10/22/2009
再撮
10月22日
昨日撮影した漆塗りの単品撮影・・・・どうも変・・・なにかが変・・・・って事で気になりながら夜が明けて
結局再撮を致しました・・・・まったくの赤字ですが、でもねぇやっぱり最初からきっちりセット組んでやればよかったのですよねぇ・・・・だはは(^▽^;)
あまりに単価がねぇ・・・・いやいや、またお仕事くださるかもなので・・・(1カットのお値段を大量カット分の値段で言ってしまって・・・・お客さん「やすっ!そんなのでしてくれるの・・・・」って言われたときに「あちゃ・・・そういえばこれって毎日毎日30カットぐらいコンスタントに入ってくる値段だよなぁ~」と・・・
でもまぁいいやって事でこれが再撮の結果です。 今回はきっちりバックからのライトもいれて本来の仕上がりスタイルにしています。以前のはかなりの手抜きってことで・・・わかりますねぇ(^▽^;)
で、これが撮影セットです・・・・恥ずかしながら公開いたします。 こういう品は後ろから1灯、そして漆などの光沢のあるものは「写りこみ」で綺麗に美しさを演出しますので、なるべく大きなトレペを上からたらし、セットのような感じにするのが基本です。(本当は蓋のあけているカットで面光源の写りこみを綺麗に筋をのばして撮りたかったのですが・・・なにぶん狭いと中途半端な写りこみになっているのです、これら端午の節句とか商品撮影で色々と苦労します・・・漆塗りの光沢の光が伸びるのでその長さとかですねぇ)
あいにくヒゲの所は本当に狭いので、大きなトレペがたらせません。 ですのである程度の写りこみは昨日のエントリのように後処理で消し去ります。 今回もこれかなり消しているのですが・・・もう慣れてますから(^▽^;) 元画像みせると・・・うっ!となりますよきっと(;^_^A アセアセ・・・
家で撮影するときに参考にしてくださいね(^^)v ちなみにこれ2灯だけです。今回はきっちりジェネ使ってなるべく面光源を大きくするためにキミーラのボックスバウンスを使用しています。
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8 件のコメント:
背景のグラデーションになっているのは、敷いてある紙が最初からそうなっている撮影用のものですか?
かわはらさん
はい、そうです(^^♪
グラペと呼ばれているものでこれはプラ製品です。手前から奥へ向かって黒になっていますが沢山種類があります。
手前が白いのはそこへ商品をおいて、ソリッドだとその色がカブッて商品が赤だったあかくなってしまったりするために白い部分を作っています。
もちろんソリッドもあります。(^^)v
ただ後ろからのグラデはこちらのライティングで作っています。
依頼では黒バックだったのですが、全部黒がちょっと色やけしておかしくなっていたために仕方なくこれで置くの黒い濃い部分をなるべく使うようにしてみました。
このグラペもちょっと疲れているのでトーンジャンプっぽいシワと言いますかムラが出ています。(^^ゞ
本当は半光沢のデコラを使うとムチャクチャ綺麗で高級感が出てきます。
解説ありがとうございました。
こういう舞台裏って滅多に見る機会がないので貴重です。
かわはらさんへ
プロとか商売している人は、ブログでもなんでもそう滅多に自分のテクやセットを見せたりはしませんねぇ。
それが商売ですからねぇ、でもね・・・ヒゲはいいんです。
これはね、かわはらさんもおありだと思うのですが、見せても公開しても、実際にやってみるとそれはそれは上手くいかないものなんですね。
やはり経験しかない・・・かわはらさんも自分の職種でそれはしっかりお持ちだと思います。
で、ヒゲはあまり拘らないし、どうぞみんなこんなんですよぉ~と見せています。(^^ゞ 良いのか悪いのか知りませんが。(;^_^A アセアセ・・・
ユアンの使う黒の釉薬は漆の黒をイメージして作ったものなので、とても光沢があり、
写真に撮る時に色々な物の影が写り込んでしまい、とても苦労していたんです。
でも後から修正するにも、ソフトや技術がないので、試行錯誤していました。
写り込まないように周りをミラーマットで覆うようにしたりもしました。
かといって、写り込まないようにマットな感じにすると、光沢感が失われ、質感が違ってしまいますし・・・。
後ろからのライトは、作品の生き生きさが違ってくるんですね~。
ヒゲMacさんが出し惜しむことなく種明かしや技術的なことを教えてくださり、とてもタメになります。
ありがとうございます♪
ユアンも聞かれると技術など隠さず教えていますが、それを簡単に真似することはできないし、経験もセンスも違うので、結局同じには絶対にならないとから、秘密にする必要がないんだと言ってます。
それに自分も色々な人に教えてもらい、ここまで来たのだから、次へと知識や技術を伝えていくのだそうです。
2人ともに計り知れない懐の深さを感じる私です。
三日月さん
光沢のある品物は本当に撮影が難しいですねぇ。
こういったものは写りこまないようにするのも大切ですが、反対に写りこませて雰囲気を作るのもあります。
ユアン氏の作品を一度撮影してみたいですねぇ。(*^_^*) おっと!偉そうな事いっています。(;^_^A アセアセ・・・ ヒゲまだまだ勉強中ですから恐れ多いのですが。
ご主人のお考えは素晴らしいです。ヒゲもそうだと感じます。 教えていって、そこから先が独自となっていく世界ですねぇ。
ヒゲ、毎回過去エントリで紹介したフォトサーブのHPにて、世界のフォトグラファーが今どんな感性で写真を撮影しているのか、刺激をいただいております。(あまりにレベルの差がありすぎて落ち込みに行くようなもんなのですが・・・(^▽^;))
写り込みもそうですが、プロが撮られた写真って影がキレイですよね~~。
暗いところがしっかりしていると、写真も締まって見えて美しい~。
風景を撮ったりしても、のっぺり感を
取り払うために試行錯誤していますが、なかなか上手くいきませんねぇ。
コンデジ&JPEGの限界?
納得いかない作品は納品しない!
さすが!プロですね!!
mimitamnさん
風景はヒゲも苦手です(^^ゞ
やはり立体感は光の方向しかありませんですねぇ。
自分でこれは!なんて思ったり、何気ない風景から「おぉぉぉっ!」と思ったときに、ちょっとその太陽からの光の当たり具合とかを気にして見てください、そしたら「なるほどぉ~、光がこんな感じで当っているからなんだぁ」と思うことが結構あると思いますです。(^^)v
みんな風景写真家さんたちは、その場所へポンといってパッシャ!と撮影しているわけでなくって、その場所へ何回も何回も足を運んで時間をかえて季節を変えてと、その場所の一番よい時を品定めしているのですね。
で、そんな事何年もしていると、おのずと初めて行った場所でもある程度光のあたり具合をイメージできだすのではとヒゲはふんでいます。
とにかく細かなそして料理と同じで下ごしらえに力を注いでいるってわけですね。(^^)v
これってレースやっていた時も同じでしたね、エンジンやフレーム足回り等のセッティング、自分の基礎体力、そして精神力・・・これらが整うと怖いものなしでしたね。
で、沢山の自分がまわるサーキットのコース状況を年間何回も練習にいって、すべてノートに温度やキャブ、ガスの混合比やその時の天気や色々な気が付いたまわりの出来事もそえて書き込んで、本番レースではどんな天候でも季節でもそれらを元に短い間にその日のレースの日のセッティングを出して、自分自身はメンタル面を高めて挑む!
これら職人の世界ってどれもこういった所がとても類似していると強く未だに感じます。 だから若い頃危険ではありましたが、レースの世界で頑張った事はとても役に立っていると思っています。
(遊びでサーキットの走行会とか、楽しむレースとスポンサーついてのレースはかなり違いますぅ、ヒゲ一応ブリジストンがサポートしてくれていましたです(^^)v)・・・って自分ごとばかり書いちゃいました・・・すみませんですぅ~(>.<)
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