先ほどの白樫2本が熾き火になり少し炎をあげている時にそのまま外から半乾き白樫の太めなど5本入れてみました。
最初に2本入れて、炎が伝わったら残り3本太い薪をごっそり投入!後は扉を閉めるとSLになって燃焼を加速!
扉を開けるとよく炎が回ってシューシュー水分が蒸発する音がしてきます、、でそのまま空気口を全開にしていると、、写真のようにストーブが真っ赤な焼き玉に、、(ブルーに映ってますが赤色が、、色温度が高すぎてこうなっている)
水分を持つ薪もご覧のように暖かくないことは一切ありません!火室を500度まであげたよい証拠です!
今は空気口を完全にふさぎました、やかんのお湯がすぐ沸きました、、空気口を塞がないとこんな水分のある薪でもあっちゅーまに完全燃焼させてしまうからです。
熾き火だけから水分のある薪を、生乾きな薪をここまでするこの時計型薪ストーブ、鋳物を持つストーブユーザーで出来るでしょうか?出来るとしたらヒゲの知っているものでは『ドブレ』ですねぇ〜
8 件のコメント:
形状と構造から空気をバンバン送って強制燃焼させてやる感じなのでしょうね。
燃費や薪の持ちを重視した鋳物薪ストーブとは対極みたいですね。
かわはらさん
今日この時計型のなんで時計型なのかといった素朴な疑問をヒゲなりに仮説ですがわかった点をアップしてみますね。
簡単に言うと・・・時計型よぉ~く見てみてください、手前が小さく狭くおくが広い!そして丸の円形型・・・これって何似ていると思いますか?(^^)
それがわかると!この時計型が普通の箱の鋳物薪ストーブとまったく違うコンセプトだと言うことに気がつくと思います。ヒゲはこれに気づいてこれを設計した人って凄い!と思ってしまいました。
ドブレもそうかもしれないけれど、私のアンコールも生乾きの2キロのブロックが完全燃焼します。シューシュー水を出していました。オキがあってそこに風を送れれば、たいていのストーブで燃えないわけがないと思います。
そちらの鋳物ストーブもオキを作って暖めてからなら生乾きを気にせず焚けると思います。ただ、充分に暖めるのにかける時間が鋳物ストーブは長いので、その時間をかけないと、性能が引き出せないと思います。
薄くて円形をして反射で熱を中心に集める時計ストーブの形状と、角形で炉内全体を均一に暖めて極力多くのガスを熱に変える鋳物ストーブの形状の違いは、言い換えれば調理中心で行くか、暖房中心で行くかの違いと思われます。
時計ストーブは、カマドの流れです。モンゴルのゲルのストーブにも似ています。大きい方の円形に熱を集めるから、写真のようにそちらだけが高温になるのだと思います。ここに釜がお尻を突き出して座るとちょうど良いです。
他方、箱形の薪ストーブは、西洋の暖炉から派生した5枚ストーブ、フランクリンストーブからの流れです。暖炉は暖房がメインで炉内で料理し、カマドはそもそも暖房ではなく炉の上に物を置いて料理しました。カマドの煙突を長くのばして暖房に近づけたのがオンドルであり、ペチカです。暖炉を料理に使いやすくしたのがオーブンです。
ヒゲMacさんのところでは、その両方の流れが合流したようです。カマドは料理の時だけ火を焚き、あとは灰の中でオキが消えなければよいので、高熱と瞬発力、火力の調節に重きが置かれますし、暖炉は主が暖房ですから、持続燃焼させることと蓄熱に主眼が置かれています。鋳物ストーブの特性は、トロトロと長時間燃やすことに特化されています。本来はどんな薪でも内部で乾燥させながらしっかり燃やすのが暖房の役目ですが、常にオキを保つことがその性能の元になっています。不自然な構造だから、特殊な薪しか燃やせなくなっているというのとはちょっと違うと思います。
コーラル(サンセット)のストーブは形は
綺麗ですが、上のような意味では暖房にも調理にも虻蜂取らずです。家に置くと、ハゼ対策で炉台が巨大になり、場所を取られるので、よほど広い家でつかうか、お飾りになっていることが多いと思います。私がみた一台はお飾り、一台はレストランの広い待合室で、暖房兼雰囲気を出すのに使われていました。舶来ストーブを高価な道楽品と見る風潮を増長させるくらいなら、ブリキで自作した方が、安い分だけ胸を張れるかもしれません。
nnishiさん
なるほどなるほど!アンコールもバッチリなんですねぇ。(*^_^*)
ヒゲのマウンテンは無理なのですよ、その一番の原因は・・・小さいのです。
ヨットなどに持ち込めるほんと可愛い鋳物なので奥行きがない、蓄熱量が少ないといったものが不具合を見せています。ただ・・・我が家にはこれ以上の大きなストーブは反対に熱すぎで部屋の大きさと見合わないのです。
マウンテン2bとしては今のこの12畳が丁度いい感じです。それと奥行きがないと困るのが・・・ドラフトがあっても30cm弱そこらのおくゆきですから煙が発生するとすぐに扉側へきてしまうのですねぇ・・これは結構困っています。小さい故に熾き火が沢山出来ない、普通の40cm薪が放り込めるストーブみたいな量の熾きはまず無理!よってチョコチョコと焚いていかねばならないのでした。
これは購入時にお店の社長さんにも言われたことでしたが、部屋事情も踏まえてこのマウンテン2bの大きさが選ぶ対象だったので妥協点なのです。
よって・・・マウンテン2bではあまり生乾きな薪は投入できないということなのです・・・悲しい事実です。
(>.<)
で・・・欧州の暖炉の発展型が鋳物薪ストーブと言うことは確かにそうですねぇ、ただねぇ本来は時計型をそのまま鋳物にするのが一番りそうなのですよ!しかしこれは設置する場所に不具合があるのですねぇ・・・丸いと言うことはきっちり角に収まらない、暖炉の考えである以上「角」という概念があったのでしょう、今でもですが・・・実際はこの火室だけでも丸いのはとてもいいことなのですよ、それはヒゲがレースをやっていたときにエンジンの内燃機関を勉強し研究していたときの経験と知識がぴったりくるのです。
まず火室を鋳物の角型で丸にしようと思えばそれなりの大きさが必要になってしまう、実際の薪を投入する量、大きさにかなりの制限が出てしまうのでどの会社もこれをあまり取り入れないのでしょう。
しかし火室が丸いと言うことはnnisiさんもおっしゃられたとおり、全体の熱を中心にあつめる!またこれにプラスするものがあるのです、それは綺麗に燃焼させるポイントとして内燃には渦をまかせるのです、簡単に言うと炎を回すのです。これが火室が角よりも丸のほうがとてもスムーズなんですよ。(^^)v
上記の事をエンジンの用語で言うと「スワール効果」といいますが、普通のカー雑誌やエンジンのHowtoではあまり出てこない用語です。
ここまで書くとバレバレなんですが、かわはらさんにもお伝えしようと思っていたことをここで書くと・・
時計型がなぜに手前が狭く奥が広いのか!それはエンジンにつくキャブのマニホールドと同じ役目をしているのですよ。(^^)v
そして火室が筒じょうは?そのままシリンダーの考えなのですよ。(^^)v
あの大きな丸の部分がシリンダー、そして手前の狭いところがマニホールド、と言う事は?そこから我々のいる世界、空間、エアーがキャブのエア取り入れ口でファンネル装着部分ですね!鋳物の高級機がどれほど流速を高めるために設計しているかは詳しく見ていないのでわかりませんが、小難しい事ぬき効率のもっともいいことをこの時計型はやっています。大気の部分から空気を整えて一定の幅で取り入れる時計型の狭い通路、そして広がる奥のシリンダー部火室・・・鋳物のマウンテンやそこらの角ストーブではあのダイヤルでジビジビジビといった具合で鉄板の暑さで流速を整えるしかない・・っーか整えられないから無造作にギュボギュボ送り込まれているだけ・・・高い鋳物はここらを考えていると信じたいですが・・・
手前が狭く奥が広いのは簡単な理屈ですねぇ、それは物質の流速を高める効果がとても大きいのです。ですからこの時計型、扉をあけていても普通の角型鋳物薪ストーブでは出来ない流速が出来ています、マッチを持っていって扉に近づけけると消えてしまいます、炎が中に吸い込まれてね!そして奥の広い火室の大きさと、その入り口の狭まった幅はきっちりその流速を排気のドラフトと密接な関係で決まっていることでしょう。(適当にしてはよろしくないのですが)・・・煙突へ出す排気のパイプの高さも計算されてますし、これはエンジンの排気ポートの考えをもってすれば理想の燃焼排気タイミングが分かります、ここでいうならピストンがないので火室の高さ、通常アベレージのレベルの灰が溜まってそこで燃焼させているときの炎が上の天板にあたって帰ってくる、そのときの丁度ドラフトで吸い込まれやすい位置に、この時計薪ストーブのダクトを設けています、火室のサイドダクトの斜めに傾斜してカットされたそれらも意味があります。ほんとこれ考えた人はもとレースエンジンでも作っていたのでしょうかと思わせます。
流速が高いので鋳物では出来ない空気の流し込み、それに伴う煙突の長さや引き方で思いもよらぬドラフトが生まれるのですよ。(絶妙の排気タイミグで設けられたサイドダクト・・・ダクトはうっすい鉄板でつくられているだけえですよこれ)ですから狸猫さんがおっしゃっていた「この時計型は強烈な引きですよ」というのがここの意味だったのです。
時計型はほぼ圧縮さへないですがピストンが無いエンジンルームでシリンダーだったのですよ。(^^)v
いわばこれを鋳物にすればシリンダーブロックと言うことになります。理想です!そして排気デバイスをつける、これはダンパーですね、本来十分役目をしてとても有難いデバイスとなるはずです。
こう考えると鋳物の角型とは全然次元の違う蓄熱もでき急速暖房に完全燃焼を実現するストーブとなるのです。
ですが、これが作られないのは・・・置き場、火室の薪の量を考えると全体の大きさがとても大きくなるという悪い面が出てしまうからです。ましてこれにガラスをつけて炎を楽しむようにするとなると・・・多分ドブレやアンコールなどよりお高いストーブになりそうです。
中国製で中国の人つくってくれればいいのにですねぇ。(^^;
火室が角は効率が本当は良くないのですよ。(>.<) これは只単に薪の量の確保、多く入れて暖房持続をはかるといった考えだけです。
時計は薄いステンですが熾きがしっかり持ちますし、その小さな熾きですぐに復活!ただ蓄熱が薄いすてんなので蓄熱できずヒンヤリですが、これは致し方ないですねぇ。
丸は難しいですが、それこそほんと自分で鋼板溶接して最初のゼロ号機ぐらい作ってみたいですねぇ。
時計型薪ストーブとエンジンの形状の共通点に関する考察もよく理解できました。
鋼板ではなく鋳物だからこそ、小さくても丸い形状は作りやすいのだと思います。鋳型を任意にサイズで作って流し込むだけですからね。その気になれば時計型のような形状の鋳物薪ストーブも製作可能なはずですが、それをやると高級機(高価なもの)が売れなくなるから作らないのだと思います。
かわはらさん
そうですねぇ、多分必要以上に鋳物がいってかなり重たいストーブになってしまうと思われます。
エンジンブロックをあれだけ大きくするといった考えですから、そうとう重たいかもです。(時計型をそのまま角の鋳物で覆ってしまうような感じでしょうか・・・)ついでに水冷みたいに水を通す部分を作ってパイプをつなげるようにして床暖房とかお風呂に使えたら最高!ですね。(^^;
でもこれが出来上がれば理想的な薪ストーブになるのですが・・・多分出来ても反対に高級機として売られると思います(爆!)
遅いコメントで済みません。
形態の妙がわかりました。
鋳物製の時計ストーブも見つけましたが、
薪入れ口と煙突の位置が入れ替わっています。
ttp://www.rakuten.co.jp/mitsuyoshi/406912/533922/569013/
しかし、良く見ると地元小樽のたまご型ストーブもこれと同じ形。
ttp://www.maki-stove.jp/SHOP/stove-tamago2.html
時計ストーブには細い側に煙突が付くのと
丸い側につくのと2種類ある事に気づかされました。
nnishiさん
これは凄い!まじめに真反対があったのですねぇ・・・
それと鋳物の時計型・・・これも恐るべしですねぇ・・廃盤が悲しい・・(>.<)
燃焼室は手前にして排気側を絞る、流速は起きるでしょうが、これだと燃焼室の扉をあけると煙が返ってきそうな気がするのですが、実際はどうなんでしょう・・・またまた眠れなくなりそうな・・・(^^;
鋳物の時計はどうしても燃焼室の炎をみせたくて大きな燃焼側を手前にもってきてガラス窓にしたのでしょうねぇ。あれは普通に小さいほうをガラス窓にしても綺麗な燃焼が奥の火室から見られるのですが、どうしてもヒゲは手前が広く奥が細くなる構造がよくわかっていないので違和感があるのですよ。
ただ、基本的に外気より火室の方が温度がとても高いですからドラフトはおきますが、手前入り口を絞った構造のストーブよりも火室の引きがちょっと弱いのではと思ってしまいます。
でもこれは実際どうなのか・・・だれか卵型使って普通の時計型使った人でその差を経験されたかたいないでしょうか?
ちなみに、中の火よけの二十構造となっている薄いバッフル(?)は同じ構造でしたが、絞る煙突側にあるので解説にあったような傷まないとはそりゃそうだ!と思いました(^^;
ですが火室側に時計型はあるので直接火室の薄いステンと炎が接しない事は非常に本体自身が傷まない気がするのですが・・・(^^;ねぇ・・ あの解説なんだか変と思ってしまいました。(^▽^;) すみませんお店の人・・
まぁ焼玉に極力しないことが長持ちのコツでしょうねぇ。焼玉にしなくてもお湯はすぐに沸くしお鍋もすぐできる!むやみに真っ赤かにするとステンも錆びてくるので慎重に運転しています。(ケチというよりも真面目に労わって長く使いたいという事+どのぐらい持つかのテストですねぇ自分の運転で)
nnishiさん本当に貴重な情報ありがとうございます。m(__)m 感謝です。
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