昨日の登山は去年と同じ元谷コースでお昼までに元谷の避難小屋にいき、そこで昼食とおやつ食べて帰る予定でした・・・しかし! やっぱり普通に帰ってしまうのはもったいない! それに今年は去年よりもまた雪が少ないではないか・・・
よってヒゲは小屋の外から左へそびえる夏登山道方面を見上げニヤリとしてしまったのでした・・・爆!
みんな昼も食べておやつも食べて、美味しい飲み物も飲んだことだし・・・いっちょうここで摂取したカロリーを消費しないと! と言う事で夏登山道のあるほうへ登りだしたのですが、まぁ~これがかなり急!!
ざっと真面目に45度はあるスティープで、自分のすぐ目の前が風景とか道が見えるではなくって・・・雪の壁! 斜面に積もった雪の肌が目のすぐ前で手をぐさりと刺せる状態・・・だはは(^▽^;) ほとんどクライム状態でした。
ヒゲが先導して足場をアイゼンでガッガッと固めて雪の階段を作ります、、それをみんなが登ってきます。 汗だくです、ヒゲが顔から汗をかくのはかなりのハード状態・・・大きく「ハの字」に靴をもっていき雪の壁に雪を踏み固めていきます。 下を見るとここから落ちたら怪我は雪だからしないにしても、もう上がってこられないなぁ~と・・・・
犬達も必死で雪の斜面にへばりついて爪を駆使して上ってきます、犬が大きく四方に足を広げて登る姿は、そこがかなり急勾配な斜面であることがわかります。 写真では直線に登ってきているようですが、斜め斜めにとなるべく斜め走行をして力を使わないようにしています。 それとこの写真ではあまり急には思えないかもしれませんが、前の人が手を勾配部分に手をついていますが、こうして目の前の地面に手をつける事ができるぐらいに斜面の雪面が自分のすぐ目の前にあると言う事です。
この写真で見ると斜面がだいたいわかるかもしれませんねぇ。(^^; 写真右側の急な方面から登ってきて馬の背にきたところです。でもこれで終わりではありません、ここからまだ登りました! さすがにどこからか「もうダメ、ダメ、ダメ~・・・マジでダメ!」と下のほうから時折聞こえてきてましたが、しかしみんなそのダメだと思っていたものが全部乗り越えられて新たな経験になり、今回の困難な雪山を制覇した経験者になったわけですね。 いやぁ~おみごとでした!! みんな女性でしたしねぇ・・・って女性ってつよいのねん(^▽^;)
今回、大山のスキー場から聞こえてくる放送で、17時がきてリフトが止まりホタルの光が流れ出したときに、あ~日没になる・・・かなり暗くなるなぁ~と思っていましたが、雪の白いので山は明るいからそれは大丈夫とは思っていました、しかし不思議な現象があったのです。
日も落ちてしまって暗くなって少し心配していましたら急に曇り空なのですが、その雲の上に昼間の太陽が照りだしたぐらいそこら一帯全域がものすごく明るくなったのです。 その明るさはそれまでの太陽がでていた時間の明るさよりも明るいのです。 日が暮れるギリギリで太陽が沈んだその付近にいきなり空が明るくなるのを聞いた事があったのでそれかなぁ~と思ったのですが、しかしかなり長くそれは続きました・・・数分ではなく数十分はつづいて、安全圏まで下山できたのです。
あれはなんだったのだろう? まるで我々が安全圏までたどりつくまで照らしてくれていたようにも感じるぐらいでした。 それがなくなると急速に暗く成り出しましたが、でもすでに登山ポストまできていたので安心だったのです。
そんなこんなで今回も素晴らしい自然と冷たい美味しい空気と水とをいただいて無事遭難せずに帰ってきました。 まぁ今回は災害救助犬めざす犬と我が家の山経験豊かなグラポンが先導してくれたので安心でした。 でも去年暮れにここで遭難して捜索隊が出たのは記憶に新しいことです・・・その人はどうなってしまったのかはわからないのですが。
おまけ! この動画、別になんにも編集などしてませんが、久しぶりにきつつきの木を「ココココココ・・・コ・コ・コ」とつつく音が聞こえているので載せてみました。 もしお聴きになりたい人は、少しPCのボリュームを上げてみてください、最初と終わりごろに静かなこの山の中でとても慎ましく響いてきます。
でも昔はヒゲ、山の中で毎日ぐらいこれを聞いていました。 山の中の美しい音色の一つです。(^^)v
4 件のコメント:
雪山は、なめたらあきませんからね~みんな無事でよかったです
みんながんばれて良かったですよね♪
登山って人生の山に似てるなって本当におもいますよ・・・
やらない人に言わせると「何故にそんな困難で大変なことするの???」でしょうけど。。。
登りきった達成感が、いいんですよ☆ね。
ヒゲさん、女性は強いですよw
高梁川の譲渡会、始まりますね
Bbさんへ
雪山は行くとハマりますねぇ(雪にもズボッとはまりますが・・・(^▽^;))
なんでしょうねぇ、昔の自分では考えられないですよ自分が山登りなどするとは・・・。
でもカメラ関係の仕事を避けていた頃やっていた測量、毎日が山岳みたいなもので、毎日まいにち森の中・・・
でもやはり性にあっていたのかな、大好きでしたよ。 たまにアルバイトの子とかつれていくと「寂しい」といいますね。 賑やかな街中が恋しくなるようです。
なに!譲渡会・・・ちぇーっく! あんど・・・さんきゅーです教えてくださり(^^)v
雨でしたか~。
キツツキのドラミング♪
いいですね~^^
僕もお正月中国山地のまっただ中にある実家に帰っていましたが、
久しぶりに山の上のおじいちゃんの家まで兄弟達と歩いてきました。
こんな険しい山じゃないですけどね(笑
ドラミングも久しぶりに聞こえてきました♪
高梁川の譲渡会。
朝のニュースでも紹介されてましたね。
今日からだとか。
チェックチェック。
mimitamnさんへ
なるほど、あれはキツツキのドラミングと言うのですね。
田舎、もしくは山の中によく足を踏み入れる人でないと聞くことがないものですねぇ。
譲渡会、昨日の今日みたいな感じになってしまったので、今朝昼前に1つ仕事を片付けて午後四時まで頑張りました! 約3往復して2トンほど持って帰りましたよ(^^)v 今度は19日!
でも今回のは明日で無くなる様なぐらい少なくなっています。(>.<)
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