10/27/2011

L-Gaim VFX ビハイドシーン(と言うのかね?)(^^ゞ

10月27日木曜日

と言うことで、昨日の種明かしをば・・・

種明かしというよりも、こういう素材を使った・・と言うだけの紹介なんですが・・・(^^ゞ

こう言う特撮的なものは種を紹介すると、意外と「なんだぁ〜」という感じになってすごくショボく見えてくるんですが、他のかたってどうなんだろう? 人間が最初は「この模様はこうにしか見えない」というものに対して「実はこの絵とこの絵がここにあって重なってこう見えている」というのを一旦教えると、そしたら脳は融通がきかず、一旦それがわかると次はその絵を見ても最初の模様がなかなか浮かび上がらない・・・という、これに似ている所があるような・・・。

まぁ、そんなウンチクどうでもいいとして・・・でも脳の働きを覚えると、意外と色々な面で約にたったりします。

で、最初のエルガイムによじ登っているシーンは

これが背景で我が家の前



次がエルガイム君・・・なんと小さい・・・これだけだとほんとショボいわなぁ〜


そしてヒゲ自信の自作自演スタイル(お馴染みですねぇ(^^ゞ)


これがこうなると。


 

空の雲、色味、ボディーのテクスチャーなどなど・・・色々と盛り込んでいます。



そして次のホバーノズル調整シーンは

これが背景・・・上のもそうですが、一番はモデルと背景の角度と目線の位置です。 特に角度はCGモデルでないかぎり方向が動きませんので要注意! 目線はある程度比率でなんとかなりますが・・・あまりに違いすぎると意図したコンポジション(構図)から大きくかけ離れ可能性大です。



そしてこれがモデル。 上のもこれも普通に自然光ですが、一応想定しての光を考えて撮影、特にこれはちょっと夕日がボディーにかかるような場所で撮影。


あとは自分がしゃがんで調整しているシーンです。 これも色々なポーズを素材として撮影しておきます。 映画の撮影って考えられんぐらい同じ場面でも色々なポーズを撮影させられるのですよ。 これを知らないと「なんで、同じようなシーンを何辺もなんべんも撮影するの?」となります。



仕上げはこれも雲とか色味を整えて入れて完成!



すごい出来・・・なんて事はないですが、おおかたここらをなぞって製作すると、あからさまに取って貼ったというような合成写真だけは回避はできるかなと(*^^*) (いや、お前のもそうなってるじゃん・・って突っ込みはなしね・・爆(^^;))

興味のあるひとはドンドントライしてみてください。 こう言うのを早くの時期からはじめてずーっと楽しくやっているひとが、今のVFXシーンを支えている人たちですからねぇ。

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