4/30/2011

いかん!涙腺が・・・・(>.<)

4月30日Vol.02

 ちょっと続けてのガンダムUCネタだが・・・(まぁオタクだねぇ(^^ゞ)

 いかんのですよ、馬鹿みたいに一昨日からEp01-03を続けて何回もみているアホです。 食事の時にみているのだが、utubeでのEp03の感動のシーンが最後のエンドテロップの場面を上げていた。





 ヒゲはこの今、最新のEp03のラストよりも感動したのは、遺伝子レベルで生成された女性パイロット(クローン)の人工ニュータイプ、彼女と主人公の少年が意識の交差をする場面が一番泣けた。 彼女が戦争が終わって唯一生き残った12番目の人工ニュータイプとして辿った道が、捨てられてものとして娼婦の道だったと。 実験の繰り返しで体がボロボロになっていて、おまけに戦争が終わればまだ未成年のレベルだった当事に生きていく術を与えられずその世界に入れられて生きていたと・・・・

 ここまでの事を主人公が彼女と深層意識レベルで交えて、暴走して彼女を殺す寸前に、その事実を知った主人公の少年の深層意識が、殺戮のプログラムを発動させたガンダムのシステムを止めるというシーン・・泣けたねぇ・・・ ラストもそりゃぁ泣けたけれど、人間の奥深くの小さな愛ってもんをここで表現しているのが良かった。

 正直、ガンダムを今みる自分って自分でも「オタク」的というか、アニメといったジャンルに抵抗も感じている、そういったアニメは子供の見るものといった根強い世代に教え込まれた子供だったから。 その考えが半分、そしてもう半分はとても奥深くこのアニメの物語が素晴らしいと受け止める自分がある。 すごく葛藤が実はあるのですねぇ自分には。

 ただ、ふと思い出した・・・それは、アメリカ、カナダではそういえばヒゲの英語の先生(72歳)のおじいちゃんも、カナダにいたときのルームメイトやら友達(結構年齢のいった人ばかりでした)はこぞって「スタートレック」を見ていた。 多分日本では考えられないぐらいの人気なのだ。 スタートレックのある曜日はその時間が来ると、みんな早く家に帰ってTVの前なのだ。

 思わずヒゲは「スタートレックみてんの?」と友達に言うと、ほとんどの人から帰ってくる答えが「あれは人間ドラマだよ、幼稚なSFとは全然違うよ」だった。 72歳のおじいちゃんも誕生日にその時公開されたスタートレックの映画のチケットをプレゼントされて一緒に彼女といったと嬉しそうにいっていた。

 ほんまに年配の人がこの72の友達だけでなく、まじめに多くのお歳よりもスタートレックを見ているのだ。 で、気が付いたのが・・・日本でガンダムがここまで何十年と続いているのは、ある意味これはもうアメリカで言うスタートレックの域だと強く感じた。 まさしく人間ドラマだ、ロボットやら宇宙船は出てくるが、ほとんどシチュエーションとしてあちらのスタートレックだわなと。

 初代ガンダムからはじまって今のユニコーンガンダム、まさしく人類の進化をベースに物語が進むが、いまやこの年齢でこの世界感が20代の頃よりも深く感じられだした。 地球に住む人間と、スペースノイドといわれるスペースコロニーに住む人の自治権やら独立の話の中で、人間があらたな進化を遂げていることを言っているが、この時に、宇宙移民して何世代もすぎ、そこで生まれた人と地球で生まれた人の考え方の違い、思いの違い、感じ方がすでに根本的に違っているのがいまようやくこの歳でわかったのだ。

 だって、今の我々ってこの地球に暮らしていて、故郷といえて、でも土地があって大きな星としてだからそんなに意識したことがないはずである。 空気も水も空も普通にあって、最近あった東日本の震災でないけれど、いまある全てがあまりに当たり前であると、一つ一つを感謝するまでもなく当たり前に暮らしている人がほとんどだと思います。

 けれど・・・スペースコロニーが居住区になって、人間が生きているけるとちゃんとなっていたとします。 そこで生まれた人は常に自分たちが宇宙の只中にいて、太陽が太陽として見えないような距離の位置に存在し、空気も購入しないといけない社会で、作り物の自然と空と山と・・・どうだろう? だからここに住む人が地球人よりもとてもシビアな環境にいて、でも生まれた家はこのコロニーで大地があるわけでない・・・ちょっと上手く言えないが、こんな環境にて生まれ育った人は、我々のような地球人よりも意識的にかなり違ったものを形成されて、そしてそれが彼らになりに当たり前で大人になって生活していると・・・

 この時点で確実に生命としての今までの進化からすると、不安定な環境の中で生き抜く人間達は新たな進化をしてもおかしくないし、心の持ち方が地球に暮らす人間とは桁違いではないかなと。

 これの実証できるのが、カナダで学校行ってた時に、イランから亡命してきた男性がいた。 見た感じがまんまフセインみたいな男性だった・・・マスタッシュ(口ひげ)でガッチリした人だったが、なんと彼はヒゲよりも何歳も若い青年だった・・・・しかし彼と彼女は戦火を潜り抜けてこのカナダにきたと言っていた。 劣化した社会の中で生き抜くと、人間はこうも違って形作られるのかと驚いたものだ。 考え方、そして行動がほんまに年齢とえらくギャップがあった。

 これから、上記の地球とコロニーにすむ人間がもう違っていても当然と・・・それを深く考えさせられる台詞を、この物語に出てくる敵がわとなる王女様が言うのだが、その言葉は重かった。 こんなところ、やはり大人の物語なんだと感じた。 今の監督に脚本家はすごい! なもんだから、これ見て何回も見るたびに細かなことがわかってきて涙腺がゆるみまくる・・・・

 ガンダムはスタートレックと同じく長く長く続いて欲しい物語だ。 でも、おじいちゃんにおばあちゃんがこれらの物語を見て絶賛する国、北米・・・こんな感じに日本人も年齢重ねた人でもアニメなんてといわず見てもらいたい物語かもしれない。 こんな所、変に大人ぶるのが日本人かなと・・・で、中身は惨めなぐらい幼稚だと感じるヒゲだ・・・(今の社会の中身みてごらん、ほとんど幼稚園とはいわんが小学生か中学生レベルだぞ思考が・・・かなしい)

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