11/19/2009

時計ストーブの設置に関して


11月19日木曜日


 本格的に薪ストーブを焚く(ような)季節になってきました。 (ような)とは・・・まだまだそんなに本格的には焚けない・・・ちょっと250度を超えると部屋温度は30度になって窓は全開、玄関もあけっぴろげないと熱すぎになって、アトリエのPC等によくないです。 で、リビングの時計もこれ1台で今の時期は3っの部屋を温めてしまえます。

 さて、そんな時にどうもこのヒゲの時計ストーブでのクラスターボードによる施工に不安を抱いているような感じの人がいらっしゃった様子がありましたので捕捉の説明をば!(^^)v

 ごらんの様に過去エントリでも紹介したように以前となんら変わらずにそのままの状態の時計ストーブと壁のクラスターボード(石膏ボード)。 煙突を外へ突き出すところ、ここがどうも心配になっている人がいらっしゃるようですが、1シーズン終わってごらんの様になにもなっていません。


 斜線の部分はかなり熱いです、50度は超えています、手でずーっと当てておくと「あっち!」となります、が・・・・この部分と本来の壁は30mmの隙間があり、窓の木枠はまったく冷たい! 全然10度以下です、そしてアルミ部分・・・おどろきと思いますが「冷たい」のです。外気の冷気の伝道で全然温められていません。

 以前の鋳物でのマウンテンではちゃんとクラスターボードにステンレスプレートをつけてそこに煙突を通したのですが、時計ストーブはもっと簡単に!お金をかけずにほんともっと気軽にと言う事をコンセプトに、しかし安全性はしっかり考えての施工を思いついた結果がこれだったのです。

 はっきり言って「クラスターボード」は燃せません! 煙突との接触部分が100度以上であろうとも平気です! クラスターボードを理解すれば恐れることはないと言う事で、これを見て心配と思っている人は、それを理解できていないわからないと言う事からの不安が生み出す心理なのですね。

 クラスターボードの表面を覆った紙は焦げます・・・がそこから燃えていって広がることは「ありません!」 1ワンシーズン火を本格的な時期にはまったく火を落とさずに昼も夜も焚き続けているこの時計ストーブ、今日も2日前からの冷え込みで一切火種を落とさずにずーっと焚いています。 燃えてません、最初の接触部分は焦げていますが、それいじょうは広がりません。



 全クラスターボードと壁とは30mmの隙間があり、クラスターボードの側面はとても熱く、手で触ると、触れない事はありませんが熱い!となります・・が・・・・その向うの30mm隙間をあけた壁は・・・・全然、まったくもって部屋温度と同じなのです! ただ心配だったクラスターボードが足りずにL字のエビ管部分と壁が近くにあり、ここを一番激しい運転をしている時に壁に触れてみました・・・・もちろん! 30度ちょっとぐらいでしょうか、体温よりも少し高い感じです。 クラスターボード側面の「熱い」はあの部分にはないのです。



 一応、消防法での設置条件を満たしています。ストーブとクラスターボードとの距離もそれに準じています。
 


 こうして、この時計ストーブは我が家を寒さから守ってくれて、1日中暖を与えてくれているのです。 ヒゲとしては多分一番簡易で簡素な設置だと感じます、故にこれを見て心配になってしまうかたがおられるのだろうなぁ~と感じるのですね。 でもご心配くださり感謝です(*^_^*) 大丈夫ですよ、いっけん適当になんにも考えてないような設置ですが、実はちゃんと消防法と自分のこれまでの経験、そして製品の材質を考慮したのがこの形になっています、ただ・・・・・ムチャクチャ簡単すぎに設置したって事ですね。(^▽^;)

 さて、今焚いている薪、実は今年の春前にカットしていた今年譲渡会でもらってきた原木達・・・ものすごくよく燃えています。 はっきりいいますが、ここ晴れの国では1年も乾燥はまったくいりません! 即そのシーズンには使えますよ。 それにここの所の気温の高い地球ですし、まして日本あっちー!わけで・・・2年乾燥なんてこの現状を考えたら「ヲイヲイ」になります。 セオリー通りの情報提供はいたしません、そんなのそこらへんの薪ストーブブログでもみてくればいいと感じます。 リアルタイムでのこの地区ですが実際の生きた情報を提供するのが一番かと思っています。




 上の絵の薪は今年の薪です、ただ・・・・ヒゲあまりよくなかったのが、川ぞいに置いてすでに2年もの薪・・・これが・・・・燃えない・・・・非常によくない・・・・どうも湿度をかなり含んでしまった感じです。 川沿いはよくないねぇ・・・日はとてもあたっていいのですが、影でも日がそんなにあたらないこの写真の裏側の薪も綺麗に燃焼するぐらい乾燥しています。 日ばかりあたっている方がいい・・・ではなく・・・ここが重要です!いいですか・・・・

 風が通る所で出来れば雨にあてない・・・・色々やっていてこれにいきつきました。 でないとこのイン側の薪がなぜ乾燥している?なのです。 日があたって好条件とおもいきゃ川がそばにある薪二年ものと、ガレージの中のイン側の薪で乾燥期間はたったの半年、しかし雨はあたらない、風は適度に通るが湿度もしっかりあるこの場所・・・なぜかとても乾燥しています。

 洗濯物の関するスペシャリストさんがNHKにて洗濯物のよい乾燥をさせる時に一番必要なものは!と言われて、それは「風、空気の流れ」ですとおっしゃっていました。 風が、空気の流れがとても重要のようです。 あと・・・井形にしていません、井形にしたもので束にしたものは中が蒸れている感じで風がしっかり通らないみたいです。 普通に単純にこのように積み重ねたものは蒸れずにすべてが側面ですが風があたり、乾燥交換がいいようです。 もし井形にするならばまんべんなく中も風が通るような形にしてやるといいかもです。

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