。まずは普通に正面です。


 電源を入れると起動画面が出てきて(この起動画面は自分の好きな絵に変えられるそうです)、ゼンリン2007年マップをロードし上記の画面になります。目的地検索と地図(現在地を拠点とした全体的な地図が出てきます)そして下の右にあるアイコンは設定と音量です。

 そしてヌビの上側右端天板にある小さなスライドが電源のON/OFFスイッチです。左にスライドでON/OFF、右スライドで現在の状態をロックします。


 これはヌビ向かって左側にあるSDカードのスロットです。


 ヌビの裏側です、スピーカーユニットがあり、ガーミンの刻印、シリアルナンバー、USBの差し込み口(このUSB差し込み口はPCとの連携プラス電源供給と充電の役目をします、PCにつないでいるだけで充電をしています。充電時間(完全)は約4時間)、ヌビを固定するホルダー用の凹凸
 

 これはヌビをホルダーに固定してみた状態です。かなり自由度はありました。そしてこのホルダーは車のフロントシールドに完璧に吸い付きます。吸着には吸盤側にレバーが付いており、強制的に吸着させる使用でかなり強力です。


 このレバーを倒して吸い付いているヌビはまったくもって安定しています。またこれのおかげでフロントシールドの見やすい場所へもっていけてとても便利です。もしフロントダッシュボードに取り付けたい場合は、付属の丸い円盤をダッシュボードにつけてそこへこのホルダーを吸着させます。しかしヒゲはフロントシールドがとても見やすかったのでそちらで使用する予定です。


 では次にヌビが立ち上がった所での目的地検索アイコンを押してみましょう。ヌビはすべてタッチパネルで操作します。このタッチパネルの感度はものすごくスムーズで処理も問題なしの早さです。もしタッチの感じがおかしければ「スクリーン校正」と言うコマンドがあり、それでタッチパネルの調整ができます。


 目的地検索を押すと下のような画面に変わります。ここらは多分国産カーナビと殆ど変わらないものだと思います。画面の四つの構成以外にアローキーにタッチすれば下のからまだ別メニューが沢山出てきます。


 それでは次に地図と言うアイコンにタッチしてみましょう。


 これで始めて自分の現在地を元にヒゲの周囲の地図が出てきます。画面では3Dの立体的になっていますが、ここらは2Dにもできますし、地図の詳細度を細かくから大雑把までの5段階が選べるようになっています(設定画面で変更可)。夜になるとちゃんと夜モードの画面になってくれますし、音声案内はかなり親切です。この間の○ナソニックのDVDナビよりかは遙かに高性能です。交差点を折れた次もしっかり交差点を折れる前にちゃんと音声と画面で案内してくれています。


 今日ちょっと犬の散歩で目の前の一宮高校を目的地にして「徒歩モード」にし(自動車、自転車、徒歩の3モードがあります)ナビを開始してみました。GPSの衛星はバンバン拾って10個以上感度もフルで拾っています。恐ろしく短時間で衛星からの受信を更新しているようで、徒歩スピードも計算しています。ヒゲの散歩スピードは時速1.9kmでした。(でんでん虫か?・・・)

 しかし今回Vol01での紹介で思ったのが、この値段でいいの?でした。サン○ーのゴリラもぶっ飛んでいきます。ワンセグなんていりませんし、2画面なくてもものすごく見やすいんです。すごく計算されている地図表示にレイアウトです。なんでもかんでもつけて複雑にしユーザーフレンドリーで全然ない国産カーナビからすると、このUSAのカーナビはさすがにGPSの先進国だけあって、目的をはっきりさせてユーザーの事をしっかり考えている作りがとても好感が持てました。色々と他の方のブログにも書いてあったのですが、最初から説明書みなくてもすぐに使えてしまうぐらいシンプルです。



 説明書を読むと裏技もあり、衛星が今どのぐらいキャッチされているかもメニュー画面の時の左GPS感度アンテナアイコンをちょっとタッチすると現れます。なんとこのヌビはヒゲの部屋の中で9個のGPS衛星をキャッチし、距離誤差13メータまでに制度を上げていました。このヌビには加速センサーやジャイロなどありませんが、そのぶん恐ろしいぐらいのGPSキャッチ能力とその瞬時の再検索スピードには驚きます。ヒゲの家は屋根がないのかえぇぇ~???

10 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

すごく魅力的で良さそうですねぇ。とても気になります。

電源を投入してからメニュー画面が出るまで何秒くらいですか?

それから私の自宅周りの地図をいくつか縮尺を変えて撮影してもらえますか?

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 了解いたしました!もちろん全てが良いわけではないので、不便な点も上げていきたいと思います。

 ただ感動なのはそのGPSの感度の良さでしょうか。今起動を計ってみましたが、電源を入れてからGPSを受信する起動メニュー画面まで約12~15秒です。(初回購入時は数分かかる事もあるそうですが、ヒゲはそれでも1分ぐらいでしたのでロケーションにもよるかもです)

 起動時間の計測場所はアトリエの窓際でしてみました。部屋の真ん中で起動するとGPSを捉えるのに少し時間がかかるようですが、それでも1分かかるかですねぇ。

 部屋の真ん中(屋根はあります・・笑)で今度は起動してみました。

 メニュー画面まで15秒、それからGPS衛星を捉えるまで15秒で合計30秒でした。(建物の中でない場合は15秒の立ち上がりで速GPS衛星を捉えています)

 今起動してから部屋のPCの前に置いてますが、窓際でないこの場所(部屋の真ん中)で7個の衛星を受信し誤差範囲は13メートル~15メートルぐらいを教えてくれています。

 これもまた画面をアップしますが、普通のナビに付いていると思うのですが、衛星のマップが出てきて(天空のマップ)衛星の個数、衛星番号、衛星からの受信電波の強さ(感度)が全部出てきています。

 今は午前中なので太陽の位置も出てきて東西南北の表示にあわせて見ると衛星の位置がよくわかります。(衛星観測も面白モノです)

 ただよくわからないのが、天空の一番外周を回っている赤い玉がなんなのかが意味不明なんですねぇ・・・刻々と場所をいきなり外周上をワープしながら移動しています。

 それではVol.2で地図の方も紹介してみたいと思います。

 あっ、ちなみに教えて頂いたグーグルマップでのご自宅はコミュニケータープラグインでしっかりとヌビへ転送いたしました。USAのグーグルマップだとすぐなのですが、ジャパングーグルマップではちょっとこつがいるので、これもまた紹介してみます。(ヒゲもとあるサイトでその方法を知りました)

 それとヌビの遊び道具ガレージビーグルで面白い自車キャラクターを追加してきました。なんと戦車があったのでそれらを含めて9種類ぐらいの車、動物、飛行機、パイレーツオブカルビアンのブラックパール号などヌビに入れちゃいました。爆!(飛行するピザも捨てがたかったですねぇ・・笑)

かわはら さんのコメント...

電波状態の良いところで15秒程度、そうでなくても30秒程度で起動するのであれば実用上全く問題なさそうですね。

赤い玉は何なんでしょうね。見かけ上の太陽の位置かもしれないですね。

グーグルマップからの位置情報の転送も無事にできたようですね。便利なツールがあって、それを使いこなすことができて素晴らしいです。位置情報は世界測位系と日本測位系では同じ経度緯度の情報でも数百メートルずれているんですよね。その補正が必要だったのかもしれないですね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 たしか日本も世界の測位系になると昔測量をしていたころに聞いたことがあります。もうなったのかなぁ?

 立ち上がりはさすがにメモリタイプは早いですねぇ、振動にも強いですし。ヒゲはDVDタイプは読み取りがダメになりそうで敬遠してしまいました。もちろんHDDも怖いです。

 赤い○はどうも自分自身みたいでした。太陽もしっかり天空マップ上で動いてました。今日は静止衛星でテストしてみましたです。

 感度良好で誤差が3メータでした。これはすごです!!

 徒歩モードだと数歩歩くと方角をしっかり補正します。やはりGPSに関しては全然他者の考え方とは違うようです。

 目的地を直線というのがあるのですが、それにするとほとんどサバイバルような感じでヌビが目的地をピンポイントして今の自分の方向をそれに近づけようとしてくるようです。

 それと学習能力があるのにはびっくりしました。ヒゲはナビを始めて持つモノですからこれには感動です。

 悪い面はそこそこ見つかりました。特にこれは困ると思うのがGPSをオフにするとシュミレートで経路を走れるのですが、距離がここから東京なんてして途中東京付近に自車のポイントを置こうとするとハングアップしたのかぐらい止まってしまいます。

 ただマルチタスクなので他は普通に動いて強制的にナビを止めるなどは出来ます。

 地図はゼンリンの地図ですが、あまり細かい表示にしていると広域表示するときに血管ぐらいに道路がはりめぐらされての表示にちょっとストレスがあるようです。

 タッチパネルでアイポッドタッチ並ですが、広域での指でスライドさせての地図移動はたまに表示が遅くなります。

 ヒゲは目的地をしっかり案内してくれればいいので、今のところ不満はありませんです。むしろかなり細かく測位してくれるので犬達との山の散歩や登山が楽しくなりそうです。
(正確な現在地が欲しいときは静止衛星を使って測位すればいいですから、山でも道に迷うことがなくなりそうです・・・って犬がいたら問題ないのですが・・笑)

かわはら さんのコメント...

詳細なレポートありがとうございます。色々と参考になります。

グーグルマップの座標と、カーナビで採用されているゼンリン(日本)の地図での座標は残念ながら測位体系が違い、そのまま入力しても数百メートルずれてしまうのです。

メモリタイプも万能ではありませんが、その部分を許すことができればとても便利なツールになると思います。

バッテリー内蔵で持ち運び使用できるのは本当に便利ですよね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 なぜに日本と世界の位置座標の方法をかえてしまっているのでしょうねぇ。

 このさい日本は世界基準にもとづく事をしないといけないと思うのですが、どうしてか日本は独自を通すようです。

 犬の問題でも我が家のラブラドールなどは世界のケンネルでは「中型犬」なのですが、日本「だけ!」「大型犬」なんです。(ジャパンケンネル)

 こういった事はあまりに滑稽な感じがしてなりません。

 日本は良い意味、悪い意味を通して「鎖国」の国であることは間違いないですねぇ。

 ポイント座標ですが、コミュニケータープラグインをインストールしていますのでグーグルマップがそのまま日本の測位座標にかわっているみたいです。100m以上もずれていませんでした。ほぼその位置にきてますので安心です。

 また色々とググってみましたら、日本のナビはお店やコンビニやら沢山の情報を地図に載せています、まぁ画面もみたら賑やかですが、ガーミンもヤフーの電話帳検索でコンビニとかコーヒーショップなどのデータをそのままガーミンに転送する方法がありました。これを入れると一つのPOIファイルに全部入ってしまうのですごいものです。(テキストファイルですから容量がそんなに大きくないのですねぇ)

 そして転送されたものには位置情報が入っているのでナビできるというものです。(位置情報がない所もあるので、その場合はどうしてもと言う人は位置を調べて張り付けます)

 こうしてみると、ガーミンはノキアとよくにた考え方で、最初は普通に使えるレベルにしているが、後に自分の好みによってドンドンナビを進化させていける、カスタマイズ性がとてもある機器と言うことです。

 例えば市内のねずみ取りの場所を自分でPOIで作ってヌビに転送すると、その付近にくるとアラートしてくれる。その時に時速設定をPOIの中に書いておくと例えば40kmとしておけばそれ以上出ているとその付近でアラートで教えてくれる。

 このような事が出来てしまうナビなんです。ですからまったく国産の与えられたもので満足しなさいと言う典型的な日本人の受け身商品とは違うと言うことがいえました。

 結果、受け身な消費者にユーザーにはあまりこれといった魅了もなく、ワンセグない、2画面無い、表示する地図に周りの施設がない(これも自分でアイコンを追加して表示できてしまうのですが)など、買ったそのままではとっても殺風景な道路地図が展開されて、ユーザーはこれなら国産がいい!となるのは目に見えています。

 しかしこの機械の魅力は自分のスタイルにどんどんカスタマイズできてしまうのが一番の売りです。(機能自体は無理ですが、地図に関してはドンドン自分で追加削除して進化できます)

 海外製品ってこのようなものが多いですねぇ。そしてなぜかヒゲは意識は最初してないのですが、この手の製品を買っていると言う・・・爆!

かわはら さんのコメント...

世界測位系を日本測位系に変換するためには南側へ約12秒、東側へ約12秒ずらしてやればOKなのですが、グーグルマップで取得できる小数点以下は10進数なので、これをその前に60進数に読み替えるというかなりの手間が生じます。

私もカーナビで検索できない場所へ行く時に事前にグーグルマップで調べることができる場合は、上記の手計算をして日本測位系の座標に返還してカーナビの緯度経度入力で目的地設定していますが、これはとっても面倒で普段はやりたくない作業です。

ここらへんの計算や転送ができるツールがあるというのは便利ですねぇ。パソコンで一気に転送できれば良いのですが、そういうオリジナルな目的地を作るには海外製の製品の方がやりやすいですよね。

一方国産のカーナビの場合は一般的なお店や施設のデータを持っていて、カスタマイズしなくてもそのまま検索できるという強みがありますよね。

どちらも一長一短で本当は両立できれば良いのですが「設計思想」「文化」が違うために方向性が違いますよね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん
 
 ん~ヒゲには無理な計算ですぅ~爆!

 一般的な施設やコンビニ等はすでに登録されているんですよぉ、ただ2000万件ぐらいですから、ソニーさんの国産はこれでは許されないのでしょうねぇ。

 でもそんなあまり重要でないものよりももっと考えないといけない重要な事があると思うのですが・・・国産はナビにしても車にしても、パソコンにしても電化製品のチラシのように(他の言い方すると香港や台湾の町のあのギラギラして度派手な色合いの看板が並ぶような)そんな内容が多いのには実はうんざりしていて、そしてダサク感じてしまうのです。(下品なかんじと言葉が悪いですが出てきてしまいます・・・あ~ハッキリ言ってしまいますぅすみません・・・)

 それなのに日本人の人は欧州やアメリカの生活やデザインファッションに憧れていて・・・なんなんだぁー!といった感じであっけにとられます。きっちりした統一性がないといいましょうか・・・町の作りもあちらと全然違うので、こちらは綺麗なお店があってもそれをめいっぱい引き下げてしまう全体的な町の配色、設置・・・もっとセンスを出して欲しいと思うのですが・・・受け身の国民性なのでしょう、自発的に行動をすることが苦手みたいです。もっと活性しないと!

 (またわけわからない話しになってしまいました・・すみません)

かわはら さんのコメント...

おっしゃりたいことはよくわかります。わけのわからない話ではなく、こういうところにも日本と海外(欧米)の違いがよく出ていると思います。

場当たり的な日本と、原理原則からはじめる欧米の思想の違いが製品にも表れていますね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 いつもいつも的確なコメントありがとうございます。ヒゲよりも数百倍頭の切れる方みたいでヒゲは頭があがりません。(小学生並なもので・・・泣)

 この今の製品作りや考え方は治せるものでもないのでしょうねぇ、オーディオもバイクも車も「性能は日本の製品の方がかなり上!」がしかし・・・実際聞き比べたり乗り比べたりしたときになぜか欧州などの舶来品に軍配が上がってしまう・・・この昔からの溝は未だ確実に縮まっているとは感じ得ないのでした。

 ヒゲはお金があればガーミンのコロラド300が今欲しいと思えるナビです。