10/19/2009

Photography

10月19日

 ヒゲは色々な仕事に携わらせていただき現在にいたりますが、その職歴をResumeを書き添えると一杯になってしまう感じです。爆!

 でも、それぞれの職はヒゲの今の自分を形作っていくものに不可欠であったことは本当に天の神さんに感謝なのでした。 また選ぶ職業はどれもが職人気質なものばかりでした。(^^ゞ

 ただ・・・一番人間的にいやだなぁ~と今も感じる職場が・・・マスコミ関係でした。 特に報道部・・・ヒゲにとって(ヒゲにとってはですよ)、人の不幸、物事の不幸に対してレンズを向けることは決して出来ませんでした。 レンズを向けるまえにHelpすることがあるのではないか・・・情報に人の不幸はどうでもいいじゃないと思えて仕方なく、反対に餌に群がるハイエナのごとし・・・といった感じなのです。

 また、今のニュース、お笑い番組等・・・マスコミ、エンターティメントもその「ほとんどが」やらせであること・・・ニュースは起こった事実の報道ではあるのですが、その担当者の想いが非常に強く出て、今の行政のありかた、それを報道することによって利害関係が表立っては見えないようにしていますが、コメント、アナウンスの台本等でそれらが見え隠れして嫌な気持ちに正直なってしまうのでした。

 エンターティメントではこのあいだのドッキリカメラ的なものをチラッと実家に帰ったときにTVでやっていましたが、騙されている・・・とその役の人もあきらかに演技・・・視聴者はこんな構成と製作の番組を今は「やらせ」として平気なのか?とちょっと不安になり、またこんな番組を平気で構成するディレクターも「いけぇー!かまうなぁ~おもしろけりゃそれでえーんじゃ!俺は視聴率○○%とれるディレクターぞな!」なんて心の持ち方でやってるんちゃうかいな?とも感じてこれまた怖いのでした。

 あっ、何がいいたかったと言うと・・・・ん~別になにもないのですが、そんなマスコミといいますか少なからずそこらに少し干渉している業界に今新たに身を置いて10年近くになっている自分がいることの皮肉Ironyと、あれだけこの映像関係の仕事はしたくない戻る気にもならないと思っていた自分がこうしているこのironyも変な因縁があるのかなぁ~と感じる今日この頃でした。

 あ~これから午後撮影にでかけます、住宅メーカーの社長様の関係で・・・無いセンスと引き出しをひっぱりだして、また他の素晴らしいPhotographerの作品やブックをみて脳に朝から刺激を与えています。 そういった刺激を毎回与えてくれるサイトがここ! なぜかここだけはみみっちいヒゲがあり、公に他の人に教えたくないサイトで・・・たいがいの情報はおしみなくお伝えしているのですが、ここのサイトだけは・・・ヒゲのちょっとしたお宝でして・・・完全無欠のワールドワイド(でもほとんどがUSA)のプロとそのプロを使いたいと集まる依頼者のサイトです。 フリッカーも素晴らしいですが、ここはビジネスとして主軸があり、なかには自分の撮影セットまでも公開してくれているすごい方もいます。アマチュア関係の人はここで作品をアップすることは出来ないです、あっでもお金あれば出来ます・・・高いFeeをペイすれば・・・。(といいながら公にここのサイトを今回公開・・・(^^ゞ やっぱりみんなでShare?)




 ここで日夜ヒゲは勤めのスタジオから半強制独立してずーっと独学の場として利用している所です。ゆえにヒゲの絵は日本人フォトグラファーのような落ち着いたしっとりしたものがあまりないのが特徴といいますか欠点でもあります。

2 件のコメント:

たかねぇ さんのコメント...

メディアへの疑問?不信?は10年近くたっていますがたかねも拭えない記憶がいくつかあります。

韓国料理による病気治療食という特殊な研究ですし、更にはたかねが在日韓国人ではなかったことに対しての「なんで」的な見方もされました。

地方局の情報番組の取材でリポーター本人がカメラを担いでという機会がありました。たぶん企画もその方でしょう。
たかねが研究した治療食を地元の方に試食していただく会のシーン、本が出る前なのでまだパンフレット状態のものを実際に日常使っているご家庭のシーン、たかねがハングル勉強しているシーン…もちろんどれも事実なんですがそのリポーターさんが望む言葉が出てこないと「もう一回いいですか?」「こんなふうにされませんか?」

こうやって「作られて」いくんだなぁ〜と思いました。
別の地方局の子供番組の小学校クッキング取材もほぼ同じでした。

でも良い想い出もあります。
某国営放送ラジオに呼んでいただいた時は制作の方も番組パーソナリティーさんも驚く程たかねについて資料を良く読んだ上での核心を突いた質問で打ち合わせの2時間があっという間に過ぎました。
そして打ち合わせ後出演時間が30分から1時間という変更に関してもたかねのしている事をきちんと伝えるに必要だからというのです。

局の大小ではなく仕事をしている方おひとりおひ一人の「仕事に対する姿勢」なんだろうなぁ〜と思います。

photographerとcooking teacher
表現は違うけど「伝える」を仕事にしている以上sense:思慮、分別の方と感じる感覚の方両方とも持っていたいですよね〜(^-^)v

長いコメントでごめんなさい。

ヒゲMac(BinkyBlue) さんのコメント...

たかねぇさん

 ほんとそれによく似たお話をここ最近ネットで見たのですよ。

 それはとある漫画家を紹介する番組を規格していたN○○スタッフが、番組構成をしていき取材も行いと進めて行っていたのですが、初日の取材から作家さんのお考えが「?」とインタビューしてくる人に対して感じ出し、でもやらせやそういうものもある程度は必要だろうとデレィクターの思いに応えていたそうです。

 しかし、その次の日からたかねぇさんのおっしゃっているように「インタビュー形式の対談で、自分の思った通りの返答がないと、こう言っていただけませんかねぇ~・・・とか、では質問を変えましょうと、とにかく誘導尋問的になっていきたとのこ事でした」

 そしてその作家の奥さんが頭にきてしまい、とうとうインタビューといいますか取材そのものを全面で断ってしまったと・・・ネットのニュースになっていまたのをヒゲはたまたま見てしまったのです。

 そしてその漫画家さんのブログでもその取材の事をきっちりとファン宛に掲載し、理由がこうであったからとのべてらっしゃいました。

 番組構成はここでヒゲがどういおうとも形態はかわらないでしょうが、ディレクターの考え等、独りよがりな所が非常に多いと言う事を感じたのです。

 しかし別としてたかねぇさんのもうひとつの取材でのお話は素晴らしいです。 こうしてみると、ここまで人によって大きく違うのだと感じる中で、どうもこのN○K・・・あっ!わかっちゃうな・・・の取材は他でもトラブルがあって苦情が出ているみたいです。

 でもこれはN○Kでもそこに勤め、その企画をたてている人の人間性と言う事になるのがわかりました。 ただ・・・トラブルを起こす人が多いと言う事なのかもしれませんねぇ。(>_<)

 このマスコミの業界といいますか世界はちょっと世間的に離れた考えを持つ人が多いような気がします。

 いやほんと・・・たかねぇさんのおっしゃるように、人間的にもっとしっかりして自分の仕事に挑みたいものです。

 詳しい体験談、本当にありがとうございました。(*^_^*)