7/13/2008

GARMIN  nuvi250 GPS衛星キャッチ性能

 今日はお隣の県、兵庫県の姫路近くにいっておりました。暑い一日でしたが、目的の場所は風がとても吹いて気持ちよい所でした。

 さて、今回驚いてしまった事があったのです。目的の場所にはトイレがなく、近くのスーパーがあってそこのトイレが使えると集まっていたメンバーの方におしえていただき、そこへ行くのにさっそくガーミンNUVI250「徒歩モード」でのナビで行ってみました。

 現在ヒゲのヌビ自車アイコンは鷹(イーグル君)で、3Dの地図を優雅に飛んでいる感じが見ていてなぜか癒されるのでした。(下のロケット花火はちょっと派手なのでDLしておりません)




 とことこ歩いていくとすぐに測位が始まり正確な位置が表示されています。今回も静止衛星を使ってみました。そして目的のスーパーがあり、地図にもアイコンと名前が出ていました。

 さっそくおトイレに入って事をすませ、ちょっとヌビを見てみると・・・おおぉぉぉおお???となってしまいました。スーパーの建物、玄関を入ってすぐ右にトイレがあり、そこの中の出入り口に近い障害者用を使用させていただいたのですが、もちろんドアもしまって隙間といえば一番の上の所に20cmぐらいの隙間があるだけです、もちろんそれでもトイレのなかですし、そのトイレは店の玄関の中です。なのに・・・・ごらんの通りなんです。



 い・・・いったい3月のファームアップでバージョンV3.7では、GPSチップソフトのアルゴリズムをどう変化させたのか?ヒゲの家の中でも測位しますが、このスーパーの建物の中でも測位してしまう・・・窓ないぞ!完璧四方かこまれてるよ???これがそのスーパーの玄関でこの中の入ってすぐ右にトイレです。



 トイレの天井はこんな感じで普通のトイレですし窓はありません。



 壁はこんな感じでヌビをこうして置いていました。



 高速を今日使ってトンネルないでは流石に測位していません、衛星は完全ロストです。しかしソフトの中でヌビはシミュレーションしながらそのまま測位しているかのように動いています。ただし、トンネル内で枝分かれしていたらどうなるか・・・そこがナビの指定ルートならそこを曲がって案内してくれるでしょう。しかしナビをきかせずにただ地図を表示しているだけでは枝分かれしたところでどちらに車がいったかはわからないはずなので、そこはどうなるでしょうねぇ・・・

 巡航速度をある程度前もって平均値から演算して距離を算出しているようです。(これはプログラムの中であらかじめトンネル内に入ったときの時速をもとに演算している感じでした、またトンネル内に入っても数百メートルはまだ受信しているのが確認できました。どういうチップなのでしょうか?このヌビ250のチップが何製なのかは公開されていません。兄貴分の360は公開されているのですが・・・)

 次にトンネルから出ての測位の時間です。トンネルを抜けて天が開けますが、その時に山と山に囲まれた所で次のトンネルまで約150mぐらい、この場合再測はほぼ2秒弱、どこもそうでした。

 またトンネルから出て山でない所で開けた天空でも同じ秒数で再測しました。早いです!!

 一般的な高架下では問題なく測位、、、これはバージョン3.7での大幅な改良なのかもです。それと「いいよ」ネットさんから無料でダウンロードしてきた「オービスデータ」はバッチリ起動しました。

 今回使った高速の最中にオービスがしっかりあり、アラートが出て時速を下げるよう指示してきました。そしてみると「あれだなぁ~」とわかり、すぎると正確にぴたっとアラートが止みました。驚きました。

 今回の驚いたヌビのお話でした。次回はいよいよ悪い面をつらつら記してみましょう。笑!

9 件のコメント:

かわはら さんのコメント...

鉄筋コンクリートの建物の中でも電波を拾えるというのは驚異的ですねぇ。常識では考えられないことです。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 そうなんです!何かおかしいのでしょうかねぇ?

 しかし最初の衛星天空マップと部屋の壁を紹介している時のヌビの天空マップを見て下さい、次に写した写真の方が衛星を多く捉えています。

 実際に開けた普通の高速、道では誤差が3メーターから4メーターぐらいと出てきます。

 ガーミンは同機種でもGPSユニットのチップが違うそうです。それと新しく出たこのヌビとコロラド300などは未公開なんですチップが・・・

 しかし3.5インチのこの画面でも非常に見やすく実際ナビってチラ見じゃないですか運転中って、そのチラ見をよぉく考えて作られている地図表記だと改めて感じました。

 こぉいったユーザーフレンドリーなインターフェースがいいですねぇ。近くに事細かに記されている施設やお店が建ち並んだり表記してませんが、的確に状況が把握できる地図表記はとてもいいですねぇ。

 高速に乗っても、今の最新カーナビはそうかもしれませんが、ヌビはゼンリンマップの通り高速もその通り道が曲がってゆるやかアール、S字を描いてそこをヒゲのイーグル君は上空を飛んでいます。

 (このイーグル君、背中しか見せてくれませんが、なぜか自車の上空を飛んでくれていて、道案内してくれているようなそんな気にさせてくれるキャラでかなりお気に入りです・・笑、目的地に着いたらそこのフラッグに止まってくれたらとても嬉しいですねぇ、そこまではありませんが。今度ヒゲは自分の自車アイコンをビーグルガレージで作ってみたいと考えています)

 この間のDVDナビは高速に乗るとただ一直線の道路に表記になって次にくる高速案内看板が電車のつり下げ広告みたいに並んでいるいるだけです。

 ヌビのゼンリンマップは高速の道の曲がり通りにかなり忠実に表記されて、実際の先の道路の曲がりとヌビの地図の道路の曲がりを比較してそのままでした。

 また走りながら高速では下の様子がわかりませんが、ゼンリンマップの表記通り学校がある、大きな池がある、何号線とお交差している、鉄道が走っている等はそのまま忠実で、GPSの位置情報も正確なのかためしにヌビの地図では自分の今走っているすぐ左下には小学校があると小学校名が出ているのでチラッと窓から確認してみました。そしたらまさしく通り過ぎる所でしたが学校名も位置もそのままでした!(当たり前か・・笑)

 ですので高速ドライブしていても「あ~あそこにこのぐらいの池があるんだぁ、あ~あの工場はここの会社の工場かぁ~」とか地名、工場の名前、施設の名称がわかって旅行案内みたいな感じで面白いです。

匿名 さんのコメント...

ヌビは誤差数m以内というのを、ネットでも書いているのを目にしますね。
国産のGPSの説明では、そこまでの精度は出ないはずですが、一体どうなっているんでしょうか?

ヌビが高精度なのには、アメリカの軍事技術か何かが関係していたりして。(笑)
でも偵察衛星なんかでも、民間とはまるで違う性能とか言いますよね?

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

狸猫@熊野さん

 そうなんです、いったいどうなっているんでしょう??爆!

 やはりGPSが生まれた国の製品もありますし、かなり癒着もあって情報の交換がされているのかもです。

 自国の製品、特にGPSなどが他国の製品より劣って面目丸つぶれみたいな・・・で、国も協力して制度を上げることに協力的とか?

 衛星やらロケットを打ち上げるときに昔聞きましたが、やはり国産ロケットでもUSAのあつパーツを使わないとどうしても技術的に遅れている日本はダメで、しかしそのパーツはブラックボックスで決して開けてはいけないとされていました。

 こんな所で国内メーカーって一番肝心な所は情報公開されていないのではないでしょうか?だからGPS機器で国産はよいのがないという現実にあてはまる・・・

 測量では一番にトリンブルを使いましたが、当時数百万円でした。今はニコンが代理店みたいになってニコントリンブルですねぇ。知りませんでした。

 ヒゲはトータルステーションを使用しておりましたが、当時はトリンブルはニコンではありませんでしたが、トリンブルはキネマテックと言う自分がユニットアンテナを持って山の中を歩き、上空が1m~2m開けていたらそこへ水平を維持しながら立てます、そしたら衛星を何個か捉えると恐ろしく正確な(10cm~30cm以内)の測量が当時で出来ていました。

 ヌビもここらの技術を活かしていると思います。またアルゴリズムを変えることによって本当は数十センチの誤差でいけるはずです。(トリンブルの時以上に衛星捉えて条件がいい道路やら地形で使用しますから、おまけにフル感度です普通の道は!トイレの中はあんなものですが、国産では逆立ちしても無理ではないかと思います)

 まぁでも、ノキアと同じで先をいった製品や考え方のものを説明してもピンとこないのが殆どでしたから、そういった事に明るい方は「ほぉ~」となるのですが、一般の人にはここまでいりませんですねぇ。笑

 でもこの性能が32000円とはほんと驚きです。

かわはら さんのコメント...

GPSの情報は敵国に軍事目的で利用されないように、意図的に精度を落としてあって、さらにその精度(位置や距離)も任意にずらすことができるそうです。

以前は地表に固定されたGPS受信アンテナでGPSの電波を受信して「現在どちら方向へどれだけずらしているか」を補正して、それを民間のラジオ局のFM電波に載せるというサービスをしていたのですが、最近では止めたようです。

もしかしたらですが、GPSの電波そのものに「現在どちらにどれだけずらしているか」という暗号が入っていてそれを解析すれば本当に正確な位置情報が把握できるようになっているのかもしれないですね。

そして平時は民間にもその情報を公開していて、戦時には偽の情報として、どうにでも操作できるようにしているのかもしれません。

そして別のアルゴリズムで解析しないと本物の位置情報が出ないようになっていて、民間と同じ暗号を利用しているとドツボにハマるということではないでしょうか。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 ですねぇ、以前から話題になっていたものですねぇ。

 この間かわはらさんがおっしゃっていた測位系の違いなんですが、面白い記事を見つけました。これです

 GPSの測位地形は・・「WGS-84世界測地系です。日本の測量においては現在ITRF94座標系とGRS80楕円体で表現されますが、アメリカで使用されているWGS-84の準拠楕円体とGRS80楕円体とは0.1mmほどしか違わないため、事実上ほぼ同じものです。よって日本は採用している世界測地系はGPSデータと相性が良いと言えます。」

 と言うことだそうですので、現在このヌビとグーグルマップや他のマップソースがこのWGS-84ならば問題なしと言うことだそうです。(グーグルはこれに準拠してるのでしょうが、ジャパンのグーグルではすぐにヌビに反映されないで一端ドメインが.comになりますからUS測位、世界基準にされているんでしょねぇ。

 後、このヌビもこれをやっているようです「GPSのご購入後の初回起動時や、長期間使用していなかった場合などの起動をコールドスタートと呼びます。コールドスタート時は通常よりGPS衛星からのアルマナックの取得に時間がかかります。
  一度衛星の電波を取得し、GPS衛星の軌道歴が完全に残っている状態から時間をたたずに再度スタートした場合はホットスタートとなり、再取得までの時間は大幅に短くなります。
  また、衛星の電波取得後、電源をオフにしても短い時間であれば再取得までの時間は短くなります。このことをウォームスタートと言います。」

 ですので多分ヌビはロストしようが電源落としてすぐに再起動しても衛星の再測がはやいのかもしれません。

 なんとなくここ数日のネットで勉強したヒゲはこのGPSの世界がとても面白く感じられてきました。ますますコロラドが欲しくなっています、久々の大きめな物欲が出ています・・・が先立つものがねぇ~

 あっでももちろん買うときは日本版は買いません!高い!12万は・・・で、「REI」とか「J&H」のUSアウトドアー店で購入予定です。だいたい411ドルです。マップは「アップダウン製作所」さんの細かな等高線も入った山岳マップとしても使える日本地図を入れる予定です。今これがヌビに使えるようであれば(使えるらしいのですが)、これを別で買って使用する予定です。

 ちょっと登山をするヒゲにとっては面白アイテムですが、ヌビはお出かけしたときに近くにコーヒーショップは?と行ったときにヤフーでの検索と連携してPOIデータを入れておきますので、お店も探せてナビしてくれると言う感じです。(コロラド買えばもうヌビは使わないのかもですが)

かわはら さんのコメント...

世界標準の世界測位系を使っている機種はグーグルマップなどとの連携もしやすくて使いやすいですよね。

WGS84の規格を採用してくれていれば良いのですが日本のカーナビは日本測位系のローカル規格を採用していますので面倒な変換作業が必要となっていて、単独で使う場合は問題ないのですが、他から座標を引っ張ってくる場合に苦労します。

難しいことはわかりませんが、以下のようになっているそうです。
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/tky2jgd/help/ellipsoi.htm

私も以前調べてとりあえず覚書で記事を残してあります。
http://kawahara.cocolog-nifty.com/diary/2007/04/index.html

山登りする人はカーナビベースのものではなく、本物のハンディGPSシステムが良いでしょうね。パソコンと連携させてログを取ったりと面白い使い方できると思います。



かわはら さんのコメント...

ここのページに違いが丁寧に書いてありました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/sokuti/toushin/000301.htm

もう何年も前から世界標準に意向する必要性が提言されていて、測量の世界では移行しつつあるのかもしれないですが、日本のカーナビメーカーが採用している地図は古いままというのが実情のようですね。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

かわはらさん

 かわはらさんも同じように色々とやられていたんですねぇ。今ではこんなに簡単におまけにヒゲのようなオバカでも出来てしまうので技術の発展はすごいです。

 なのに・・・国産は未だふるーいマップ形式なんですねぇ。ゼンリンのはずなに・・・。

 位置座標を変換するような事は測量の仕事では広範囲で平板をとったときに歪曲収差をかけていました。これぐらいです。基本的に自信の測位の中での仕事でしたから世界基準とはほど遠いです。

 でも今のPCでのソフトなら、例えばGPS受信機トリンブルあたりがあればすぐにヒゲの家の動かないところに基準点作ってそこで正確にGPSで位置座標が出たらほぼOKですね。(もう一転つくっておけばなおよろし、また遠くならばもっとよろしい)そうすればここ楢津は基準点にトランシットをおいてバックをもう一点で見てトラバー展開すれば世界基準WGSー84を持つ点がいくつも生まれてきます。

 でもやっても意味ないのでしませんが・・・爆!