7/13/2010

がんばって見てみました・・ゾンビ映画(;^_^A アセアセ・・・

7月13日火曜日

 昨夜は雨の音が強く聞こえてくる中(窓も廊下の扉も全部あけているので)、部屋の電気を消して(画面が見やすい)Survival of the dead を見てみました。公式サイトはここです。本家はここです。

 いやぁ~やっぱり枝分かれして「凶暴」・「走ってくる」などてんこ盛りなゾンビ系ではなく、やはり元祖ですねぇ、とっても安心(?)して見られて、そんなに気持ち悪くてしかたないシーンは今回とても少なかったです。

 と、言いますか、ほんとにゾンビとのやりとりが少ない・・・これを見る前に見ていたレビューどおり、人間同士の争いがメインでした。

 しかし・・・ヒューマンドラマになると・・・込み入った会話になるのでほんとにわからない・・・(>.<) 聞き取り度ー90ぐらいになって超かなしかったです・・・だってこれ日本ではまだDVDにもなってないでしょ・・先月上映だから・・・なのでこのDVDは字幕がありませんから・・・(>.<)  


 ここから下は必ずネタばれですから、まだ映画見てないかたは注意です!


 一応大雑把なあらすじですが、 これ以前に2007年ですか?Diary of the dead と言うのをロメロさんは撮影していて、それをまだ見ていないのですが、それのあるいみ続編・・・新たに感染がはじまった・・そこからのスタートで、こちらのこの映画は前回から数日ぐらいの別の場所で・・・といった具合みたいです。



 そして、今回の主人公である軍人の(Alan van sprang)サージは軍隊を離れて泥棒しながら仲間と生き抜いていたが、ちょっとそんな生活にも疲れてきていた・・・そんな所にゾンビがいない安全な島があるとネットで配信している映像をみてそこへ希望を託して向かう。



 この島・・Plum Irand だが、皮肉かなぁ~ロメロさん(^▽^;) ここは現実には家畜細菌研究施設がある島なんだそうで、色々とアメリカで細菌感染小説ブームがあったようで、この島を舞台にしたPaperbackが出ていたりします。 そして、ここへ誘っていた老人(Kenneth Welsh)オフリンは、この島の二大党首の一人で、ゾンビの扱いをめぐる争いを、対向する(Richard Fitzpatrick)マルドゥーンとしていて、両者はとっても中が悪いわけです。



 そして、オフリンはとうとう島から追放されてしまうのですが、主人公のサージと供にまた島へリベンジンを果たしにいくのでした。




 オフリン達はゾンビは感染源にもなるし、死人として元にもどすのがセオリーだと殺していく考えなのですが、かたやマルドゥーン達はゾンビは一時的な感染でそうなっているから、何か治療ができ元にもどせるはずだと信じているのであった。




 
 なので、ゾンビを鎖につないでそれまで管理している感じなのでした。 だけど、詳しいマルドゥーンの会話が聞き取れず、彼はそれだけではない何か今やこ の島の確実な頭首となり、イズムまっしぐらな論説をしていたのですが・・・・ゾンビをキュア(治療)すると言いながら、実際は気分で撃ち殺したりして家畜 同然であつかっている島民達がいるわけで・・・・



 こうして、そんなお互いの意地の張り合い、頑なな二人の世界に巻き込まれてしまったサージ達といった具合です。

 結果・・・飾った主義はすぐに剥ぎ取られ、マルドゥーンの野望は崩れてしまい、その結果溢れた島民のゾンビ達にやられてしまうのでした。 もちろんオフリンもその最中に息絶え、サージ達は島を脱出・・・結局、この世界には安息の場所など見つからないとなってしまうのですが、それでも新たな「希望」を捨てずに本土へ向けて出発して・・・Fineとなりました。


 全体的に、一番ゾンビの中ではハラハラドキドキしない映画でした。 なので多くのロメロ・ゾンビファンには超不評みたいでしたが、ヒゲはどのロメロさんの作品も大好きなのでした。(^^)v なんたって、そのホラーというよりも、人間ドラマですねぇ、我々の情けない性を暴露させて皮肉っている。 主役的なゾンビは半ばパロディー的な道化師状態です島は。 そしてロメロのゾンビは「猛ダッシュ」しておっかけてこないので、ほんとに安心! 他の監督のゾンビは、ロメロゾンビが甘っちょろいと思うのか、恐怖の真っ只中へその存在をもっていっているので、見るのも勇気が要ります。 やっぱり70歳のおじいちゃんになっているし、ゾンビもロメロさん的に温厚になってますねぇ。(*^_^*)



 (写真はMagnetからのロメロさんです・・・元気そうでなにより!(^^)次回作も見たいし・・・できたら生きていてくださっている間に完結させてもらいたいのですが・・・それはダメ?)(^▽^;)



 また、今回などゾンビがあふれて入り乱れていても、落ち着いてその中で話をしているぐらいに「ゾンビはある意味最も恐怖の対象」から「外れている」のでした。 なんせオフリン達がいがみあっているシーンで、その離れた後ろにノソノソとゾンビがうろついて歩いているのですから(^▽^;)

 完璧に恐怖の対象としていたのは初回から2作までのような・・・・ロメロさんは、恐怖の対象をシフトさせて人間のほうへ向けているのがはっきりわかります。 一番我々人間が怖いのよん!と・・・・

 
 おっと、最後に・・・ランドで知恵をつけてきたゾンビですが、この島での最後に・・・ゾンビは人間を食うと言う本能しかないと思われていたのに・・・島の馬を食いだしていました・・・ラストシーンあたりです・・・そしてこの変化を見てそれを島から出て行くサージ達に伝えようとした彼女が・・・殺されちゃって・・・このゾンビの変化はこの後のゾンビストーリーにどう絡めて行くのか・・・このままだと、人類以外の生命までもが食われてしまって・・・この星はバクテリアや細菌以外はいなくなってしまうのではと・・・・(草は残るかな木々とか)

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