1月8日金曜日
シーズン3に突入している我が家の薪ストーブくんたち、そして色々とアウトドアでの経験とかも取り入れてほぼ確実に失敗しない薪の着火方法が出来上がった。
でもこれよぉ~く考えたらほとんどキャンプファイヤーなのよね。(^▽^;)
ある薪ストーブのサイトでキャンプファイヤーでの着火の方法を伝授したのだが、それを薪ストーブ特性に変化させている。
では順を追って説明しよう!(今回はスチール写真で動画ではない)
用意するものはこれらだ。
新聞紙を3ページ分ぐらい(新聞紙を広げて半分が1ページ・・・あたりまえか?(^▽^;))
左からメインとなる太い薪(火室に入る大きさなら程度を考えてなるべく大きい物を!、決して一発では火なんて付かない、でもこれに火がまわったらいいなぁ~と想像できるようなものですね(^^)v)、それから細めの薪、ただし・・・ここでの薪はヒゲがあえて丸太的なものや枝を使用していますが、カットした薪でもいいです。 最近はこのぐらいの割らずに丸太的なものをなるべく使用しています・・・火持ちがいいからですね、それと熾きもぐっとねばります。 それから下段の左で初期に火がつく役目の小枝類、これはブドウのつるです、そして廃材・・・これは工芸屋さんでもらってくるもので、ペンキぬっていますが、これぐらいは使用します。(こんな色がついているものは使用しませんなんて自分をがんじがらめにはしませんです)、廃材はよい着火剤ですよ(^^)v
で、今回は火室はこんな状況で昨日の夜7時にはもうアトリエを後にしてストーブはそのまま、でも今朝見るとちゃんと炭火が残っているのでこれをマッチ代わりにします。普段はマッチから始めます。
では、いきなりしょっぱなからポイントですよ(^^)v こうして一番太い薪を両サイドにあまり離さずに、でもあまりギューギューにしないで絵の様におきます、ここで重要なのは写真の様にストーブに対して空気が入るエアー口へ向けて両方がこちらに向くようにセットします。 これを横に薪を置いて空気口を塞ぐようなおき方はNGです(ーー;)
こんな感じです。 イメージとしてはストーブの空気口からエアーが入り、それがこの二つの薪の間を通って上に上がり煙突に抜ける感じです。 これでもうおわかりいただけたと思うのですが、この土台となる大きな薪の感覚が狭まるほど、その空気が間を流れる流速が高まり、炎の威力が増します。 でもあまり詰めすぎると上に乗せる薪が不安定になるのでほどほどにです。 アウトドアーでの基本となる焚き火の方法です。 これを薪ストーブ様にと言うのは、空気口への向きだけの事なんですね実は(^▽^;)
さて、用意していた新聞紙をクシャクシャに丸めてこの大割り土台薪の間に挟みます。
こんな感じです。今回だけの注意点は・・・下にまだ火のある炭火を利用するので早く次の作業しないと煙がモクモクあがって、最悪火がついてしまいます。 でもそれがなくマッチからだとゆっくりあせらずやっていけます。
ヒゲは今回は炭火ですから煙がモクモクあがる前に、火がついてしまわない前に次の作業となる初期着火様の小枝をこの新聞紙の上にかぶせて乗せていきます。これもギューギューにしなでいなるべくまばらになるように乗せていきます、そんなに量はいりません、このぐらいで十分です。
では次に廃材です・・・って(/||| ̄▽)/ゲッ!!! 煙がもう出てきた・・・や、やべぇーーー・・・って実はこれ・・・ヒゲまだ煙突ダンパーを閉めたままだったのです・・・だから火室から煙が出てきてました・・・落ち着いてダンパーを全開にすると煙はまったく火室から出てきません・・・ドラフトは横引きありますがいいんですよヒゲの施工では(^^)v
本当はここで火をつけてしまってもいいのですが、その後の次の薪を放り込むのが面倒なので、今回は小割り程度の枝の薪をこの上に乗せています。 さきほどの煙が見えないでしょう、これはダンパーを全開にしたからで、煙はすでに煙突に吸い込まれています。
はい!こんな感じで出来上がり!!(^^)v もう下の新聞紙は燻って煙出ているのですが、扉全開でもこちらには煙は出てきません・・・煙突は長さとその太さが命です!
で、本来ならここでマッチをすって下の新聞紙に火をつけるのですが・・・今回はこのまま扉を閉じます、バタン!・・・・でシーーン・・・・(ーー;)
それから数十秒後に(早ければ数秒後ですが)「ボッ!」と音を立てて燃え上がります。燃え上がった瞬間からガラスが結露してこうなりますが、それもいずれ蒸発します。
それから1分からちょっとするとこのように火の勢いがよくなります、これは新聞紙からブトウのつるが燃えて廃材にも火が回っているからです・・・でもそこから・・・・
いったん火が弱まります、これは燃えていた廃材等が炭素か後の熾き火になる前だからです・・炎が上がらなくなるのです。で、本来はこの少し手前で次の薪を投入するのですが、ヒゲは先ほども述べましたが、それが面倒であらかじめ次の薪を上にのせていたのですね。 で、今度はそれに火がまわってきます(^^)v 計画通り。
で、それがこれです、後ろにずれてしまっているようです、次の段階に入って樫の木の薪に着火しています。 今回のこの木々はどれもほぼ樫の木です、樫の木はその火の持ちの良さがべらぼうに良いのと火力が全然違います。 火に力があってゆっくり分厚いカロリーを長時間放出します。
で、最後ですが、廃材などの役目は終わり、その樫の木が綺麗に燃焼しはじめている絵です。 こうなるともう大丈夫! あとは温度が200度付近になったらダンパーを全部締めてエアーはそれなりに調整しちょっと太目の樫の木を投入すればこれで2時間ぐらいは平気で燃焼するんですよ(^^)v 樫はいいわぁ~やっぱり。
と、いったぐあいですが、この方法はこういった扉にエア口があるストーブには最適で、ほぼ失敗しません。オートマチックです。 ストーブでうまく着火できないと言う人は是非やってみてくださいね・・・でも煙突掃除はしっかりしてくださいね、ドラフト命ですから薪ストーブも暖炉も。
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