6/29/2011

やはり見てしまう・・・(^^ゞ

6月29日水曜日

 このあいだヒゲの父親がNHKで今やっているコズミックフロントを数話録画してくれていてそれを見ているのだが、初回が宇宙の泡理論・・・それにともなる未知の物質ダークマターの存在に少しふれ、次が地球外生命の話だった。

 つい最近みたのはその初回に触れたダークマターに迫る話だったが、これを見ていると・・・やはり・・・見たくなってみちゃうものがあるのですわ・・・それは・・・・

 うわっ!お・た・く!・・・といわないでぇ~(って言われてもしゃぁーないが・・・(ーー;))

 現在GINAXと社名になっている会社が制作したOVA(オリジナルビデオアニメショーン)「トップをねらえ!」なのだ。(^^)v





 もうかれこれ1988年だからこれ公開されたの・・・23年も前ですわ・・・・なのにこの物語いまだ何回も見てしまい、感動してほんまに泣いてしまう45の親父がここにいるわけです。





 これを当初見たとき軽いショックがありましたねぇ・・・キャラはまさしくアニメ2次元オタクが喜びそうな女の子キャラそのもの・・・正直ヒゲはまぁーーーーったく興味なしでしたがこの2次元萌えキャラ系・・・・可愛いなぁぐらいで、出来ればシリアス路線のキャラにして欲しかったぐらいですけれど、このキャラでよかったと思っています今ではね(^^) シリアス路線のキャラだと話がかなりシリアスだから重くなりすぎてダメだとわかりました。




 なので、これ最初に見た人はこのキャラに抵抗があるひとは見てないと思います。(ヒゲもそうなりかけたが、なんせ庵野が制作したアニメなので期待はできると思い我慢してみたのでした。(;^_^A アセアセ・・・



人類は木星を1/30000に縮小させて縮退を利用してのブラックホール爆弾
を作ったのですねぇ・・・いずれこんなような物もつくりあげるのか・・・
いやぁ~その前に物理限界を超えた領域を人類は見つけ出しそうな気が
してならないヒゲですがその前に・・・

 それが正解でしたねぇ(ヒゲにしては)、軽いショックとはその科学用語、理論物理学用語、相対性理論用語などなど、当事丁度相対性理論を勉強していたヒゲはもうハマってしまって、すごく研究して調べているなぁ~と感心しましたよ。 で、現在これを見たのがなぜかというと、先ほどのダークマターの件で「超相対性」とか出てくるのですが、よくよく見ると、しっかりこの物語の中にこの言葉がでてきているのですねぇ。 もう完璧物理オタクの人がいるとしかいえませんな。(^▽^;) シュワルトシュルツ半径とか、エーテル理論とか・・・・ワープするときに見えるであろうスターボー(星の光が七色に尾をひいて視界から流れて消える現象)とか・・・・もうワクワクなそれらをアニメのこのロボットものでやってしまっています。 てんこ盛りで感激でした。




 で、主人公がそれらのことすごく知っているわけでもないのですが、彼女の武器は「努力と根性」なんですわこれが(^▽^;) ここらはまさしく昔のスポコンアニメ「エースをねらえ」とか「アタックなんばー1」あたりですな。 いやでも、ほんまに光の速さとは切っても切れない世界なので、3分遅れたら地球では半年たっているとか・・・浦島太郎現象がおきるわけですよ。 だから主人公がこの話じたいのスタートから1年とか2年ぐらいしか経ってないのに、彼女と同じ時間軸にいない人達は御婆さんになっているのです。





 そして庵野の演出がにくいのと、この人はやはり我々世代だから昔の日本国を意識したところが節々に埋め込んでいるのですね。 あのエバンゲリオンにしても、あのフォントなどひとつのその証ですな。 わざわざあのフォントを真似ているところがあるぐらいですから・・・確かに社会現象だわなぁ~・・・「補完」という用語もこのエバで有名になって「凍結」もそうです。 国会でも使われてしまって今では当たり前になってしまった用語・・・・




主人公はその位相空間から弾かれて
1万4千年後の地球の前に放り出されてしまうシーン
地球は助かったのか・・・それとも死滅してしまったのか・・・


 でも、エバよりもヒゲはこのトップが一番にきてしまいますいまだに・・・そして最終話の最後の最後までモノクロで演じたのもなかった試みだし、ほんとラストのラストでカラーになる・・・映画学校で視覚と演出の講義の授業でここらの手法などがあたえる人間の心の影響とか習いましたが、綺麗にそれを庵野はやっていると思います。



結果人類は生き延び、約束どおり彼女達を迎える
その時に出てきたお帰りなさいの言葉の「イ」の字が逆さに
なっているのが、1万4千年後の地球人の状態を表している
面白い演出だ。Youtubeで見てもこのラストで「泣けた」と言う人が
結構いたねぇ。 ある意味日本人のここらの演出や感覚と
同じものをUSの人もちゃんと持っているって事ですね(^^)v


 まぁこのガイナックスの前のジェネプロ・・・それが成り立つその時にこの人達を知って10代最後にいたヒゲはほんまにラッキーだった今も感じます。 まったくの彼らは「特撮・怪獣・SFオタク」の集まりだったのですよ。(^^)v 彼らは彼らの想いと夢を貫き通したのですねぇ。

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